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鳩 正義

Author:鳩 正義
Ghetto HP
Ghetto

出演-------------------
9/5@池袋adm

9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE

12月未明@両国SUNRIZE


チケット予約は下記メールまで。
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bloodthirsty butchersに寄せて

05 31, 2013 | 日常

 bloodthirsty butchersの中心人物、吉村秀樹さんが心不全で亡くなったというニュースを聞いた。
 別にこうまで記事を書くほど好きでもなかったんだけど。
 「七月」がとにかく好きでね。というか、kokoronoというアルバムが。
 音楽とかいうものは不思議なもので、どんなに好きじゃなかろうと、「これは名盤だ」という感覚はビビッと来るわけ。ピストルズとか、クラッシュとかビートルズとか。全然知らん奴が聞いたって、感覚さえ鋭ければ「こんなもの、生涯でそう何枚も聞けるもんじゃないな」っていう。
 間違いなくkokoronoは日本のオルタナシーンにおいて、そういうアルバムの一つなんだ。

 bloodthirsty butchersというB級ホラー映画じみたバンド名といい、あまりに神経質で臆病にかき鳴らされた爆音や喪失感は、その存在そのものがオルタナを体現していた。
 田渕ひさ子(ex.Number Girl)加入後、加入前で賛否分かれるところだが、俺も断然加入前が好きだ。というか、加入後の音源はロクに聞いたことが無い。
 別に田渕ひさ子自身は好きでも嫌いでもない。ナンバーガールではいいギターを弾いてたように思う。しかしそんなことは問題ではなく、そもそも吉村秀樹さんのスタイルにリードギターなんかいなくても成立するというか。
 それならスリーピースのもっと向こう側を見せて欲しい、という願望も俺のようなリスナーには存在するだろう。
 音源で聞いたときに、ギター二つ鳴ってるとか、三つ鳴ってるとか、そんなことはどうだっていいんだよ。違うフレーズが重なってようが。でもビッグ・マフっていう名器がギタリストの足元に存在する限り、そういった矮小ないざこざは吹っ飛ぶわけ。

 吉村秀樹さんが死んだことで、bloodthirsty butchersが死んだというような言い方をしているが、まぁそうだ。日本のオルタナシーンに大きな風穴が開いたんだな、と実感する。
 バンドとしての知名度は、一般人は知らんが、耳ざといリスナーなら皆知ってる、というなんとも半端な立場ではあった。オルタナってのはそういうもんだからね。
 その存在感もそうなんだけど、何よりも数少ない「オリジナルの怒り」を持った人がまた一人いなくなったことを寂しく思う。

 親近感というほどでもないけど、なんというかな。俺が例えばぐちぐち怒り狂って、くだらない罵倒なんかを吐いてたりして、それと同じことをこういうシーンの人は、堂々と語ってたりするわけだ。より鋭い形で。
 それは俺の代弁とかじゃねーよ。そういう初心みたいな気持ちをずっと持ち続けて、冷やさず、絶やさずその炎を燃やしていたってことだ。初期衝動なんかじゃない、嘘じゃない、インチキじゃない、ずっとこのままやってたっていうスタンスだから突いて出る言葉だったろう。

 駄目だな、大したこと書けないな。大したこと書きたいわけじゃないけど。
 「なんだそれ」って感じなんだよ。
 なんだそれ。今死ぬの? なんで? まだじゃん、全然まだじゃん。
 むしろこれからじゃん。
 悲しくもないし、嬉しくもないし、楽しくもないなー。
 どんな人か知らないけど、ドキュメンタリーDVD見ればちったぁ分かるだろうってのも悔しくて、全ッ然見たくねぇけど、腹立つよ。なんだか。なんで死ぬかな。俺まだ会ったことないんだけど。

bloodthirsty butchers - 7月(July)
http://www.youtube.com/watch?v=KzL35D2hdlE

 俺はtiger!tiger!tiger!がこの曲に負けてるなんて思ってないよ。むしろ勝ってるし。
 そう思ってたんだよ。ふざけんなよな。
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Happy Sunday

05 28, 2013 | ライブ

 日曜はライブでした。
 面子が集まらなかったのか、三組のみとなってしまった。
 まず一番手が俺らで、yugent初。非常にアクの強いライブをぶちかまし、空気を思い切りかき乱して終われた。
 前二回はなんだかんだWelcomeな空気があり、その点不完全燃焼が続いたが、今回はまことスッキリしたかな。お客さん完全に固まってたし。
 俺らは全力でやってるし、クオリティもガンガン上げてるので、俺らに限ってはお客さんが楽しめないのはお客さんのせいです。マジで。
 いやそんなこと言って、勿論フォローしたい気持ちもあるんだけど、なんていうかな。人間はもっと孤独でインディペンデントになるべきだから、特別こうしろああしろ言いたくない。
 みたいな感じ。多分、あまりライブハウスに来たことないお客さんも多かったろう。
 調子も万端で、今回のライブを見れなかった奴らにザマァm9(^∀^)ってところだ。

 外せない用事は誰にだっていくらでもあるものだし、俺にも勿論それで見れなかったライブもごまんとある。
 当然ながら、バンドはずっとライブをするわけではないし、次の日にはいきなり解散することだってある。本当に好きなら足がもげても親が死んでも行けよ、と思うし、でなければ所詮その程度だね。
 無論誰もがそんなに異常だと俺も困るから、普通かそれ以下の人間は、常識の範囲内で音楽を楽しんで頂きたい。無理と後悔のない範囲でね。ちょっと性格悪いかな?
 行く気がないなら行けなかったー、とか見たかったー、とか言うなってことだよ。自殺するときも生きたかったーって言うつもりか?

 2番手は誰だっけ。じ……誰だっけ?

 3番手、兼トリは舞奴。「まうやつ……?」だと思ってたんだけど、「まいど」でした。普通に考えたらそうですよね。
 80年代くらいの日本のハードロックって感じ。合ってるか? あの手の感じはよう知らん。
 初めて自前のマイクとマイクスタンド持ってきて、更に振り回す人を見た……マジクールだなアレ。絶対俺やんないけど。昔の奴らがあーゆーのカッコイイ!って思う理由は分かった。アレはカッコイイよ。
 あと4人のキャラも立ってるし、バンド!!って感じだったなー。なんつうかホント、テンプレだよ。ひねりもないし古臭いし。とにかく熱くて剥き出し、逞しい、っていう。
 でもインチキがないからね。そこはやっぱエネルギーになるんだよな。
 あ、音楽は全く好きじゃないです。アレで曲が良ければなぁ……ですよ。
 しかし40~50にもなってあのバイタリティとガッツはすごい。ああはなりたくないもんだ笑

 で、yugentは六月はライブをお休みして、レコーディング期間に入る。
 七月末に気合の入ったイベントに出さしてもらうんだけど、そこでまず数曲入りのEP、そして9月の自主企画で発売するアルバム製作に取り掛かるためだ。
 特にアルバム製作、4ヶ月前でも遅いくらいなんだよな……時間足りるかな。詳しくは語らんが色んな要素の各自締め切りがあって、早いうち早いうち、ってのがあるんだよ。そこはサラリーマンの仕事と何も変わらん。

 最近お酒とつまみとラーメンばっかり食ってるよ!よろしく!

club

05 26, 2013 | 日常

 昨日(日付で言うと一昨日)は数年ぶりにクラブに行った。the PLANET。金曜のナイトイベントで、DJがみんな女の子っていう。
 そんなに行ったことはないのだけど、クラブにはいい思い出がない……笑
 じゃあなんで行ったかというと、a crowd of rebellionとかいうバンドの漠とかいう人に誘われたから。とかいうって、むしろ、職場同じなんだけどな……。
 まぁ色々と衝撃だった点がいくつか。まず人が少なかった!金曜の夜だぜ!?まぁ今日が潟コン(新潟のバカどもが騒ぐ日)だったから、みんなそのチャージしてたんかもしれんが。
 時間帯もキッチリ終わる。色々法律なんやかやが厳しくなったんやろか? 長岡のクラブでさえ朝方までダラダラやってたのに。
 定期イベントに顔出すってのも初めてだったけど、なんというか、そうだな、普通だな……。その緩い感じがブランクありきの俺には気楽だったけど。
 あとPLANETお休みするらしいな。これはその日のDJの子から聞いてビックリした。初めて来たのに。表面上は改装リニューアルということだそうだけど。改装も何も、まだ開店して1年ちょっとだろ?デカイし綺麗だって聞くし。いやー、衝撃やった。
 俺そんなんばっかだな。好きなバンドが丁度知った時期に解散するかメンバー脱退(これホント多い)、漫画は完結、作家は死ぬ、初めて対バンして「お、いいじゃん」と思ったバンドはそれを期に活動休止など。。。
 え、俺が悪いのかな。いや、ただ単に情報を集めるのが遅いと思っておきたい。

 おかげさまで今日は致命的に内臓がだるいなか仕事をし、帰ってきたら吉田雅志さんから弾き語りのお誘いが来たので、ホイホイ路上に出かけた。
 さっき言ったように潟コンだったらしく、普段のしみったれた古町と違って若い子が多くて雰囲気違ったな。
 奴らは大いに盛り上がって、大いにおひねりも置かずに帰っていった。おおいいい!!お前タダでお前そんなに盛り上がってお前、ンな調子のいい話があるか!!!ボケ!アホ!チンカス!!!
 いやいや、楽しんでもらえて大変結構ですよ。音楽のあり方だね。気温的にも空気的にも暖かい夜だった。土曜日!って感じ。

 で、明日はライブ。なんだこの週末。みなぎってんなぁあああ。

5/26(日)
GOLDENPIGS RED STAGE presents“HAPPY SUNDAY!!”
Gina/舞奴/Yugent
OPEN 17:30 / START 18:00 ADV¥1,000- /DOOR¥1,200-

 よろしく!

Low-Fi

05 18, 2013 | カルチャー

 最近あんまり書いてなかったから、また書く。
 ローファイについて触れる。
 ローファイとは正式にはジャンルではない。音質のことだ。Low-Fidelityの略。低音質ってこと。
 たまにLow-Hiって書き間違えてる人を見る。おそらく低予算、またはDIYの製作で曲の高周波の部分が薄い(いわゆる「ハイ落ち」)ため勘違いしてるのだろう。
 勿論ハイ落ち、ロウ落ち(ハイ落ちの逆)はローファイでは日常茶飯事のため、全く的外れというほどでもない。

 で、なぜローファイな作品が世にあるかと言うと、前述の低予算、という部分が大きい。
 ちなみにアマチュアバンドが練習をとりあえず一発録り、で、CD-Rをライブで配布、とは訳が違うので注意が必要。
 当然バンドマンは最初から金持ちというわけではなく、むしろやや貧乏くらいの人間が多い。反面CD製作というものは普通の人が思うよりかなりお金がかかる。プロの技術や機材が必要になるからだ。
 そんな音質に興味はねー!とか、とりあえず曲を聴いて欲しいから!などの理由で、金のないバンドが意図して、または苦肉の策として、知恵を絞って、なるたけ安上がりに作品を作ることでローファイが誕生する。
 一般流通するCDはいかに生っぽいサウンドを鳴らしていても、97%くらいはかなりの加工が施されており、原型を聞くとビックリする。しょぼくて。スーパーの肉がやけに真っ赤だったり、たらこは真ッピンクだったりするのとおんなじだ。実際は大して派手な色じゃないんだけど、その方が見栄えがいいから、という理由で加工が施される。
 結果、表面をなぞることが大好きなアマチュア日本人は、化学調味料たっぷりのソレに耳が完全に慣れてしまった。
 そこに一石を投じたのがローファイという文化なのだ。

 始まりは80年代、コンピュータやマイク、ミキサーなどの音質や音圧に関わる録音技術と機材がどんどんレベルアップしていき、それをポピュラー音楽の人たちがどんどん取り入れてレコード業界全体がハイファイ(ローファイの逆)の傾向に傾いた。
 結果的に生の音からかけ離れて、いかに売れるか、気持ちよくさせるか、人々の耳に印象付けるか、という争いになったわけだ。
 これに対してアンダーグラウンドのシーンが、やっぱり金が無いので音質的には大したことのないCDを発表する。
 で、90年代はアンダーグラウンドとメジャーシーンがひっくり返るという、トランプの大富豪みたいなことが起きてた時代のため、一部のローファイなCDもバカスカ売れる、という現象が起きた。
 代表的なバンドがPavementだ。そう、この記事はPavementについて書きたかったのです。

 惜しむらくはローファイやそのバンドの精神性ばかりが注目されていることだが、当然このバンドの魅力はそれだけではないのです。
 とりあえず一曲紹介するか。

Pavement - "Shady Lane"
http://www.youtube.com/watch?v=iY91hVZqhHY

 これでとりあえずローファイがどういうサウンドか分かってもらえただろう。まずこのPV!何これ!何が伝えたいの?なんでところどころムダに逆再生なの?なんでクロマキー?ムダにツインドラムだし、なんで曲の最初で車に轢かれ、なんで曲の最後では運転手もいないのに車が走って、、、
 ドラムはダイナミックさの欠片もねーし、ギターはへなちょこだし、ボーカルはへちょへちょ。音程もへったくれもあったものじゃない。
のに、良い!
 これが音楽ですわ。音質などでは決してない。

 まぁPavementの歴史はwikipediaでも見てもらうとして、そのメンタリティにまず注目する。
 ボーカルのスティーヴ・マルクマスがかなりクセのある人間で、基本的に世の中を小ばかにしている。
 売れたバンドを馬鹿にしたり、メタルバンドのとんがり頭を馬鹿にしたり、ロックで熱狂することを馬鹿にしたり、NIRVANAから始まった暗いハードロックを馬鹿にしたり、とにかく小ばかにしている。からかってる、と言った方がいいかな。顔からしてからかってる。そういう顔だね。
 ロックで熱狂することを否定してはいるものの、ライブでの彼らは非常に魅力的な笑顔で、奔放に振舞い、たまに演奏を投げ出し、アホみたいな奇声を撒き散らし、心の底から音楽を楽しんでいる。
 その緊張感の無さが凄く心地よい。ロックのある種のスリルとは無縁だが、音楽の本質を突いている。
 彼らの音楽にもその表情は色濃い。穏やかで美しい。どこまでも楽しそうで平和なのに、どことなくブルージーなリフが後ろ暗さや諦観を吐き出している。

Pavement - Major Leagues
http://www.youtube.com/watch?v=13DfvdeH-io

 この辺になると音質の悪さは大分改善されてくるが、それは商業臭さをまるで感じさせず、曲やメロディの美しさが際立つ。ローファイも良いが、彼らの良さはそんなところに留まらなかった。

Pavement - Live - July 14, 1999 - In The Mouth Of A Desert
http://www.youtube.com/watch?v=_U2E7h_OXE8

これは初期のアルバムから一曲。俺がPavementで一番好きな曲だ。切なさがたまらない。切ないなんて狙ってないし、思ってないんだろう。それなのに、どうしようもない辛さや儚さを感じるのは俺だけだろうか。

 個人的にゃあ、別に世のバンドが音質重視だろうが音圧重視だろうが構わない。俺には関係のない話だ。
 でもそれを金があるとかねーとか、そんなんでどーのこーのってのは嫌いだ。
 そろそろyugentでも音源製作に取り掛かっているが、まぁやれるだけのことはやるんだけど、音圧を稼ぐとかは特に考えていない。音圧どんなに稼いだって、クソな曲はクソだよ。
 逆に、いい曲はどんなにしょぼかろうがいいもんだ。どうせだから俺はちょっと味付けしてスゲー良くしたくなるけど。まだ子供だからかな。ちなみに今のとこ音源製作にかけてるお金は、練習の時間をちょっと割いたスタジオ代だけ。安上がりだ!
 俺のポリシーの一つに「やれるけどやらない」っていうのがあって、すげー努力してすげー見せびらかして、すげーって言わせる、この流れって最高にダサくね、っていう。
 「やればできる」じゃないぜ。凄技もな、そればっかだとつまんねーし飽きちまうのさ。超一流はチラッとだけ見せるのサ。俺はそういうのに痺れる憧れるのサ。
 一つの技だけでやり抜くっても勿論イカしてるけどな。要はこれもポリシーなんだよ。ポリシーはポリシーを否定しない。

 マジのオルタナミュージシャンと違って、俺は音楽でお金が稼げるなら、それでいいと思ってる。
 それだけの対価は十分払ったよなと思うし(出費じゃないよ)、それだけのものは作ってきたし、これからも作り続ける。
 でも必要以上に、例えばCDが100万枚売れて、印税がウッハウッハ、みたいな偶像にも違和感を感じる。そんなの嬉しいかな? 一般人がその肩書きに関心したり、感嘆したり、嫉妬したりってのもよく分からん。
 100万枚なんて、人間ってバカなんだな、ということを証明し続ける数字だと思う。音楽は偉大だけど、別に凄いもんじゃないんだよ。ましてや一人の人間を大金持ちにさせるなんて。
 俺は今仕事に割いてる馬鹿馬鹿しい時間を音楽に費やせたらいい、だからそれぐらいの儲けでいいな。大してひもじい思いもせず、豪遊もせず、人生を謳歌できるくらいのゆとりがね。

 誰かが真面目にやりだしたせいで、それまでみんなで楽しくやってたのに、急に白けることってあるよな。
 この世の中はそんなんばっかだ。しょうもねー。もっとTake it easyだぜ。Let it goだ。昔から言ってるだろ?
 ということに気付かせてくれる、素敵な音楽です。ローファイ。

靴を見る人

05 17, 2013 | カルチャー

 機器ちゃんがシューゲイザーについて触れていたから、俺もグダグダ書く。

 多分回りにはこれ以上ないほどバレてんだろうけど、俺は上手くカモフラージュしてるつもりだから言っておく。
 俺はシューゲイザーがちょーちょーちょーちょーちょちょちょちょー好きだ。
 シューゲイザーというのは、簡単に言うとノイズミュージックとポスト・ハードコアが合体したような音楽だ。

 も一回言おう。

 ノイズミュージックとポスト・ハードコアが合体したような音楽だ。
 要するに、もう何回もどっかしらで言ってるけど、シューゲイザーはギターなんだよ。ギターの音楽。
 オルタナとオルタナの融合した音楽だから、もちょーオルタナなんだけど、最近はクソどもが砂糖にたかるアリのようにしゃぶってるせいで、一般にも認知されつつある。一般と言っても、CDショップに足しげく通う音楽好き、のレベルの一般な。

 まぁ簡単に言うとマイブラです。
http://www.youtube.com/watch?v=FyYMzEplnfU

 で、二回言った理由なんだけど、トンチキどもが勘違いしていやがるからな、シューゲイザーを。
 シューゲイザーっていうのは、空間系じゃねーんだよ。キラキラしてるとか、そういうのじゃねーの。
 上記のOnly Shallowという曲で結構な人間がぶっ飛んだんだわ。この音の輝いてる、そしてヘンチクリンな音はなんだ!? ってな。
 ネタバレすると、これ楽器の音じゃなくて何十にも重ねた人間の声。数多の人間がマイブラのサウンドを追い求めて機材を買い足しまくったり、ビリンダみたいな美人の女を歌わしたけど、そりゃ20%くらいの要素に過ぎないって言う。
 結局のところ人間の声に勝てる楽器はないんだよ。せいぜいピアノが引き分けってところだ。

 日本のシューゲイザーとかいうものは、エフェクターの処理でなんとかしようとしている感がすごく強い。
 それを神聖なメロディだかなんだか、クソの役にも立たない枕詞を着けて修辞してんだけど、そんなの俺に言わせればただのキモいポエムだわ。
 ただのエフェクティブなサウンドと、アンプとギターで掻きむしるフィードバックノイズは全然ちげーから。おまけにスクウェアプッシャーみたいに、それが計算ずくってわけでもないし。呆れて顎が床にくっついちまうよ。

 観点を変えて、シューゲイザーの成り立ちについて述べる。
 まずジャンル名。シュー(靴)をゲイズ(じっと眺める)という意味なんだが、これはそう呼ばれるバンドのギタリストが足元ばっかり見ていたことに由来する。
 で、なんで足元ばっか見てたかと言うと、足元でギターの音色をいじくるエフェクターを管理してたから。要するに作業するために手元をよく見てた状態。
 この姿が非常に根暗に見え、またシューゲイザーと呼ばれるバンドの歌詞もナンセンスで閉鎖的、内向的、文学的(これは俺の中で疑問符が残る)だったことから、超根暗なジャンル、というイメージがついてしまった。
 まぁ実際根暗は多いものの、別にそれはコンセプトやポリシーではない、ということを念押ししたい。

 俺がこのジャンルの魅力をまとめると。
・ギターが超目立ってる(ギタリストですからね)
・女性メンバーの存在(いないバンドも多いけど、比較的多いジャンル。絵的に綺麗だし、女性の声色は聞いてて楽)
・ボーカルがてんで聞こえない、むしろ聞かせる気が無い(歌詞カードに歌詞が無いこともザラ)
・憂いを帯びた感じ(やるせなさやヒステリックなどの、ロックに欠かせない感情はたっぷり詰まっている)
・破壊衝動(同上)
・何より美しい

美しくなければネガティブなんかじゃない!!

 無論この美しいってのは、顔の話じゃないよ。ま、顔もある面で美しくなければ、ただ醜いだけだがね。必要ではあるね。

 最後に「これがシューゲイザーだ!!」というバンドを紹介したい。

SUPERCAR - PLANET
http://www.youtube.com/watch?v=Vb6iENXTQm8

 Ride系統のシューゲイザーを日本で唯一こなしたバンドだな。後期になるにつれてクセが強くなってきて、ちょっと鬱陶しい部分も出たが、最後までシューゲイザー精神を貫いた数少ないバンド。

Coaltar Of The Deepers - My Speedy Sarah
http://www.youtube.com/watch?v=Vus3LACL7bc

 シューゲイザーとメタルを融合させたバンド。なんとこのトラック、衝撃の1992年発表の曲。最新鋭すぎるだろ。
 メタルもナパームデスやドリームシアターなどのちょっとやりすぎ系メタルを本気で愛好していて、それとシューゲイザーを力ずくで繋げていることに感心する。
 最近、今更有名になってきて嫌いになりつつある。それもこれも砂糖にたかるクソ虫どもの以下略。

 日本ではこれくらいかな。ルミナス・オレンジとかもいるけど、ブスだから除外

Ride - Like A Daydream
http://www.youtube.com/watch?v=CrDHXLBtIA8

 俺の中でシューゲイザーと言えばこれ。もともとパワーポップ系のアイドルバンドだったが、急にこんなことやりだした。The Cureなどのニューウェーブ的な影響も垣間見える。
 この美しさ、ロックの究極系の一つだ。

Swervedriver - Rave Down
http://www.youtube.com/watch?v=ro4Pc6snJMI

 Rideのヘナチョコ青年ぶりから一転して、こちらはむさ苦しいハードロック男たちがシューゲイザーをやった例。これもまた美しい。エロスを感じる。
 リフへの愛を感じる。ニューウェーブ要素は減退。


Chapterhouse - Breather
http://www.youtube.com/watch?v=5YtB4kxfQPs

 これはRideとSwervedriverを足して2で割ったような感じのバンド。一番聞きやすい。しかし飽きっぽくもある。

 キリがなくなるからここら辺にしとくか……。

番外編。
Deftones - Digital Bath
https://www.youtube.com/watch?v=9tmPBuSpmfA

 普段は超オルタナメタルバンドなんだけど、アルバム一枚にこういう曲が一枚は入ってる。
 デシューメタルとでも名乗ったらどうなんだい。いや辞めとけ。

 シューゲイザー、、、いいよね!!!

Turkish Van -“瑪瑙の9”TOUR-

05 17, 2013 | ライブ

 で、5月15日のライブを振り返る。
 いい日でしたね。暖かい、いやむしろ熱い。あまり人のこと祝福しない冷たい人間だけど、こればかりは素直にいってらっしゃい!と背中を押さざるを得ない日だった。
 それはなぜか、さて出演ごとに振り返る。

一番手、Banana Pheromones

大学生。以上。

二番手俺ら。

 えー、当日のラインナップではかなり浮いてた。お客さんもどうしたらいいんだろう……みたいな面持ち。バッチグーだぜ。
 色々課題は残ったものの、個人的には及第点のパフォーマンス。序盤で機材トラブルがあったりしたが、「いやこういうノイズだし」みたいな顔して乗り切った。乗り切れてなかった。
 楽器の方のパフォーマンスは70点くらいだが、歌は個人的に現段階でのMAX。言いたいことや内容がすごく伝わったと思う。お客さんの顔からもね。
 今後もこのクオリティをキープしたいもんだね!

三番手、仙台からのツアーバンド、Deal of clownさん。

 チョーイカス。歯に衣着せないで言うと、流行もんですよ。エレクトロとハードロックのおいしいとこどり。DJがエレクトロをまとめるのはちょっと珍しかったけど。
 しかし俺はこの組み合わせが実は好きなんだ……。ハイファイサウンドでしか出来ない良さを前面に押し出していた。演奏技術も高く、ついでに言うと機材もスゲー高そうだった。
 持込のヘッドアンプに無線のシールド、シンセサイザーにDJ器具、持込のドラムセット、いやー……都会っ子ですね。多分年上だけど。
 高い機材でしか出来ないこともあるわけで、その点は非常に有意義に使ってたね。演奏技術も超高かったし。まさにツアバン!
 さて、褒めるだけかと思いきやそうでもないのが俺。
 曲がワンパターンですかね……もっとシンセが効いてるリフを作って欲しいのと、サビも四つ打ち以外の純粋にブチギレてるビートをぶつけて欲しかった。
 あと年取ったら聞けない音楽かな。その場ではすごく旨いんだけど、長い間食いたいものでもない。インスタントラーメンのようだ。今は体力あるから楽しめるけど、もう五年でこういうのは俺は卒業かな……。
 メロディも少し弱かったですね。キャッチーではあるものの、ポップではないというか。もっと情熱に訴えるセンチメンタルを織り込んだメロディなら、もう言うことねーや。

 クラブシーンやDJ的作業も中々嫌いではなく、踊るということに一本気で忠実な音楽は大好きだ。ミニマルで咄嗟の閃きやアドリブ、危うさに欠けるから日常的には聞かないけど。
 しかし、例えばそこに一抹の空しさや、ふと寂しくなる瞬間が無いと、音楽として未熟ではないかと思う。
 ファンクやジャズなどが今も尚、年齢を問わず一部の人に愛好される理由はそこだろう。
 一夜のひとときが楽しいのは勿論構わないけど、それが終わったらあまりに直視したくない冷たい社会と日常生活が待ってるんだよ。その落差に泣きそうな人もいるわけで。
 そいつらの心に誰かが寄り添ってやらなきゃだろう。
 ドカドカ怒りや情熱をぶつけるのは、それが好きな奴が望んで来るんだから、それはそれでいいけど。
 ただ、感動は乱暴だからな。
 勿論ただ単に難しいこと考えたくないし、爆音で悩みとかストレスとかぶっ飛ばして欲しい、なんてフィジカルな理由で体感する音楽もあるから、そういう場合に危なげなく、ただハッピーな音楽も勿論必要。持ちつ持たれつだ。

四番手、アンダーカーニバルさん

スリーピース!!十代の頃はこういうの好きでした。以上。

で、Turkish Vanさん。

 あのーぶっちゃけ好きじゃなかったんですよ。音楽的には。今も好きかと言われると、日常では聞かない。
 ただ、うーん、こういう理由は音楽において邪道かもしれんが、全く憎めないんですよ。人柄が。それを知ってライブを見ると、あ、こんなに熱いんだって、鈍い俺にもようやく伝わって。
 なんつうのか、表現が違うだけで案外見てるものが近いんだ、ってピンと来ちまって、それからはもうアカンね。
 ただ今後ライブめっちゃ見るかと言うと、やっぱり見ない、、、笑
 俺の出不精を吹っ飛ばすほどではない、、、しかし、そこはあくまで曲調の話。是非とも!!今後ツアーで回ってガンガン上っていって欲しい。
 カッコよかったなァ……。
 アンコールしない!!っていうのにスゲービックリした。スゲーカッコイイと思ったぜ。アンコールしなかった理由は知らんけど、なんかアレ、よかったぜ……。
 というのも、最近安易なアンコールをよく見るな、と思ってね。アンコールってのはよ、本当に、誰もが、泣きたくなるほど、拝みたくなるほど、切なくなるほど、この時間が終わって欲しくないと、何かを諦めたくなるような気持ちでするもんだと俺は思ってるし、でなきゃ周りがどんなに出囃子してても、しないわけ。超空気読めてない白けヤロー。
 だって出演者に失礼だぜ、もっとやれよオラー、みたいなアンコール。最近見かけた幾つかはそんな感じだったからな。尊敬や情の欠片もねー。アホくさ。
 でもツアー回ってきて大物になったTurkish Vanさんは、そんなアンコールしたくなるバンドになってんだろうな。
 なってなきゃ認めん。

五月病

05 14, 2013 | 日常

 あれ、五月かー。
 五月の半ばかー。
 誰か俺の時間を思い切り吹っ飛ばしただろう。この前四月の終わりだったのに。それどころかこの前2012年だったのに。
 で、ブログの更新もせずに何をしていたかというと、飲んだり音源を製作したり、話し合いしたり仕事したり……。
 とにかくまぁ色々やってたんだよ。むしろ今週もだよ。日付的には明日ライブだよ。おっかしいなー。
 今後の予定が溜まってるのでここに吐き捨てておく。

5/15(水)
GOLDENPIGS BLACK STAGE
Turkish Van
-“瑪瑙の9”TOUR-
w / Banana Pheromones / アンダーカーニバル
Ghetto.egg / Deal of clown(仙台)
open18:30/start19:00 adv¥1,200-/door¥1,500-
PG/GOLDEN PIGS

 珍しく水曜のライブですね奥さん。あれ、お前は誰だ。奥さんって誰やー!
 あと人様のレコ発イベントに出さして頂くのも初めてですね。うっひゃあ~。

5/26(日)
GOLDENPIGS RED STAGE
GOLDENPIGS presents"HAPPY SUNDAY!!"
Gina/舞奴/yugent ほか
OPEN 17:30/START 18:00 ADV\1,000/DOOR\1,200

 yugent初のRED STAGEですね。そして初PIGS。うっひゃぁ~。
 俺個人としてはRED二回目だね。PIGSはいっぱい。無論勝ちに行きますよ。
 で、六月。

6/20(木)
GOLDENPIGS BLACK STAGE
滑稽のドア
~1st ALBUM『獏』レコ発ツアー「前向きなトラウマづくり」
w:しょしょ / 小島基成(大阪) / Ghetto.egg / ほか
open18:00/start18:30 adv¥1,200/door¥1,500-
PG: GOLDEN PIGS

 また人様のレコ発ですね。うっひゃぁ~。
 2ピース多めというイカした面子ですよ奥さん。お前誰やー!!奥さんて誰やー!!
 Ghetto.eggはとりあえずこれで秋か冬まで活動をお休みする方針。機材が多くて夏に活動したくないんだよ。
 あと金ないし。とか言って、実はこのあとyugentで大仕事が二つ待ち構えてるので、それに注力したいのが大きいのだけど。
 因みにyugentは楽曲、音源製作期間のため六月はライブお休み。
 そして七月。
 早ければ七月上旬にミッシェルのコピバンやりますね。とくちゃんことTOC(Tales of Chameleon)と。
 遅ければ十月。言っとくけど超完コピするよ。言っとくだけで、実際どうなるかは知らんよ。
 俺のコピバンバージンが失われる……実はコピバンなんてやったことないんだぜ。

7/27(土)
三条ROCKET PINK

 三条のハードコア小僧、ドラくんのイベントで砕け散る。具体的には対バンが凄すぎる予定。
 県外バンド目白押し……!
 詳細はまたここに書く。無論勝ちに行きますよ。
 yugent初遠征だな!どうなることか。

 で、九月にYUKEとTOC、yugentの三組で自主企画スリーマンやります。
 これもまた細かいことは後日。無論勝ちに行きますよ。ところで誰に勝つの?
 誰?奥さん?奥さんて誰やー!!

 秋まで予定が埋まってるぞ……これは気を張らないと気がついたら2014年だな……この前2000年だったのに……。
 俺の中ではまだPS2で止まってるよ。ゲーム機で言うと。
 FFⅩだよ。

 何の話だっけ。ああ、そう、ライブね、ヨロシク。……結構時間ないぜブヒー。