活動

鳩 正義

Author:鳩 正義
Ghetto HP
Ghetto

出演-------------------
9/5@池袋adm

9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE

12月未明@両国SUNRIZE


チケット予約は下記メールまで。
連絡-------------------
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動画-------------------
悪童の乖

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7/21

07 22, 2017 | ライブ

 2017/07/21
 両国SUNRIZE
 【両国無法地帯】
 Ghetto Chapter63
 「Faint」
 1.MOON
 2.DAWN
 3.MADARA
 4.RIVER'S EDGE
 5.ORPHAN
 6.OIL

 ---

 人の輪郭が泡になって弾けた、水面まで浮かび上がったなら、差し込む光の角度で色は幾つにも変化した。
 泥のようになった身体を抱きしめて、まどろむように森の中を歩いた。
 夜露と霧が肌を冷やして、幾つもの妖精が揺れる軌道を描いて奥へと飛んでいく、桃色の鮮やかな残像。
 万華鏡のように散らばった葉の隙間を、道化のような黒い影が何度も往復してありきたりな冗談を耳元で囁く。
 何から逃げ出したのか、どこへ向かおうとしたのか、それすら分からなくなった。
 もう誰も傷つけることのない、もう誰も憎む必要の無い、森の奥、海の底、霧の中、霧が晴れたら崖の上で日が沈んだ水平線と、燃えるセダンのトランクで轟々と花束が燃えている。
 全部燃えていく。写真も香水もあの人の亡骸もヴァイナルもピザも蒸留酒もギターも。
 殺人鬼がバールを振りかざして、独裁者のようにスピーチをする。俺の頭を殴り砕いてくれるよう、跪いて必死に乞うのだ。
 でもふと、煙草に火をつけてどこかに行ってしまう。もう身を投げるしかない。

 ---

 倒産したばかりの工場、車の内装品を作るライン工場。午前二時。夏の夜。給水塔の梯子をケンジが昇っている。上から写真を撮りたいと言っていた。
 コの字の建屋で、真ん中のB棟、神待ち掲示板で釣った消防士をタツキとエイスケがまだシメている。アルミテープで縛り上げるまでは手伝った。
 目をふさぐ前、真っ赤に充血した目が印象的だった。瞳孔の開いた目は光線を発射しているようだと思った。
 家出少女役のユカリがお酒を買ってこようよ、と行った。何がいいと聞いたら、チューハイならなんでもいいと。
 眼球の裏側が痛い。肺の奥まで空気が入らないし、鉛のように足が重い。きっと俺は向いてないことをしてる、無理をしてる、コンビニに行く道中でそんなことを考えていた。
 少しばかり高揚感を感じたりするのは、結局のところカラオケでケイが言っていた「センセー達が守ってくれてるって頭のどっかで分かりながら、はしゃいでるだけ」ってヤツだ。これはもうその範疇を越えてはいるが。
 進学校は陰険で誰を蹴落とすかいつも嫉んでる猿ばかり。怪物の腹の中のような小さな社会をコンクリートで押し固めた、気持ちの悪い蟲毒の壺だ。
 無理して悪戯でもなんでもして、それはいつも自分が猿であることを誤魔化すためだった。
 あいつらがそれを自覚していたのか、俺には分からない。タツキは自嘲的に悟っていた節はある。俺はあいつらを見下して安心していたかもしれない。いつも少し輪の外で見てヘラヘラ笑って、飽きたら遠くの家の明かりばかり眺めていた。
 もしかしたら見下してる人間を一人、傍に置きたかったのかもしれない。
 あるいは物事はもっと馬鹿馬鹿しくて、あの子と仲良くしてやってと、独りで寂しい子だからと大人に言われて取り合えずグループに入れていたのかもしれない。
 時折愛玩動物が世話をされているような、面倒を見られているような、そういう胡散臭さや気だるさを感じないではなかった。最初はそれもお互い面白かった気がするが、もうきっと皆飽きていた。
 興奮が欲しかった、地球に爆発して欲しかった、隕石が雨のように降って欲しかった、山ほどの火薬が欲しかった、なんでも言う事を聞く奴隷が欲しかった、クロムハーツの指輪が欲しかった、エアジョーダンが欲しかった、ヘ××ンが欲しかった、睡眠薬が欲しかった、シャンパンが欲しかった、札束が欲しかった、ハマーが欲しかった、雷を自由に操れる能力が欲しかった、なんでも話せる友達が欲しかった、好きなときに好きなだけ利用できるバッティングセンターが欲しかった、ワンピースのエースのような兄貴が欲しかった、マイナーな雑誌を販売日に売ってくれる店が欲しかった、話の分かる発明爺が欲しかった、自家用ジェット機が欲しかった、グアムが欲しかった、ゴツい拳銃が欲しかった……。
 コンビニで買った氷結を一気飲みして、早速おぼつかなくなった視界で俺はそのまま帰ることにした。なんとなく、このまま放置するだけで彼らに会うことはもうないだろう、とそんな気がした。ユカリともう一発やっといた方がいいかなと少し頭をよぎったが、それよりも遥かに独りになりたかった。
 少しいい気分だった。軽く地面を蹴るだけで長距離トラックも追い越せそうな。
 遠回りして、広い国道を携帯CDプレイヤーでメテオラを聞きながら俺は歩いて帰った。
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6月~月凍リ仕舞

07 13, 2017 | ライブ

 なんだか前回の日記からずっと走り続けてた気がする。
 今はようやく一息ついてる。その証拠に一昨日辺りから体調を崩した。気合って分かりやすいネ、本当に……。

 2017/06/14
 両国SUNRIZE
 Ghetto Chapter59
 「団塊は死ね!!!!」
 1.MADARA
 2.悪童の乖
 3.OIL
 4.RIVER'S EDGE
 5.ペレストロイカ

 ※久々のPUNiK、ダーハマさん、クラッシャー、キドクライア、そしてガーリックボーイズのPETAさんと。
 Ghettoは要するに「ぼくがかんがえた、さいきょうのろっくばんど」のつもりなんだけど、なんのことはなくて、誰もが自分たちの事をそう思ってる。音楽やバンドに限らず、なんでも。特に始めたときなんかさ。
 でも実際そうはなれてない人や、変わってしまった人もいっぱいいるだろう。大半だと思う。
 俺はな、そういうのはハッキリ言って嫌いなんだ。
 それをポジティブな言い方にすることは出来るけど、そんなの逃げだろ。自己啓発はそのままズバリ正解ってワケじゃねえ。
 ネガティブのまま受け止めればいいじゃん。逃亡は否定しねーけど、逃げるとこはそこじゃねえ。
 まっとうに包み隠さず正面から、無防備にネガティブを受け止めた人だけがネガティブはネガティブだけじゃないってことが分かる。
 だから何度も間違いながら、ぐるぐる同じところ回りながら、少しずつでも這うように正解に向かえるんです。

 2017/06/23
 大宮ヒソミネ
 Ghetto Chapter60
 「Negotiator is dead」
 1.RUST
 2.ORPHAN
 3.MADARA
 4.MOON
 5.OIL
 6.RIVER'S EDGE

 ヒソミネは2回目だけど、なんと2回目にしてご縁のあった店長、岡田さんが辞めるということで再来。
 タイトルはだから、分かりやすいだろ? そのまんまだ。ケレン味が効いてる気がして、結構気に入ってる。
 交渉人が死んだ(殺すなよ)ので、MCも無し。
 ここはステージ上に鏡面のVJを投影できるスタイリッシュな設備があるんだけど、俺らのときはアニマルコレクティブの映像作品だったらしい。
 それでこれがまぁバチハマりだったんだと。
 まぁ、そうでしょうね。結構俺ってdownyの影響強いし。Ghettoはドラマチックなシチュエーションに強いです。
 トッパーでの岡田さんのノイジーなソロも、なんというかナゴム的で愉快だった……あ、そういう人なんだ……って。「納豆工場で働く」
 もっと早くに会いたかったかも。ま、こればかりは仕方ないね。

 2017/07/03
 両国SUNRIZE
 【両国無法地帯】
 Ghetto Chapter61
 「月凍リ死合」
 1.悪童の乖
 2.OIL
 3.RIVER'S EDGE
 4.RUST
 5.MADARA
 6.ORPHAN

 新潟から言葉翔を迎えて。個人的には気合も充実してたから、イベント前の試金石的な一戦で挑んだ日。
 タイトルはトリプルミーニングです。口に出すと分かるかな。
 因みに俺は言葉翔さんの「冬と赤い夢」が強烈に好きで、俺にとって”愛”という言葉を世界で最も素直に受け止められる曲。本当の”愛”だなと。
 だからこのタイトルにしたんだけど、しばらくこの曲はやっていなかったように思う。意図的かなと。
 そしたらこの日はやってくれたもので、感慨深かった。今は、この動画より3倍は凄くなってる。
 言葉翔を知らないのは損失だよ……。

 そしてこの日です。
 2017/07/08
 三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
 Ghetto Chapter62
 【月凍リ仕舞】
 1.RIVER'S EDGE
 2.RUST
 3.ORPHAN
 4.MADARA
 5.悪童の乖
 6.ペレストロイカ
 ~アンコール~
 7.OIL
 8.DAWN

 この日のセットリストは俺が考えたんだけど、正直かなり悩んだ。因みにアンコール二曲までしっかり考えてました。強気。
 割と曲順だけザックリ決めて、次の曲に移るまでの時間はフリータイムというか、各々のアイディアの見せ所みたいな感じでもある。この日は二人のアイディアが炸裂してたね。
 ある意味Ghettoが一番ライブしている瞬間でもある。そういうところを楽しんでもいいぜ(笑)

 ツイッターでも書いたけど、改めて出演してくれた人たちのことを。
 gloptin:
 gloptinさんを誘う、というのはもうGhetto三人満場一致で。絶対相乗効果になると思ってたし、その通りだった。
 最初にgloptinさんが起こした波紋(というか津波)は、しっかり最後の俺たちがいる岸辺にまで押し寄せた。
 俺の中では、最終形態でgloptinさんが人体発火を起こして、キャンプファイヤーさながら皆で輪になって囲ってフライパンをしばく、というビジョンがあるんだけど、どうだろう。(何が)
 魂の方ではすでにそれが築き上がってるのが素晴らしい、あとは肉体や物質が追いつくだけ。
 実はそれとなく色んな搦め手で「最初から見ろよコノヤロウ」って方々で促してたんだけど、それが功を奏してか、他の人たちも大変刺激になったようで嬉しい。そういう、影で「ウシシ」っていうのが好きなんだよ俺は。
 gloptinさんが”始舞”で本当に良かった。完璧な仕事だ! 最高!

 ヒステリカヒストリア:
 まり子さんのブログを読んでて、「え、そうなの?」って感じだったというか。俺らから呼ぶっていうか、なんか、俺らみたいなあまりお笑いでない人たち好きじゃないのかと思ってた。
 いや、本当は面白いことも言いたいんだけど、どこまでいってもツルツル滑る感じあるから、それはいいやって思ってて。俺は。
 とはいえハコ側の刺客としては、かなりナイスな仕事してくれたと思ってます。まさか胃を攻めてくるとは思わなかった。(コーラ+青汁+プロテインブレンドを飲まされた)
 ちょっと変態ぽかったら申し訳ないんだけど、まり子さん(パートが同じなのでどうしてもまり子さんのイメージ強いな)みたいな不器用で頑張りやさんで朗らかな女性は凄い好きですね、俺。
 なんというか、Sッ気を誘うというか……こういう強気そうで実は色々気を遣っちゃう女友達スゲー楽しいよな、みたいな。やっぱ変態っぽいな。”友達のお姉さん”って感じとか。あー、これもダメだな。凄いコアな趣味みたいになってきた。辞めよう。
 真面目に言うと、紅一点でもお飾りじゃなくて、むしろバンドを牽引している頼もしさ、人柄が美しい人だと思う。
 音楽的には、声量がもうちょっとあって、和音がポスト要素入ると好き。メロディは力あると思う。

 Garrett
 リドさんがゴリ押しで入ってきたのには本当にビックリしたというか、ヒスヒスも強引に入ったのであれば、もうこの日は結局全部Ghettoで集まった面子ってことじゃん。
 やっぱり極度の人間不信だから「マジカヨ」って気持ちは拭えないんだけど、なんだろう、嬉しいゾ……じんわり嬉しいゾ……スルメを噛んで味が染み出してくるように嬉しいゾ……。
 みんなリドさんの大火傷したMCボロクソに言ってて笑ったけど、俺個人はぶっちゃけ全然悪い気はしてなくて。ああ、九州北部の大雨被害の話をしかけて、まったくまとまらなかった、って奴。
 まとまってないならするなよ、という指摘なら至極最もとは思うんだけど、災害でも事件でも、酷いニュースや出来事が耳に入ったとき、無条件に悲しくて仕方なくなる気持ちは俺も凄くよく分かる。
 おまけにそれって、多分それらしい結論は幾らでも付けられるけど、納得する答えってのは全然出ないと思う。
 まとまらない方が自然だし、動揺するぐらい傷つくのは、もうそれだけ繊細ってことでいいじゃないか。無視出来ない、どうすればいいんだろう、どう思えばいいんだろう、って立ち尽くす方が俺はむしろシックリ来るね。
 まぁSNSどうこうの話は本当によく分からなかったが……リドさんは楽しみにしてくれてたし、ドラムの人と隼人さんともバトルできて俺はとてもいい気分だ。リドさんと隼人さんはもう勝手に友達だと思ってます! 兄貴! 最高!

 mizuirono_inu:
 すごーく正直に言うと、勝手に超凄い人たちだと思ってたから、超凄い人を自分達の前に据えてガチガチに闘ってやろうと思ってました。
 メッチャクチャ最強の音出してると思ってて、それと真っ向から激突したかった。
 燃えました。燃えましたよ俺は。楽しめるしアガるし燃えるし、いいこと尽くめだコノヤロウ。有難う御座いました。

 Ghetto:
 もう書くことねえよ!! そうだな、やっぱりお陰様で、この日で一枚も二枚も皮剥けたかなって。
 こんだけやれるんだってことが自信になったし、こんだけの人が力貸してくれるんだとか、こんだけの人を、自分はもっとずっと、どこまでも楽しませたいサービス精神旺盛な奴なんだと。色んなことが伝わった。頭の理解じゃ追いつかないぐらいだ。
 俺達がどこに向かってるのか、俺達自身も周りも誰も分かってねえし、想像もついてない。よく言われる。どうなるのか分からんと。
 これはもう、純粋に良い意味でも悪い意味でもあるんだろうけど、俺はそれがすっげぇワクワクする。


 誰も知らないお話にしようよ。

Birth

06 12, 2017 | ライブ

 2017/06/07
 三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
 Ghetto Chapter58
 「今際の際」
 1.ORPHAN
 2.MADARA
 3.MOON
 4.DAWN
 5.RIVER'S EDGE
 6.OIL

 この日はカナダからロックンロール+バグパイプ、という少しアイリッシュなバンドを迎えてのライブ。
 俺はどちらかというと洋楽嗜好だけど、ハッキリ言ってそこらの白人は殆ど関心が無い。やや嫌い寄りで。
 「そこらの白人」とは留学してた頃、「日本にいる白人」とは教会に通っていたり、何度か話しかけられたり(平均より少し多い)してよく知っている。
 自分が日本では結構な個人主義な性格であることも含め、白人は個人主義の下に生まれ個人主義の下に死ぬ人生だから、そもそも会う前から好きになる理由が無い。
 ちょっと分かりにくいな。
 噛み砕いて言うと、白人が日本に来る段階で「国内でやっていけない」か、「輸出できるほどパッケージングされてる」か、まぁ大体どっちかに分かれるわけ。

 なまじ日本人からすると鼻が高いとか、スタイルがいいとか、フィジカルに恵まれてるとか、そういう外見的なアドヴァンテージで有能と見なして、チヤホヤされがちなのがまた鼻につく。
 底意地の悪いことを言えば、わざわざ日本に来る理由なんて無いんだよ、白人様は。
 あるとしたら日本文化が猛烈に好きか、搾取だけ。
 でもハッキリ言って前者は自国内で弱者としての扱いを受けているから、他国の文化(特に日本だとヲタク文化)に逃げ込んできた、ってのがボチボチなわけで。
 ここまで言えば俺が「日本にいる白人」にむしろ懐疑的なことぐらいは分かるだろ?
 勿論色んな理由があってこの国に流れ着く人がいるから、一概には言わないけど。
 どちらかというと、白人相手だからってのぼせ上がる奴、普段は使わない英語とか相槌とか使いたがる日本人が俺は猛烈に嫌いだね。
 留学経験があるけど、ここは日本だし、俺は日本人だから、日本語を使うよ。
 日本に来たら日本語を使えとは言わない、俺は日本人だから日本語を使う。それだけ。

 まぁついでに白状すると、俺にも白人コンプレックスはある。
 俺だって半地下のガレージでバンド練習したかった。
 妙に説得力があって、しかし中身のない説教を叔父からされたかった。
 プロムに好きな女の子を連れて、親から借りた車の中でしこたまファックしたかった。
 野外でしこたまビールとウィンナーとハムとバターとジャガイモっていう食生活が送りたかった。
 しかし、それ以外は一切羨ましくない。
 俺は白人並に手足が長いし、服のセンスは一般的な白人を遥かに凌駕してる。
 並の白人の顔がどんなに整ってようが、俺はそれより説得力のある顔つきをしているし、自分のバックボーンをきっちり説明できる。
 自国の文化や自分の人生、自分の魂、スキル、知恵、思想に強烈な自信を持っている。
 主義思想人種を超えた、世界基準の俺がいるし、それを論理的にプレゼンできる。
 だから肉体的、文化的なアドヴァンテージ以外に外国、ひいては他人がちっとも羨ましくない。

 とっても話が脱線したが、要するにこの日の外タレは「演奏はエンターテイメントレベルに達するぐらい上手くて賛辞に値するけど、音楽的センスは無いね」です。
 あと対バンの大体が外人に媚びてて「お前らは日本人でもなんでもない、つまり何者でもない」ですね。
 外タレが「今日の出演者はとても美しくて輝いてたよ、俺たち生きてる限り音楽を続けていこうね」って英語でMCしてたわけ。
 気取って「イェー」って大半が言ってたわけ。正直何言ってるかも分からずに、ただ乗っかっただけなんだろ。いや意味が分かってたとしても、言い返さないところが嫌い。
 俺だけが一人「You,too.(お前もな)」って返したんだけど、「Yes,off course」って外タレのボーカルがサラッと呟いてね。
 そういうのが会話なんじゃねえの……日本人の白人コンプも日本人も全部嫌い……。
 俺は日本が好きで日本にいるから、日本人はもっと自国に自信を持って、もういっそ島国の田舎者としてのプライドを貫いて欲しいと強く思う。

 あー俺だって栗色の髪で深緑の瞳で色白の肌で物憂げな瞳で、というかビョルン・アンドレセンやエドワード・ファーロングのような美少年に産まれたかった!!!!!
 うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

 個人的にこの日嬉しくなったのが、三番手の、えーと……ごめん、名前忘れたさんのギターの人が誕生日だったこと!
 俺、人の誕生日大好き! そこまでのライブすっ飛ばしてそのクダリ見たもんだから勝手に盛り上がったけど、まぁ多分結構強引な流れで祝ったんだろうね! なんか会場の雰囲気的にスベッてたから! でも誕生日って最高だよ! おめでとう!
 だってそこに至った年齢の分の年数前にその人が発生したんだよ? こんなにめでたいことって、他にあるかな?
 おまけにこの日は川サキの職場の人が子供が生まれたんだって! 凄くない? この日誕生日の人とこの日誕生した人がいるのって。
 ええーー!!! 凄いよ!! そりゃ日本のスケールで見たらどっかとどっかは毎日そうだけど、いやー凄いな! そういうことが毎日起きてるとかも凄いな!!
 誕生ってスゲー!!!
 おまけにこの話は下記のライブにまで繋がる。

 2017/06/10
 飯能East Court
 村男企画『山本真吾と行く 山あり山あり』
 セットリスト
 1.告別
 2.セミナー
 3.ロボトミー
 4.フィロソフィー
 5.夢が叫んだ(カバー)

 最近出来事と時間軸が曖昧で、印象と時系列が均等じゃないのだけど、つまりいつだったか覚えてないが強烈な印象に残っている、山さんとむっくん(村男)と乖離。の4人で我が家で鍋をしまして。
 それがド偉くむっくんの琴線に触れたらしく、また食事会しましょう、ついでにライブもしましょう、と決まったのがこの日。
 いつの間にか全部決まっててビックリした。
 そして更に、この日この会場の常連さんの一人が誕生日が近いというので、皆でお祝いもしましょう、というニュースが飛び込んできた。
 そこで「ほー、盛大にライブに盛り込んだろうか」と思った俺は久々にカバーも交えて、最後の曲の前に、要約すると「誕生日っていいよね」的なMCをしたわけ。二番手で。
 そしてライブが終わった直後に「……あっっっ!!!? そういやサプライズだよな!!? し、しまった……!!!」とようやく気付いた。
 いやこれ本当、内心でかなり「ぐわー!!」ってなってて……「そりゃそうだよな、普通直前まで何も言わずに丹精に念入りに準備して『わっ!』てさせる奴だよな、なんの関わりもない俺がいきなり暴露しちゃったよ、ヤバイヤバイやっちゃった、どうしてそこまで気が回らなかったんだろう、やっぱり俺ってそういうとこズレてるっていうか頭悪いっていうか、うおおおおお……」ていうのが撤収までずっと頭の中でグルグルしてたんよ……。
 いやーまぁそりゃ「別にいいよ」「土壇場で協力してくれてありがとう」ってのが大半だとは思うけど、そりゃその人が「良いヒト」ってだけで、部外者の俺が入念に準備したであろう誠意を込めたお祝いの気持ちに、差し出がましく邪魔してしまったのに変わりはないし、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいだ……。
 というのは嘘で。
 誕生日っていいよな!! 俺、人の誕生日大好き!!(以下略)
 ガールズ%さんが諸事情で欠席になってしまったのが残念だけど、対バンの三人は皆色彩豊かで素敵なライブをかましてたし、その後山さんの家で(またこの家が最高だったんだわ)食った佐賀牛、屋久島の焼酎の三岳、というかもう諸々の全てが最高で。
 まーたベストな食事会を催してしまったのかと。
 いやーもうホント、ライブは辞めてただあの空間にいたい、俺は……。
 ライブしたあとだから美味しいっていうのもあるだろうけど、別に無くても絶品なはず……。
 弾き語り辛い……。
 お酒美味しい……。

 そんな日でしたね。
 明後日は両国SUNRIZEでGhettoライブです。これを待ってたぜ。
 俺たち最高の日。誕生する。

池袋~新潟

06 05, 2017 | ライブ

 一昨日の新潟の余韻を、日本酒と言う形で味わいつつこの記事を書こう。

 2017/05/31@池袋adm
 さだぼーpresent「誰かの所為にして」
 the afterglow/ヒステリカヒストリア/Ghetto/志万田さをり/Un traum/アスカとタケシ

 一年近く? 久しぶりに艶街の大魔王こと、さだぼーさんの企画に出演させてもらった。
 知らない箱に連れて行ってもらえることは大変有り難いことだ。
 本人がどこまで意識的に振舞っているのか分からないが、さだぼーさんは周りから好き放題言われがちだ。賛否両論だね。
 俺個人としては好き嫌い以前に、彼は「どこまでもバンドマン」、そういう印象が強い。
 ハッキリ言ってダメ人間なんだよね。俺も強烈に駄目だけど、質が違うダメさ。人間臭いっていうのかな。
 凄く先輩肌で面倒見が良い、自分の首絞めちゃうぐらい。格好悪さも全部出す。夢も見せる。
 ライブハウスが「夜のこどもたちの遊び場」であること、あり続けることの裏には、やっぱり彼みたいな人が一人はいたからじゃねえかなと思う。
 という、出演はしていなくても彼の人柄が強く出たイベントだった。
 よい夜を演出できる人を俺は素直に尊敬し、賛美を贈ります。有難う御座いました。
 まぁ、そのためにGhettoが提供したものは非常に大きかった、と自負しているけどね。フェアにいこう、フェアに。
 あなた仕掛ける人、私やる人。私仕掛ける人、あなたやる人。フェアにいこう。
 Ghetto Chapter57「私以外みんな間違ってる」
 1.River's Edge(新曲)
 2.ペレストロイカ
 3.OIL
 4.MOON
 5.RUST
 6.MADARA

 ※「こういうときは「さだぼーさん呼んでくれてありがとう」とか言うのがセオリーなんだけど、
 呼ばれて当たり前ぐらいの覚悟でやってるから、俺はそうは思わない。
 この場にいてくれる人全てに対して、感謝している。
 だからお前らの、この25分間の、退屈も興奮も怒りも喜びも、
 全部全部俺の所為だ」

 2017/06/03(土)
 そんな暖かい思い出を持ってしまった池袋から、この日の朝高速バスに乗って新潟まで。
 去年の八月、MUSHA×KUSHAにお声がけして頂いて以来の新潟だ。ライブは。
 goldenpigs presents
 「LIVE HOUSE MONSTER vol.27」

 火暗し(京都) / dragonchina(上越) / 鳩 正義(Ghetto)
 乖離。(東京) / チームやっし / イマイユウヤ

 そもそもの発端は、ライブでもMCで言ったけど、Ghettoと火暗しが四谷OUTBREAK!で対バンして、お互いに意気投合したんだわ。
 (因みにその四谷でやる切っ掛けは、根っこに臥狂さんやさだぼーさんの言葉添えがあったりする。点と線)
 それで火暗しが新潟でやるって言ってたから、「俺の古巣だわ、翔さん(ピッグス店長)によろしくね」と伝えたところ、次の新潟6月なんで一緒にやりませんかと。
 じゃあ行くよ、色んなものに再会するために、と、俺の目線では転がったわけね。
 勿論俺らの都合だけで転がったわけじゃなくて、色んなせめぎあう歯車が翔さん(ピッグス店長)の掌の上で合致したんだね。本当に魔法使いだな、あの人は。
 Ghettoではなく弾き語りだったのは、俺が「たまにはいいか」と恒例の気まぐれを起こしたこと、乖離。が新潟での弾き語り、久々にかましたいって欲求が合致したことが理由だね。
 こういう切っ掛けが無ければ行かなかったが、逆にこういう切っ掛けさえあればどこまでも行くんだな、バンドマンってヤツは。

 対バンは久しぶりの人と、初めまして上越のdragon china。
 まぁ先に言っとくと、東京、京都、地獄、上越中越下越が揃ったこの日のライブを見れた人は幸運ですよ。西、東、あの世、新潟三色を味わったわけだから。
 俺の偏見だけどマイケル(イマイユウヤ)は下越の弾き語りを総括するに相応しい人間性と音楽を奏でていて、この日はかつての記憶を更に塗り替える演奏と精神力に舌を巻いたし、中越(三条ロケットピンク)の顔チームやっしさんは相変わらずの「ライブハウスの使者」だったし、上越のニューカマーdragon chinaというインスト二人組は喋りが若くて滑ってるけど抜きん出たメロディセンスを発揮してた。
 まぁ、俺、多分dragonchinaとほぼ同世代やが……多分年上と誤解されてたから偉そうなこと言わしてもらうでな……。(泥酔深度2)
 そして野に放たれた陰獣こと乖離。と、都会の公園の鳥、こと私。
 まぁ乖離。さんは108歳のご長寿だから良いにしても、大体が俺のことを貫禄あるとかいい歳とか誤解している節がある。俺は今27だぞ。ロックスターやぞ。これでも平成生まれやぞ。最近ちょっと若返ってきたぞ。
 社会においても音楽においても、この数字は自分以外全ての世代を否定して、自分が神だと、周りが追いついてないだけでぶち抜けて正しいことをやってると、妄信的にそういう覚悟を持って突き進む数字だよ。

 という熱量と同じくらい、嬉しいことは覚えてて。この日はまとめてその決算が来たというか。
 改めて言うけど、新潟嫌いなんだよ。だから東京に今来てるわけで。
でも新潟には好きな人、好きな場所があって、その場所と人がいて俺は構成されてるわけ。
 どんどん学んでいく。
 かつて「どうしてこの人はこんなに格好いいんだろう」と思った、その人が守ってきたもの。
 どんどん学んでいく。
 「こんなに格好いい、この人が守ろうとしたもの、守ってきたもの、守っていくもの」。
 どんどん学んでいく。
 「あの人が守ったこの場所で、俺と君が巡り会うということ」。
 どんどん学んでいく。
 どんどん学んでいく。
 どんどん学んでいく。
 それが俺のアートを、音楽足らしめていく。
 セットリスト。
 1.セミナー
 2.フィロソフィー
 3.ダンチノコ
 4.告別
 5.MOON

 「俺と君が出会えたことは、あのヒトのおかげだったりするんだ。
 俺は君が好きだ、あのヒトも好きだ。あのヒトの分も上乗せして、今度は君のことがもっと好きになれるかも。
 あのヒトのことが好き、あのヒトが好きな君も好き、でもきっとそうじゃなかったら君が嫌い、
 俺達はきっと憎み合いながら、
 嫌い合いながら、
 赦し合いながら、
 認め合いながら、
 乾杯しながら、
 握手しながら、
 殺し合いながら、
 抱きしめ合いながら……」

陶酔(3~5月中旬)

05 18, 2017 | ライブ

 「久々にいいバンドを観た」という感想を貰うことが多い。
 不思議なことに、性別や世代に関係なくそう言われる。
 自分のことを褒められても素直に受け取れないことが多いんだけど、メンバーの功績があるからバンドを褒められると素直に嬉しい。
 が、実際のところ何が一番嬉しいかと言うと、「久々に」の部分。
 この言葉が意味するところは、実際自分達がいいかどうかは置いといて、
 「再びいいものに巡り合う為に、あなたはずっと探すことを辞めず、そしてついにいいものに触れたとき素直にいいと言える、そういう感性を守り続けてきた」ということだと思っていて、そのひたむきさと誠実さが嬉しい。
 褒められたときは、内心その点を指して「ありがとう!」と返している。
 「素敵なものが欲しいけど、あんまり売ってないから」って、なんだかいい歌にもあっただろ。

 それでなくても、Ghettoのお客さんたちは日頃からライブハウスに足しげく通う、ライブハウス自体が好きな人が多い。
 好きなバンドのためなら距離も気にしなかったり、話しかけるの得意じゃないけど声かけてくれたり、好き嫌いなんか気にせずイベントの頭からケツまでしっかり全員楽しんだり。
 みんな本当に音楽が、バンドが好きなんだなって感心する。感心してる場合ではないが。

 3/20@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR:「月凍」
 Ghetto春休み期間ということで、この月はライブ一本に。
 対バンで仲良くなった人と飲んだり、先輩と飲んだり、常連さんと飲んだり、飲んだり、新潟行って旧友と飲んだり、飲んでばっかじゃねえか!!
 この日はGISIRI、クロメ、PAPAPAとヘブンズでよく名前を見る人たちが勢ぞろい。
 プロレス、キワモノポップ、俺等、歌謡ロック、女装と変態パンク。三連休最終日、ライブハウスに来たなぁ、という感じ。
 心機一転のつもりでノーMCで演奏に集中しようと挑んだが、個人的には鋭さが足りず反省点の多い日となってしまった。
 桂木ヤコブソンas鮭オーケストラのアクが凄かった。とにかくMCが。あれは笑った。
 Ghetto Chapter 52:「月凍」
 1.MADARA
 2.ORPHAN
 3.MOON
 4.RUST
 5.悪童の乖
 6.OIL

 4/4@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
 急遽代打で亮弦が出演。ソロは約2年ぶりに見た。そのときは正直「ギターは天才的に上手い、曲もいいけどライブじゃない」ちゅう感想だった。
 が、やってることはあまり変わってないのにこの日は強烈に良くなっていた。なんだろう。まぁ事情は分かるけど、俺そういうのは無視するから。覚悟なのか月日なのか。
 決めポーズがとてもダサいのだが、それすら格好よく見えてくる。
 Ghetto Chapter53:「春と修羅」
 1.DAWN
 2.MADARA
 3.ORPHAN
 4.OIL
 5.ペレストロイカ
 この日は春休みを終えた川サキがより凶悪に進化して、全体のサウンドがグググッと底上げされた。
 うかうかしてられんな、と気を引き締める俺であった。

 ※「わたくしといふ現象は
 仮定された有機交流電燈の
 ひとつの青い照明です(あらゆる透明な幽霊の複合体)

 Ora Orade Shitori egumo...」

 4/13(木)東高円寺二万電圧
 「花鳥風月 第8想」
 波流乱満地獄変(はるらんまん・じごくへん)と二万電圧の共同企画。毎月開催されていて、乖離。がレギュラー出演している縁で。最近gloptinさんも合流したらしい。
 想像以上にノイジーな出演が多かったが、一番手の犬風が結構よかった。ピアノのように美しいクリーンサウンドと、ファジーなサウンドとをテレキャス一本で再現する弾き語り。歌い方は終始がなっているが、時折、清志郎を連想させるような感じ。
 全部犬の歌という、なんとも男気のある姿勢。個人的には少し単調に感じる部分もあったが、とにかく気迫と緩急が凄まじかった。ただ、もう一度観るとなると疲れるだろうなぁ。
 Ghetto Chapter54:「未来を選べ」
 1.RUST
 2.MADARA
 3.悪童の乖
 4.DAWN
 5.OIL
 時間が押してたこともあって、全速力で駆け抜けた25分。
 Ghettoはチューニング中や演出上無音の場面で誰かが喋るとキレるという、観客からすると理不尽極まりないバンド(たまに折れたスティックも飛んでいく)なので、この日も半ギレしつつ〆。
 それまで二万Vに出てそう、とよく言われていたので、ついに電圧かー! と思った。さすがというかなんというか、メチャクチャ音が良かった。酒はやけに濃かった。
 人が変わっても場所が変わっても、ハードコアの血がまだ残っているのかも。

 5/2(火)大宮ヒソミネ
 久々の県外遠征。ステージの美しさは度々SNSで見ていたが、生で観ると本当に凄かった。
 一番手のTia Rungrayさんは、音響(PAさん)も兼ねての出演。リハしてもらってるときから(この人絶対オタクだな)と思ってたけど、やはり音へのこだわりは驚異的だった。
 初めて観る二面のプロジェクションに、煌びやかで静謐なピアノ、そして轟音が重なる。ライブ前にも関わらず、危うく感動しかけた。胸打たれたなぁ。
 二番手のWolf Creekは、ノイズとシャウトし続けるボーカルの二人組。耳を消耗してしまうので外でモニター越しに、終盤だけ肉眼で見たが、途中でいきなり鼻血を噴出して、女子トイレに突撃してライブが終わった。事件のレベルで床が血塗れになった。
 どっかにぶつけたとかじゃなくて、本当に突然出たみたい。この日の前もやったそうだ。どんだけの気合でやってんだ。
 なんと高校生らしい。俺、その年頃の時あそこまで怒ってなかったなぁ。若さって凄い。
 三番手はGhetto。
 ヒソミネさんからは以前も話を貰ったが、春休み中だったのでパスしてた。
 すると3/20に、以前越谷でライブした時に初めてGhetto見た人が遊びに来てくれて。
 「また埼玉も来てください!」って言われて、丁度またヒソミネさんからお誘い貰ってたから早速行くことにした。
 バンドマンはこういう言葉に弱いんですよ。
 で、別にその方が来る来ないはどっちでも良かったんだけど(自分から誘うことしないし)、この日も遊びに来てくれた。最高かよ。
 最後のPot-pourriさんも随分オカルティな音楽性で面白かった。越谷でも思ったけど、埼玉って下手したら東京より濃いよね。
 ベッドタウンの抱える闇か、それとも別の何かが作用してるのだろうか? 埼玉出身の人間がいたら深く聴いてみたいもんだ。
 Ghetto Chapter55:「しとやかな獣」
 1.ペレストロイカ
 2.ORPHAN
 3.MADARA
 4.RUST
 5.MOON
 6.OIL

 ※「動物は何をやるにも自然の姿そのもので綺麗だけど、人間のやること為すことは取り繕ったように不自然で醜く感じる。
 けど、唯一人間の祈る姿だけは美しいと思う。もし何もかもを失くしても、祈ることだけは出来る。
 きっと叶う。あなたの祈りが、いつか叶いますようにと、俺は祈っている……」

 5/16(火)三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
 久々の1969!前回の衝撃が凄くて、この日も楽しみにしてた。前のバンドが爆音系で、音圧や迫力って意味で最初苦戦してたけど、個人的には尻上がりに良くなってるように感じて盛り上がった。
 早めに終わろうとするから、後ろから「やって!やって!」と駄々をこねてしまった。それが聞こえたかは分からないが、最後にやってくれた、パープルヘイズを引用した曲は最高だった。
 音楽の野性に目覚めた感動って、オマージュでもパロディでも、その魅力には勝てないやって思う。勝たなくていい、思う存分ぶちのめしてほしい。
 その後Ghettoは今年一番じゃないかってぐらい、ぶち上がったライブをかましてしまった。時々こういうことがあるから辞められない。
 全ての歯車が嚙み合うような、そういう奇跡的な瞬間があるんだよな。最前は雄たけびや踊りに乱れて、最高だったな。
 完全に支配してたってリドさんに言われたけど、それもやっぱり、紐解くと俺等の前に演奏した人たちや照明さんの演出だったりのエネルギーがその場に渦巻いてるからだと思う。
 この日もMC中の「鳩ー! 鳩ー!」っていう歓声が煩くてキレそうやら笑いそうやら、だってそれが知り合いという。
 知り合いが一番の敵というのはよくあることです。ハハハ! いや、勿論自由に聞いてもらっていいんですけどね。あれには参ったな。
 Ghetto Chapter56:「サンクチュアリ」
 1.ORPHAN
 2.MADARA
 3.RUST
 4.ペレストロイカ
 5.OIL
 6.DAWN

 ※「昔、日の出てるうちは外に出られない、何かが足りない子供が夜遊べるように、夜になったらお化けが出るから早く帰れって言いつけが出来たんだってさ。
 その何かが足りない子供が夕暮れに遊ぶ姿が、妖怪に見えて言いつけは本当になった。
 夜ライブハウスに集まる俺たちは、もしかしたらその、何かが足りない子供たちの子孫かもしれねえな……」

 「俺はバンドが好きだ。
 ライブハウスが好きだ。
 ここは、何かが足りない俺たちの最後の聖域だ。
 夜の子供たちの合言葉は”かなしみ”。
 明けない夜を」

 「I need a gun , You need a knife.裏切りの果て
 何を失っても、この子は守るから」

 【次回予告】
 2017/05/31(Wed)池袋Adm
 さだぼーpre「誰かの所為にして 」
 出演:
 志万田さをり
 Ghetto 19:10〜
 the afterglow
 アスカとタケシ
 Un traum
 ヒステリカヒストリア

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