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鳩 正義

Author:鳩 正義
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9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE

12月未明@両国SUNRIZE


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スタジオずぶり(下ネタ)

04 30, 2014 | カルチャー

 気がつけばこんな時間。折角だからブログでも書くか。
 今更レビューシリーズ、偏屈ジブリ、宮崎駿監督作品ぶった切り編。時系列。カリオストロ、未来少年は省略。
 映画に点数なんてくだらないけど、目安として10点満点で★=5点 ☆=1点

 風の谷のナウシカ ★★
 :当時、原作の無いアニメ映画というものは異例中の異例だったらしく、仕方なしに駿が原作を書き下ろした大作SF。「仕方なしに」のレベルではない。
 映画版だけでも作りこまれた脅威の世界観は他を圧倒するが、漫画版は悪いものでも取り付いてるのかと思うほどの作りこみ。いや本来はここまで込んでナンボなのだ。
 富野しかり庵野しかり、芸術の前に人間性なぞクソほどの価値も無い。同僚にとっては大迷惑なスカポンタンにしか描くことの出来ない世界というものがあるのだ。
 メーヴェ、コルベット、ガンシップなどの乗り物から、鏑弾や虫笛、ナウシカを代表とした風の谷、ぺジテ、トルメキアの民族衣装、鎧、それら全てに駿の趣味が惜しみなくぶち込まれている。服装の細々した部分にまで意味のある、生活観と機能美のデザイン。それらが圧倒的なリアリティとして襲い掛かる。「巨大な虫、毒の霧、深い森に人類が追いやられる世界」という、突拍子もない世界観が、そこを持って見る者の脳に顕在化するのだ。
 映画版のごく僅かなストーリーでも良いが、漫画版の、初期のベルセルク並に夢も希望も無いダークファンタジー×SF感がとにかく良いね。極め付けが巨神兵。アニメ界のゴジラよ。とんでもねぇ。
 上述の世界観、ストーリー、音楽は久石譲だし、作画は神だし、アニメ映画としては言うことないね。この頃はパヤオの説教臭さも押し付けがましくないし。

 天空の城ラピュタ ★☆☆☆☆
 :言わずと知れた冒険活劇。スチームパンク的な世界観を一瞬で納得させる鬼のオープニング映像美。
 空から女の子が降りてくる! これは天使降臨なわけだ。この荒唐無稽かつ、人類史の初っ端のエピソードをアニメ化したことは大変な偉業と言わざるを得ない。これを皮切りに、あらゆるアニメで女の子は空から降ってくるわけですよ。なんだそりゃ。
 滅びた古代超文明、海賊ならぬ空賊、謎の女の子、ロボット、追っ手の軍隊、飛行船、主人公は炭鉱都市の一少年。
 要素一つ一つとして見れば特別珍しいものはないどころか、アトランティスみたいなもんよ。海底二万マイル。そりゃナディアか。
 これらを二時間にぶち込むと、並の作品ならゴチャゴチャでまとまりのないストーリーになりそうなもんだが、少年の成長、恋心、父の背を追う気持ち、それらの普遍的な感情が物語に調性をもたらしている。
 これも作品の質として語ることはない。主題歌も素晴らしい。
 「君をのせて」よ? タイトルからして完璧やろ。心を切り裂くほど美しいメロディ。メロディにコード(和音)がある。こういう曲は名曲と相場が決まっている。特にエンディングでのアレンジは美しい。ちなみに作詞は宮崎駿だ。いい言葉を使う。詩人だ。
 この曲やたらと合唱で歌われるのが癪に障るね。小学校だかで俺もやらされた。この曲の主人公は沢山いるのか? 馬鹿言えっての。
 一人の人間の心情を、子供でも大人でもない半端な奴が大勢で歌うのか。とっととやめろ、そんなことは。いかに音楽的に壮大だろうと下らないね。

 となりのトトロ ★☆☆
 :このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。
 糸井重里のこのキャッチコピーに限るね。ちなみに、当初は「もういないのです」といった言い方だったそうだが、あまりに悲観的すぎるということで変更されたらしい。ビジネスは難しいな。
 小さい頃はメイがウザ過ぎて、ドンパチもないし、男の子としては退屈な映画だった。この年になると染みる。
 こういった話を「サツキとメイは実は死んでる」みたいにこじつけるのは、まァ楽しかろうとは思うし、それが活きる世界観でもある。でもぶっちゃけ悪趣味だよネー。
 公式が否定するのは良かったと思うヨ。作ったとき実際どういう意図だったとか、そういうのも、どうでもいいし。
 どうでもいいが、同時上映が火垂るの墓って、そこが凄いよ。

 火垂るの墓 ★☆☆☆
 :勘違いしてはいけないのが、別にこれはフランダースの犬的な苦難ではなく、清太の我侭が招いた悲劇に過ぎない、ということだ。
 どんなに世話になっている婆がクソ野郎だったとしても(ホントクソだけど)、節子のためを思えば我慢すべきだったし、家出するのはいいにしても、妹が栄養失調でおはじき食ってる段階でギブアップすべきだった。意地を張りすぎ、あるいは物の捉え方が近視眼的すぎだ。(そこら辺も時勢を上手く表現している気がするが)
 そして、それの何が問題かというと、具体的な解決法や方法論は提示せずジリ貧で倒れていく様は、現代のニートや孤独視する老人そのもの。別に本人が死ぬ分には勝手にすればいいが、そいつにとっての節子が死ぬわけだ。
 という点を初めから想定して描いている作品だと思う。なので高評価。戦争がどうこうより、青年期にありがちな、短絡的で他者を容認できない感情を生々しく描いている、と言った方が正しい。
 まァそれでも、はだしのゲンなどよりよっぽどこっちの方が心臓抉られるけどね……。

 魔女の宅急便 ★☆☆
 :パヤオのロリコン趣味が一番炸裂している作品。
 「男の子」を描いた作品がラピュタとするなら、魔女宅は「女の子」を描いた作品にあたるわけだ。
 この頃のパヤオのデザインする女の子が一番可愛い。パヤオの絵は一見古臭いようでいて、デフォルメが完成しているので、どの年代のどの世代が見ても古臭いということがない。いや、厳密に言うと、いつ見ても「少し」古臭い。このバランスが凄い。
 キモいエピソードも満載で、例えば、当初販促ポスターはトイレに座るキキ(無論スタンバイしている)だった。「色々とさすがに」で却下となったそうな。当たり前だよ。
 また、キキが途中で魔法を使えなくなるのは初潮のためだとか。初潮は象徴(駄洒落じゃないよ)として、つまり「女の子」ではなく「女」になる過程で、猫が喋るはずないし、箒で空は飛ばないし、という大人の階段上りかけてるわけだ。
 オッサンがそんな設定を考えると思うと、気持ち悪すぎる。
 原作ではロン毛らしいキキ。そのバージョンも見てみたい。俺はずっと外国だとなんとなく思ってたんだけど、原作日本なんだね。それでこの手触りは凄いなァ。

 紅の豚 ★★
 :パヤオの飛行機好きの趣味が一番炸裂している作品。
 もう言うことない。カッコイイとは、こういうことさ。人と人が向き合う、付き合う、愛し合う、ということをこれほど真摯に、丁寧に、穏やかで楽しく描いたアニメがあるだろうか。
 今までもこれからもきっと存在しないだろう。
 俺はこの映画が一番ジブリの中で好きで、というかアニメ映画の中でも1,2を争うほど好きだ。素晴らしい映画さ!
 銃をバカスカ撃ってるのに、死人が一人も出ない映画は駄目か?
 いいじゃねえかクソッタレ!!!
 尻の毛まで抜かれて鼻血も出ねえ。

 平成狸合戦ぽんぽこ ★☆
 :狸かわいい。
 はっ、適当に終わるところだった。
 いやね、エンタメとしてはハイセンスだし、よっぽどのクオリティよ。だけど、ここからパヤオのあの、アニミズムというか、ナチュラリズムが始まったというか。
 最後の一言なんかゾッとするというか。え、これ、ここまで出来る監督が言葉にしちゃったんだ、みたいなさ。あそこ本当に気味悪いよ。狸じゃなくて人間に化かされてる感じがさ。
 遊園地出るまでは夢見させてくれよな。出る前から現実に戻すなよ、という。それが嫌なら娯楽の枠でやっちゃいかんと思うヨ俺は。

 耳をすませば ★☆☆☆
 :ご存知、喪男(モテない男)大量殺戮兵器。「ただしイケメンに限る」が全面に出てるからね。
 ただまぁ、見れば分かるけど、イケメン聖司くんの出番はそこまででもない。
 しっかりと主人公雫が話の主軸で、この頃の女の子にありがちな悩み、無邪気さ、無神経さ、傲慢さを味わうことが本旨じゃん。
 イケメン度合いで言ったら、バロンと聖司の爺さんの方がブッチギリでイケメンなわけで。
 聖司くんはあくまで、雫の心に波紋を起こすための役割に過ぎないわけだ。エピローグの2ケツのチャリ漕ぎにしたってそう。
 ……いや、あそこは、そのー……確かに、何故かハートブレイクするけど。何故か。何故かね。何にかは分からんが。

 同時上映『On Your Mark』
 :チャゲ&アスカのPVやな。実はこれナウシカの世界の未来の話らしい。尺が短いので点数はつけない。
 チャゲ&アスカの歌が最高に残念(※好みです)だが、非常に美しい映像と、煌くバッドエンドが愛おしい。

 もののけ姫 ★☆☆
 :個人的には、「耳をすませば」よりこっちの方がイケメン無双だと思うんだが……。
 決め台詞が「生きろ、そなたは美しい」だぜ? どこまでイケメンならその台詞許されんねん。岡田か?V6岡田か?TOKIO長瀬か? いや、タイプ変わって三船敏郎か?
 飛んでる矢だって素手で捕まえるし。超人すぎる。さすがにここまで来ると話の構成力と要素だけで成り立ってるようなもんで、ナウシカやラピュタのような重厚な質感とは程遠い。自然が重厚ってこたァ確かにないけど。そういうことじゃなくて。
 なんとなく惜しいなと思う。全体的に。人か、もののけか、その対立と対比が話の肝なわけだけど、アシタカもサンも超人すぎてどっちでもないし。主役二人がどっちでもない段階で、それらは只の話のエッセンスで、彼らのロマンスを盛り上げるだけのどんちゃん騒ぎです、という風にも見える。(少し意地悪か)
 各キャラが立ちすぎてて、話の全貌をまとめ切れないという珍しい例。エボシ様をもうちょっと見たくもあったし、ジコ坊側の企みも詳しく描いてほしかったし。乙事主たちを代表とする、もののけたちの文化も沢山見たかった。
 せめて、もののけの種類くらいはもうちょっと出てもよかったんじゃないかなと思う。

 千と千尋の神隠し ★☆☆☆☆
 :賛否両論だと思うが、なんだかんだジブリ、宮崎駿のキャリアとしてはトップなんだろうなと思う。クオリティとしても。
 これまでに培われた隠喩や対比の技術がこれでもかと盛り込まれており、ありとあらゆるショットの一つ一つに深い造形美と風刺にも似た切抜きが描かれる。具体的には言わないが、アニメの枠を離れて「この二つの人物の対比は、援助交際そのもの」みたいに解釈できるような場面が山ほどある。それにどのような意義があるのかは置いといて。もともとそういうことを狙う監督だしね。
 多分みんな大好き、銭婆のところへカオナシと千尋が路面電車で向かうシーン。俺のあそこが凄く好きでね。さして目新しい表現ではないけれど、あの空間が丁寧に描かれてることに単純に感動するよ。あれはいいシーンだ。

 ハウルの動く城 ★☆☆☆
 :もののけ姫と千尋の間くらい。これも原作をまとめきれず、というか、もう伝える気ないやろ、分かるやつだけ分かればいいって作り方をあえてしたんだと思う。
 ヒロインのソフィーが作中で度々婆になったり若返ったり、という説明が全くなかったり、カルシファーが素直に言うこと聞いたり、カブが人間に戻れた本当に理由だったり。
 あれはソフィーが魔女だからです。しかもかなり強力な。本人は無自覚だけど。
 しかしこれを明かさないことには、ご都合展開にすら見える話なわけで……。
 小道具や色彩感覚が、それまでのジブリ作品と一線を画していることを評価したいね。美術的にジブリの最高峰だと思う。黒髪のハウル素敵。料理も輪をかけて美味そう。


 はぁ、疲れて最後流し気味に。もっとムラが出るかと思ったが、よくよく書きながら思い返すとやはり平均値の高さに目を見張るものがある。
 たまに「ホーホケキョ山田くん」みたいな、プロデューサー首じゃないのってレベルの作品もあるけど、それにしても、いちいち違う世界観と作品へのアプローチで、これだけのクオリティを生み出し続けることは並大抵のことではない。
 でもやっぱり、趣味が炸裂してる方が俺は好きだなァ。エゴや主張じゃなくて「趣味」ね。音楽はエゴも主張もごっつくていいんだけど、アニメはそのぐらいが一番いい塩梅だわ。本腰入れるよりも、まず楽しみたいからね。
 また紅の豚みたいな方向性で作ってくんねーかなー……もののけ姫×コクリコ坂で、葛葉ライドウ的な世界観だと主祖白いんですけど。いや、妄想に留めておこう……。
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『夜桜を楽しむ会』

04 29, 2014 | ライブ

2014/04/24(木)

『夜桜を楽しむ会』

正義 / ふともも自殺 feat.ピッコリギター / anomia

LIVE終了後、出演者、お客さんみんなで白山公園に移動しお花見を行います!
LIVEも夜桜も楽しんじゃいましょう!

open 18:30 / start 19:00  adv.¥1,000- / door¥1,200-
PG:GOLDEN PIGS

これ出てました。
中々面白かった。

セットリスト
1.Seagull
2.散弾銃、鉄の薔薇
3.ヴァンパイア
4.アネモネ
5.パレード

気分で本番やる曲変えて申し訳ない……。次回からしっかりやろう。

夜桜はちょっとだけ見た。残ってたのもちょっとだけ。

"your face , never again , whatever"~wash? New Album 「Hurt Me」 release tour~

04 20, 2014 | ライブ

 今日はこれ見に、ひっさびさにRIVERST行ってました。

"your face , never again , whatever"~wash? New Album 「Hurt Me」 release tour~
wash? / The Everyting Breaks / PSYMUSH / underhead / The sunny / The fools / peco

OPEN / START 17:00 / 17:30
ADV. / DOOR ¥1,700 / ¥2,200(税込・ドリンクチャージ別¥300)

 当たり前だけど、別にライブハウスに好き嫌いは全くないし、やっぱり地方のライブハウスとは思えないほど音がいいよなァと。
 全バンド一言解説。

 peco
 ReAct.のドラムの真純が今やってるバンド。こいつに呼ばれて見に行った。
 見たこと無いけど、マイヘアーイズバッドだな。本人たちもよく言われているらしい。
 節々の投げかけるようなメロディと、どうってことない、メチャで繊細な曲構成がそう思わせるのか。
 勿体ないことに、音作りがちゃっちくて、雰囲気がやたらと暗い。MCの語りがポエムに偏りがちでキモい。
 勢いも出来もいいだけに惜しい。曲も似たり寄ったりだしな。

 PSYMUSH
 ベースがチンコ。
 キモい。公然猥褻罪で逮捕しろ。ゴミみたいな大学生バンド。みたいなっていうか、ゴミ。

 The fools
 pecoと同じく三条のバンド。このバンドのギターが抜けてpecoのギターボーカルやってんだっけか。
 サウンドが随分スッキリして、中々のロックンロール節。三条のウザいとこ(ふてぶてしくドヤってる感じ)がまだ残ってるが、この曲調ならまァそれも味かね。
 TOC辺りと対バンしたら面白そうやと思った。
 演奏がかなりこなれているだけに、オリジナリティの無さがキツイ。ただ、そーゆーのが好きな奴は全国に結構いるだろうから、新潟でやり続ける必要は全く無い。

 ここまで普通。こっから当たりだった。
 underhead
 ラップとピアノとベースとドラム。オザケン的なオシャレ感とアヴァンギャルドの融合、冴えないボーカルの暑苦しい絶叫や暴れっぷりがよかった。
 特にベースが良くて、大蛇がのた打ち回って暴れ狂うようなグルーヴが一曲目と最後の曲で襲い掛かってきた。あれは物凄くクールだった。
 ラップといっても「いとうせいこう」的な、あくまで日本語で開発した、あの独特の情けないラップね。
 頭一つ抜ける奴が全くいないのが俺の見立てだけど、ミドリを彷彿とさせるようなイカレ演奏とマッチすると、あんなに化学反応起こすんだな。恥ずかしながら興奮した。

 The Everyting Breaks
 見た目がオッサンで、ボーカルギターベースドラムっていう、典型的な編成だったから「ああ、クソダサいハードロックが展開されるのか……」と思っていたが、ギターがかなりモダンでソリッドなフレーズを弾くし、演奏もタイトで、普通に格好よかった。
 ただ喋り、ノリ、唄い方、メロディ、ハモり方はホントにオッサンだった。そこだけどうでもよかった。

 The sunny
 このバンド前も一回見たことある。
 そのときの感想は「すごく音も格好いいしノイズもたまんないんだけど、アクがなくてメロディにパンチがないヘボバンド」だった。
 今回もメロディにパンチが無くて、喋るとヘボかった。
 ところが!
 めっちゃくちゃ格好よかった! 好き!
 俺が新潟で一番好きなバンドに認定します。
 次点で、一回しか見てないけど、三条のTHE SHAT BLANKLYS。
 この二つのバンドが競演してたら、バイトをサボってでも行くわ。
 大体ね、こういう轟音系バンドは、その轟音を映えさせるために、緩急つけたりAメロで音量下げたりするんですわ。
 しかし、このバンド馬鹿だわ。いい意味で。
 煩いところをもっと煩くすることで解決することにしたようです。
 俺はそういう、非合理的で行儀の悪い解決の仕方をする奴が……

 大好きだ!!!

 サニーが見れて大満足だったので、ほかのバンドが全員「ツアバンのwash?さんレコ発おめでとう! 最後まで楽しんでいってね! ありがとう!」みたいなことを言う中、wash?さんだけ見ないで帰りました。
 ファンにはボコボコに言われるかもしれない。
 でもいいや。
 次サニーの音源買お。
 サニー好き。
 サニー好き。

ソフト・ソリッド

04 19, 2014 | 日常

 夜通しVineの面白動画を見ていたら、仕事に寝坊した。

 せっかくだから最近面白かった動画、聞いてる音楽でも。

 PJ Harvey - Rid of Me
 PJハーヴェイはいいね。Coccoとハーヴェイは女性アーティストの中では俺の中で2トップかも。アイコンとしてのキャラが強いからね。カリスマ性っていうの? 女性アーティストは必須だと思う。
 こないだ書いたソロプレイの調べの記事にぴったりな演奏だったけど、書いたときはすっかり忘れていた。

 PJ Harvey - Who The Fuck?
 友達からフジロックの歴史、みたいなDVDを貰って、それを見てるときに入ってた。かっこいい! 何この曲! 好き! と思って改めて聞くと超クール。リフが最高。メロディがあるのかないのか、あやふやな感じとか。
 弾いてみようと思って弾いてたら、全然聞き取れなくてオリジナルのリフが出来た。新曲はこれで作ろう。俺こんなんばっか。

 THE BOO RADLEYS - Does This Hurt?
 ブーラドのアルバムも同じ友達から2枚貰って、俺好みのポップさと繊細なメロディが好きで、中々愛聴している。Wake up Boo! なんかはあまりの可愛さに笑っちゃうね。ポンキッキーズで流れてそう。俺あーゆー感じキュンとしちゃう。
 で、なんかの拍子に上記の曲聴いて、「え、全然違うじゃん! 何このシューゲイザーな感じ! しかも超いい!」とはまってしまった。このアルバムすごくいい。繊細さは変わらないし、ちゃんとシューゲイザーしてるのに、なんかダサいのがいい。2ndから随分方向転換してたんだなァ。

 ここから映像作品を紹介する。

 Welcome to Kitty City
 どえらく中毒性のあるキチガイ動画。これすごい。奇天烈なBGMに乗せて、奇想天外の猫狂い。最初見たとき、たまげたわ。この人こんな動画ばっかり作ってる。牛とか指とかテディベアとか。
 でも猫のインパクトが凄い。とにかく。これはヤバイ。一体どういう目で世の中を見ているんだろう。めちゃくちゃ興味あるけど知りたくもない。
 ちなみに「Cyriak」という名義の人。

 はいいろさんは昼がこわい/Mr. Gray feels fear in the noon.
 ホラーとかビックリ系ではないので安心してちょ。震える足や手がいい味を出している。ところどころモチーフが安っぽかったり、つなぎが不自然だったりするが、曲との整合がよい。
 「はいいろさん」をもっとグワァッとした出し方すると全体が上手くまとまったと思うんだがな。
 downyのPVほどではないが、ボケッと見るといい気分になる。

 none
 「ぴろぴと」という人の作品。sm666というホラー動画のグロい部分の加工前?
 人によっては嫌悪感を催すだろうから、閲覧は自己判断で頼むよ。あと音量が煩い。耳障りな音も多いから、控えめ推奨。
 これもボケッと見るといい気分になる。

 wakagoke seppun sou
 同じくぴろぴと。なんとはなしにアニメ「モノノ怪」を連想する質感。好き。

 doll
 三度ぴろぴと。グロ人形好きの趣味が前面に出ている。これが一番いいかも。
 プチプチいってるいい曲は「antihoney」というネットで音源を公開しているエレクトロな人。この人の曲は感度が高い。エレクトロの中でも結構いい。Mumっぽいよね。

赤い自転車

04 18, 2014 | 日常

 赤い自転車を買った。
 自転車に乗るのは大体一年振りだ。太ももがパンクしている。
 折りたたみの奴を買った。小学生の頃、僅かな期間、折りたたみに乗っていた記憶がある。あれはいつのことだったか。
 お前も折りたたんでやろうか!
 初めて防犯用にチェーンも買ったのだけど、僕はふと思う。自転車を盗まれることよりも、サドルの代わりにブロッコリーかパセリが刺さっていることよりも、勝手にこの自転車が折りたたまれていた方が、きっと悔しいだろうと。悲しいだろうと。
 僕以外の誰かに、たたまれてしまったのか、お前は……そんな風に思うだろう。まるで浮気現場を見てしまった、それもゴミ箱に覚えの無いコンドームが捨てられてることで気づく、そんな気分か。

 だって折りたたみ自転車だよ。
 折りたたみ自転車が折りたたまれる。これはもう、体の芯が融合するような行為に他ならない。人間が折りたたみ自転車を前にしたとき、それはつまり、折りたたむ側と折りたたまれる側でしかないのだから。漕げよ。
 そう思うと、駐輪場でお高くとまっている折りたたみ自転車どもを、軒並み折りたたんでやりたい衝動に駆られる。盗むことを考えるよりも、後ろめたい気持ちになる。インモラルの香りがする。
 一体、相棒を勝手に折りたたまれた人はどう思うだろう。なぜ、折りたたんだのか。なぜ、折りたたむだけにしたのか。なぜ、俺のチャリを。そんな風に思うのだろうか。それとも僕のように、黴臭いティッシュを目の当たりにしてしまうのか。
 駄目だ! 僕には出来ない! そんなことは無理だ! 僕に出来るのは、自転車を漕ぐことだけ、そう、それだけさ……。←涙キラキラのエフェクト

 赤い自転車を買った。なんとなくお高くとまっている自転車だ。
 僕の可愛い自転車です。

 最近はどえらく頭がクリアで、何もかもがよく見えるよう。
 そして何もかもが愛おしく憎い。前回のライブが良かったんだ。滑らかに生まれた。俺の目は黒い。一体何が怒っているというのか。
 僕は僕の前にどれほどの意思を見せてあげられるだろう。どれほどの美しいものを見せてあげられるだろう。
 いつだって僕は、あの頃の僕のために生きるのです。あの頃の僕、どんなものが見たい? どんなことが死体? どんなものが揮気体? どんな泡を割りたい?
 あの頃の僕に勝る僕はいないのです。今の俺に勝る俺がいないように。いつだって最前線だよ!


2014/04/24(木)
『夜桜を楽しむ会』

LIVE終了後、出演者、お客さんみんなで白山公園に移動しお花見を行います!
LIVEも夜桜も楽しんじゃいましょう!

open 18:00 / start 18:30  adv.¥1,000- / door¥1,200-
PG:GOLDEN PIGS

 時期に乗り遅れた頃、ようやく花見するんだけど、やっぱり桜はほとんど散ってしまっている。
 「あんまり残ってないね」
 「そうだね」
 っていう会話が好き。そうだね。

黄昏

04 16, 2014 |

言いたいことは沢山あったのに、飲み込むうちに忘れてしまった。
忘れたとはいえ、そのカスは腹の底に沈殿して緩やかに、腐っていく。
煙草と酒とアレは、その慰みにはならないかもしれない。
でも
去っていった人の揺らめく影も、沈む太陽になびいて綺麗なものね。

2012/03/30

※夜明けの口笛吹きの記憶は、これでおしまい。

Fly me to the moon

04 16, 2014 |

アレックスは17歳。やつれた頬と薄紅色の唇。
忘れていた、雪の日の雨。冷たい鉄。裸で見とれたプールの中の祈り。
あなたのためよと貰ったインシュリンを飲み干して、風の声を聞いた。
おやすみ、アリシア。在りし日の思い出。情けなく泣いた。
港へ連れて行って。私を責めて。この木の下で許しを乞いなさい。
あんたの声なんか聞きたくない。もうお仕舞い?
幕はいつ下りたんだろう。名前を教えて。著しく傷をつけて。
きっと、俺は森の中にいた。
あのとき、あんたは、綺麗なフリをしていただろう。
情熱と夜が明ける。ばら撒く札束、鳴り響く銃声、トーべ・ヤンソン。
黄金色の麦畑を走るんだ。怖い人が追ってくる。
赤い梯子が立てかけてある家に住んでいる男だ。
目を覚ませ。ヘロインの打ちすぎだ。聞こえないはずのベルが鳴る。
もう置いていってくれ。ここは寒すぎる。パーティーに間に合わない。
足元の銃を蹴り飛ばせ。俺が消えてせいせいするだろう。
もう同情なんてしなくていい。何も出来ないのだから。
崖の下に青い鳥が飛ぶ。夜が終わる。落ちていく砂利。
アイスキャンディ、きっともういいんでしょう。
砂糖入りの銃弾で俺を撃ち殺してくれ!甘い夢を見るといい。
炙り出してよ!黒い紙越しに見える飛沫に手を添えてよ!
揺り籠に譜面を忘れていっただろう。転がっていくレモン。
もうさよならだね。

2011/11/09

私信

04 16, 2014 |

こういうことをここに書くのは僕の流儀に反するのです。
ですが時にはそれを無視するのも僕の流儀かなと思いました。

秋ですね。
いい香りのする果物を思い出して、いい気分になりました。

Autumn Leavesの旋律を愛しています。
おやすみシンディ。

2011/11/07

※君は歌を唄った方がいいと、ささやかに言ってくれた最初の人。りんごの吐息へ。

入水

04 16, 2014 |

もういいよ
疲れたんだろう
そこで少し休めよ
幸せなんて諦めろ

解き放て
願いを
扇情したいんだろう
時の流れに置いてけぼりだよ
怯えろ
あぶり出せ
傷つけたいんだろう
嘘だらけの世界を真実だらけにしろ

見たくないよ
悲しみなんて
捨てちまえよ
希望だなんて
辞めちまえよ
憎しみなんて
喜びなんて

うんざりだよ
疲れたんだよ
そこに唾でも吐けよ
大嫌いなものは燃やして歩け

諦めたよ
朝起きて
後悔しないような
そんな毎日
胸の奥の
誰もが目をそらす
醜い自分を
お前は愛せ お前だけは

この世の居心地は最低
落っこちる絶望は海底
どこへ行けばいい
そんなこと俺が知るか
殺し合って裏切り合って
愛し合って許し合って
戦って戦って戦って戦って
光を守れ
この手を繋ぐことにだけ命を懸けろ
何度も逃げろ
最後には笑っていろ

2011/08/15

※希望しかない

Hell-o in

04 16, 2014 |

悪い冗談だ、これは
真面目な話し、世の中は腐ってる
いい奴はみんな死ぬ
いい奴はもう生きなくていいって証だぜ、それ
この世界にいい奴は要らないんだ
そういう意味では死にたいかもな、俺
ずるい奴だからな

それでも生き延びてしまうんだろうな
俺は俺のベストをまだ見つけていない
一生見つからないかもしれない
正しいと言って欲しくはないぜ、ケリー
雨が降るときあんたに傘があるといいぜ、ケリー
ブリリアントな思い出もなけりゃあ、こっぱずかしい話しもない
あったら大変だったよ、死んじゃってたかもしれない
俺は無くてよかったよ、ケリー

この電車は明日どんな景色を車窓に映すだろう、ケリー
見たいような、見たくないような、俺の記憶、ケリー
今日ばかりは早まる季節を見送って諦めたいなぁ
何がしか燃えカスをそばかすに浮かべるだろう
夜の電車は対岸に座るあなたの憂いた横顔を窓の内側に映すだろう
その瞳の星に俺の指先を重ねて、通り過ぎる電灯の軌跡を月が転がるのを見ては
アドアが笑うまで俺はぼうっとしてるだろう
あんたも俺もアホさ
救いがあってよかったなケリー
日の出を見て照れたように泣くあんたが好きだよケリー
俺も泣けたらいいな

2010/12/28

※Hell-oにまさかの続編が! また駄洒落。

Kudos

04 16, 2014 |

○さんに一目会えたらいい
一目見て、ああ、俺はこの人が受けるはずだった愛を受け生まれ育ったんだと
それで納得する
別にひねたりがっかりしたり、いじけたりしない
俺の○血という一つのルーツに対する決着だ
マイヒーロー、でもそれ言い訳かな?
俺はまだ理由を探してるのだろうか
見ろよみんな、俺のヒーローが向こうへ歩いていくよ
彼は普通の男なんだ
あまり頼ったり持ち上げたりしないでくれ
彼はヒーローなんだ

この道を真っ直ぐ、見覚えがあったから必死に走った
気がつけば知らないところに来て、俺はこの手を握ったままでいれるだろうか
空から爆弾の雨が降る
サイレン
声高に死にたいと叫ぶ
サイレン
誰かが答える、死ぬなって
サイレン

2010/12/21

なぁレニー

04 16, 2014 |

俺の線上で交わったものは消え
飛行機雲は消え
僕は消え
怒りと憎しみは消え
切なさと痛みは消え
残るもの、過ちと後悔と時の流れ
全て消え、愛は消え、理解は消え

俺がここに残したもの、星屑、灰は、灰に
俺が生きたかった場所は消え
浴びたかった光は消え
俺は消え
朝が来るだろう

弱いって…なんだ、強いってなんだよ
違う、俺が言いたいのは…
這いつくばって、すがって、ひざまずいて、傷つけあって
誓い合って、愛し合って、許し合って、肩寄せ合って
ニーナ、レイン、ロレッタが見た夢、嘲らないで聞いて
それが全てで
アンデルセンで思い出
ウィニペグで花抱き寄せ
ルーツ、俺の、ダーツ、君の
ダメな子供
俺はきっとダメだ
君もきっとダメだろう
目を閉じて、嘘ついて、ダメだダメだって言って
謝りたい気持ちで一杯で
一体俺何考えてんだって
叫んだ
記憶を
思い出して
河辺で
崩れ落ちて

心を焦がして
何も見えやしない
嵐を裂いてゆけ

2010/10/16

レオス・カラックス

04 16, 2014 |

少年は少女と出会った
恐るべき子供たちだった
アレックス、君の本名だ
体の中は時計仕掛けだ

「花きちがいか」
女はみんな大概そうだ、名前なんかどうでもいいってことを忘れて
なんとかかんとか、誕生花とか
野に咲く花の美しさ以外は分からない
でも言わなくてもいいことだろうに、そう口に出すとフィオナは嫌そうな顔をした
ああ、俺ってまたバス停のように要らないところでヒステリーに当たった

俺の血は汚れている
真黒だ
静脈でももう少しは綺麗だろう、タールか、炭か、似たようなものが混ざって醜い色だ

2010/08/19

雨に歌えば

04 16, 2014 |

俺は時々思う
世界はもう少し綺麗でもよかったんじゃないかと
あなたも時々思うだろう
世界はもう少し優しくてもいいんじゃないかと
そしていつもこの国が
この星が
天国に少し近付いて涙を飲んでもいいだろう、と
あなたも、そう、思うよね

明日が今日より幸せだなんて、そんな当たり前のこと
俺、分かってんだ
明日が今日より少し雨が止んで晴れるってこと
俺、分かってんだよ

でもつらいのが今、つらいのは今なんだ
空っぽだったはずの俺の体の中を嘘で埋めていって
それでいいと思うんだ
騙されたって、憤るよ
あなたも、そうすればいい
嘘はバレる
だから真摯でいるつもり

ふと鼻を指で拭うと鼻血がついてて
でもそれでいいかって思うんだ
鉄の匂いがする
俺はだんだん機械になっていく
そのうち何も分からなくなるだろう
俺、人の心なんか分からないのに、無理してるんだ
気を使うことなんか向いてないのに、無理してるんだ
それは全て考えすぎで、勘違いだって否定してくれていい
玉ねぎのように皮を剥いて
卵のように殻を割って
何もないだろう、俺の中には
仮に残るとすれば、それは

2010/08/16

光り輝く 

04 16, 2014 |

田園を歩いた
この世の果て
砂利道
息が詰まるほど吸って
声が枯れるほど吐いた
俺に出来るのはこれくらい
あなたに見えるのはあれくらい
ここから天国はどれくらい?
それくらい、分かれよ

灯台
あなたの調子はどうだい
俺はよくない
ほらご覧、カラスが飛んでいく
そういえば俺、最近カラスの親子を見た
子供が飛ぶ練習してた

世界の終わり
ここまで来れば理解の範疇を超えて
夜毎素敵なパーティーだと思っていた
終電に飛び乗って参加できたはずなのに
世界が終わらなかったから、やっぱり、そのまま

ハニートーストをかじった
砂糖の多い俺好みのやつだ
Are you looking for happiness?
You look happy.
What made you happy?
まだ足りないのかい
明日も幸せになりたいって言ってるんだろうな

俺はあいつを殺して勇者になるだとあいつは言った
あいつはなった、勇者に
役立たずってあいつのことを言うんだな

Everyone could change the world.
But no one haven't done.
Do you know why?
They chose saving their life.
It's not mistake.
でも世界は間違ってる
間違ってないと思ったら最後、そいつも間違ってる
でもあなたのありのままが好きさ
ありのままでいいさ
何も変わらず、何も変えず
ただ狂っていて
そんなあなたと俺でありたい

The day was greatest.
あなたも知ってるでしょ?
今日も船が空を泳いでいた

2010/08/08

(アパルト)ヘイト

04 16, 2014 |

川の堤防を二人で歩いた
風に遊ばれるあなたの黒く艶のある髪を見ていた
このまま俺たちは死ぬんだと思った
木炭の匂いがする指を愛でていた

枯れ葉を踏みしめながら嵐が来るのを待った
雪が降って街が灰みたいねとあなたは言った
濃くなった目の隈を撫でながら煙草のフィルターを噛んだ
冬が過ぎたら海へ行こうと言った

花びらの中で繋いだ手を離した
それだけで体や魂がバラバラになっていく気がした
白いワンピースに麦わら帽子を被った少女が俺のそばを駆け抜けていった
いつかあの子も無為に花を千切られ枯れるのだろうかと言った
願わくばそうでなければいいのにねと
いつか無為に千切られたあなたは悲しそうに言った

海を見ていた
白いカイトが波に飲まれていった
白い飛行機雲が青空を二つに割った
白いグライダーが誰かの手元を離れて飛んでいった
いつしかあなたもああなるのだなと思って
俺はここに埋もれていくことを選んだ
海を見ていた
それが終わると気付くまで
ずっと、見ていた

2010/08/07

MowSaw

04 16, 2014 |

現実と嘘なんて、チンケな違いなのにね
妄想と理解なんて、どっちもインチキだ
言いたいこと、聞きたいこと、沢山あった
気がつけば全部風に流されて、青空に灰をばらまいたようになった
残るのはきっと一つだけ
残るのは一つだけだろうよ
干し草、見た、俺は干し草を見た
でも全部カボードに置いたティーカップみたいに礼儀正しくて
俺はとても混乱するばかりさ

妄想を真実だと思って、そのまま生きてもきっと真実さ
事実を嘘だと決めつけて、そのまま死んだらきっと嘘なのさ
違いなんて、そんなもん
リアルなんて、所詮そんなもん
そんなこともアナタ分かんないで、現実はどこ、私はどこなんて言う
自分探しなんてやってる場合じゃないよ

心変わりを責めても、どうしようもない
誰かを好きになりかけてても、たまたま、本命から付き合ってくれ(セックスさせてくれ)って言われて
やっちゃうのが女なのさ
本命と付き合ってても、他の大して可愛くも無い女に言い寄られて
やっちゃうのが男なのさ
嫌になるよ
それもどうやら、俺以外みんなそうだったりするよね
なのにそれを隠して善人ぶる奴、ホントに騙される奴、初めから悪気もない奴、そればかり
どいつもこいつも有罪で死刑だ、大事な人が目の前で殺されろ

自分なんかどこを探しても無いよ
お前が自分なんだから、お前が自分を作らないといつまでも自分なんてどこにも無いよ
生きる意味も、価値も、理由も
みんなそれに気づいて早いうちから頑張ってきて今まともな生活してるのに
なんでお前はそれに気付かずに遊んでばかりいる?

あの柵の向こうで君が何を思ったか
僕は知らない
あの柵の向こうで君が羽根をもがれて
傷ついてたか
僕は知らない、何にも知らない

全て終わった
僕らは死んだ
叫び疲れて
不幸の雨にうたれすぎて
死んだ 死んだ
死んだんだ
死んだんだ

2010/08/04

※タイトルただの駄洒落やんけ

フェティシズム

04 16, 2014 |

どこで間違ったんだろう
もっと上手くやれたはずなのに
あなたの股だって開いてやったのに
どうして世の中は悲しいことばかりなんだろう
どうして俺はそれを許せないんだろう

命を失った
俺は死骸だから平気
どんな痛いことも
どんな辛いことも
全部受け止めて皮膚がちりぢりになってもいい
俺は壊されたっていい
放っておかれるよりはマジ
俺はどこに行ったんだろう
俺がいるここは、誰が望み辿り着いた場所だろう

誰も清らかじゃない
俺だけは純粋なつもり
自惚れさ……ルナ……それさえ失ったら俺はただの気違い
何も見えなくなった
愛して、壊れるほど愛して
俺に触れて、その指先で
いつまでも引き裂いて
この悲しみで

俺は悲しい
あなたが幸せじゃなかったことが悲しい憎い辛い
幸せにしてやれない自分が憎い辛い腹立たしい殺したい
おかしいか?

俺、俺は、星を見ていた
あの眩しくもない星になって
あなたと二人
ねぇルナ、あなただけの俺になりたい
ここに閉じ込めて
いつまでも変わらずに愛してくれる?

2010/08/03

ジャック

04 14, 2014 |

擦れた革靴の底に虫の足と体液がこびりついていた
爪に垢が溜まった指先で眠そうな目を擦るコウキ
俺は思うのだ、薄皮一枚剥ぐだけで現れる悪意を隠す必要などあるのかと
誰かを非難すると、環境が悪い、親が悪い、国が悪い、運が悪い…そんなふざけた話はない
純粋に完結する悪意は敬意に値する

銀行を出てタクシーに乗り込む
救急車が追いかける
ここはこの世の果て、どこへ逃げようか
サーカスの公演を二人で見た
ジーンズの擦り切れた膝を撫でて
ここはこの世の果て、どこか遠くへ
振り返らずにいつか見た夢を現実にする
今日はパーティーがある
昨日を運ぶトラックの後ろ姿を見送って
焦る、明日はどこで叫ぼうか

機関銃を乱射して終電の時刻を確認する
未来を振り返らずにこの白線は永遠に続いている
覚めてはいけない夢

少年は今すべきことをメモする
コッペパンをかじって手錠を投げつける
こんなところにいる場合じゃない
Sometimes I see
サスペンスの結末を親に見せるな
ラズベリーの味がするキャンディを舐めて
化学反応を観察するんだ
踊るんだ、自由を探してドライブしよう
指紋に下手な朗読を記録しよう

She is the girl
Who looks like a candle
虹の光に溺死して潜水艦に傷を付ける、見せたいな
カウント4
バレンタイン、銃弾をぶち込む
ハロウィーン、消火器を割る
身に纏うスーツ、暮れなずむ街の灯り

2010/07/16

04 14, 2014 |

心をどこにも留めてはいけない
感傷は、何も生み出さない
せいぜいクソみたいな女、いや犬にやる餌にしかならない
誰も彼も感傷を求める犬だろ?
俺は弱いからつい感傷を生み出して、寄ってたかるクソどもに食いつぶされる
そんなのって異常だろ?

美しいと言ってくれ
この醜くてくだらない感情を、美しいと
悲しいとルナは言った

覚えているか
君から貰った花は
窓辺に置いて
今も水をやっているよ

2010/06/23

揺りかご

04 14, 2014 |

人はいつか、赤子として生まれ、年老いて、赤子に戻っていく
人の胎から生まれた奴がそう大それたことを言うもんじゃない
揺れる椅子で事も無げにタツオはみじめに呟いた
ネズミ捕りみたいなものだ

いつか僕が見た命
うずくまって猟銃の火薬を詰めた
必要は無い
何も…必要なものなんてないさ

2010/06/19

レター

04 14, 2014 |

メールを返すのを忘れていた
たったそれだけのことで、いつのまにか全てが終わっていた
俺はデジタルが嫌いだ
アナログが特別好きってわけじゃないが
進歩した技術に迎合しすぎるのは嫌いだ
温故知新を尊ぶわけじゃないが、所詮形にも残らないものに飲み込まれるなんて
そんなのは嫌だった
誰だって嫌に決まってるだろうに
俺の周りはそんな奴ばかりだ

スタービーチで捕まえた女をレストランで食べたんだってさ
リュウが言った
俺はその話を素知らぬ顔して聞き流してレストルームで吐いた
放課後の美術室に一人でぼうっとして、音楽室から聞こえるピアノの音に聞き惚れていた
クラシックはあまり興味がないから、曲名は知らなかった
自分がどんどん壊れていくのが分かった
ああ、俺はただ、裏切られた気がしただけかと…
よくよく考えてやっぱりメールなんて嫌いだ

死ね
みんな死ね
死んでしまえ、クズども
この世にいるのはクズとまともなクズとまともなふりしたクズだけだ
揃って死にやがれ
口だけだから、俺ももれなくクズだ
まともなふりする気もなくなったクズだ
クラシックもアナログもデジタルもまとめてクソくらえだ
虫ずが走る
こんな世界は壊れてしまえ

2010/06/18

レリック

04 14, 2014 |

立ち止まるというのは、勇気の要る行動だ
何かしていれば人は気が紛れる
それが無くなると、浮き彫りになるのは圧倒的に醜い後悔と不安

僕は誰かに呼ばれた気がして不意に振り返った
そいつは勘違いで、向き直ると目の前は砂漠だった
この気持ちをどう伝えたらいいだろう
砂漠を渡りきる頃には、持っていたはずのあらゆる美しい心を失うという
この気持ちを

テレピンが叫んで、烏口が折れた
手持ちのデッサンはもうこれでおしまい
白いキャンパスを必死で埋めようと気持ち悪くなるほど悩んでがむしゃらに動かした手
立ち止まることができなかった
辞めたらこの空白に、押しつぶされると思っていた
冬の日のアトリエの帰り、缶コーヒーと煙草を持って、ダウンジャケットは脱がなかった
薄々感じていたが、番号なんかどこにもなくて、もう描かなくていい、もう辞めだと思ったあのとき
僕は終わったんだろうか
それとも

2010/06/15

追伸

04 14, 2014 |

I miss you.
I want you to know that.
Just I miss you so.

Laugh at me.
Looks like an angel your smile.
その笑顔で
生臭いカエルの臭いがする経血で
醜く微笑んで
全て見失って
アリゾナの砂漠で逆らって

I open my eyes.
Where did you go.
I gonna go there.
I'm not you.
My mistake, my part.
All over in the end.
Now is the time.
Everything is fucked up.
I close my eyes.
Fourteen me died.
Everything has done.
I wanna kill'em all.
But everything has gone.
そして彼女はいなくなってしまった。
僕は死んだ。
もう遅い。何も見せるものが無くなった。
どうしてあのとき何も言わずにアナタは消えたんだ。
もう、何も無い。
何もねえよ。これは亡骸だ。

2010/05/30

喪服

04 14, 2014 |

地球は赤くして
風船が空に落ちていく
冷たい重力
跪くさ
足掻くなよ
怯えた魚

面白くもないのに笑え、笑えよ
悲しくもないのに涙流して
偽物ばかり、全部自分でこしらえた傷舐め合って
偽名を名乗ってくだらない薬を買えよ
010101の間で自分を見失って、「どうかしてた」で片付けろよ
人間はどうかしない
どうかしてるというなら、ただ初めから狂ってるだけ
口説き文句ばかり上手くなって
現実も見失って
何も分からなくなって

肉、骨、睫毛、日差し
未来もこの先儚くなる前に
憎しみで塗り潰した愛が風に乗る
崩れ去る灰が
見ろよほら、僕のいつか望んだ光が燃えていくよ
何も残さないで
許しは乞わないで

2010/05/28

money

04 14, 2014 |

四つ打ちのバスドラでぶっ飛んでいった
パスカルもプリズムの青と緑の間から伺って、夜をさらう、前に消えた
踏切から飛び降りるデパス
清らかな気持ちを忘れていく、なぁどうしよう
あのときから今までずっと小さくなっていく
同じ本を読んでいる
それはもう忘れた

部屋はただの部屋、檻ではない
くだらない比喩を使う奴が嫌い
ありきたりの悲劇はもうウンザリ
全部泡みたいな、クロエ、綺麗な横顔
プールバーで落としたコインが転がって、今裏になった
あくびをしていたらそれもスコッチに溺れた
堕胎もしない
生まれたままなら綺麗かい
苦しいのは最後だけ、響いたって分散和音
歩くような早さで宇宙船の中
これは完成系の一つ、タールの中、深い槍の穂先
俺はお前が好きだよ

物置から死体、鳥で痛い
歪んでいない、気づいて居ない
みんなお前が嫌いさ
でも俺はお前が好きだよ

2010/05/14

新世紀

04 14, 2014 |

強情だ
スコットランドの警察は無能
若者はヘロイン、時代錯誤
愛の夏、1999、沖縄の基地
悪い奴のリュウ、君の理由
パウダースノウ、ジャック・O・ランタン
古いアパート、1979、アラバマの猿
カモメ、岬の風、ギルバート
グレイプフルーツ、ウッテンのベース
リタリンは水の張る、海は飛ぶばかり
夏を追うばかり
触らせてよ
終わらせてよ
変わらせてよ
看取らせてよ

2010/05/12

ユートピア

04 14, 2014 |

ルーシー、僕はただ貴方に会いたくて
ルーシー、僕は意思が堅いだけさ
ルーシー、もう僕の場所は無い
ルーシー、ただ僕は、膜になって
破れるまで貴方を守っていたいだけ

幻想を見ていた、長い夜だった
何にもしたくはないのさ
ただ僕は、いつものように、ギターを弾いて
声枯らして
世界の全てを称賛して
Everything is my innocenceと言いたいだけ
インモラル天使
灰によって、理想によって
ここに光がある限り
君の小さな温かな僕の大好きな手

全て許せるような気がして
本当は何も怒っちゃいない
ただ、物語の完成を夢見ている
不純物をこそぎ落として、薄汚れた体と心で
桃源郷まで歩いていく

二人は媚薬の中で愛に溺れていく
二人は気違いの初恋のようにキスをして
二人は持つもの全てを捧げ合って
二人は何もかも溶けあって
二人は

2010/04/26

夢、うつつ実、夢現、夢幻

04 14, 2014 |

夢から冷め、熱気は覚め、それでも憎しみや恨みは消えない
激しい殺意は露になるが「この者を消滅させたい」と思うことは消えない
何年経っても変わらないし、おそらく俺の本能にあるシステムだ
そもそも人にあるもので、誤魔化してるか我慢してるか、忘れてるか
と思うが…つまり人の恨みは買いたくないなと思う
更に思うに、殺されるかも、とも思わずに人の恨みを買うような愚図は思い知った方がいい
中には本当に殺そうと思ったら殺す者もいることと
別に、殺されたって構わないほど自分が安く価値のない肉だと言うことを

命は大事、生物は…本当だろうか
否定したいわけではない、強く納得できる正当性と根拠が無いという脆弱性を指摘しているのだ
それはとてもまずいことで、なぜ誰もが目を伏せるのか…
孤独にも、死にも、未来にも目を伏せ、覚悟も無く生きて気休めに生きていいのか
なんと絶対に良くない
俺は人に良くなってほしいだけだ
俺は愛想が良くて助かった

2010/04/18

Pay the Pain

04 14, 2014 |

崩壊していってるんだろうか
俺は生まれることが遅すぎたような気がしてならない
昔を懐かしんだり、美化するっていうのは、ある種悪癖だと思うな
罪ではなくても
勿論俺こそそうであることは、自覚しているつもり

高らかに笑ってみせた、君はもういない
後ろ暗い感情に支配されるのは、もう、うんざりだと思った
いつからだろうかと思い出して、俺は頭が痛くなって、重いから、いつも辞めたくなるよ
葉っぱで微々たる開放感を得て、それでセックスしたって、灰汁に漬けた脳がとろけるだけだ
脳軟化症患者のジェレミーは長生きしたくない、と言うつもりだった

朗らかに笑っていたはずの俺が消えて、助かって、でも消えた俺は戻ってこない
ここにいる俺は純粋だった頃の俺じゃない、綺麗サッパリ粉々に消えた
あの頃の真似をしているだけではないかな、と思う
笑顔も希望も夢も、全て、何もかも正常で綺麗だったはずの頃を模倣しているだけではないかと不安になる
そうしたら、きっとあの頃ほどのものはきっと出来やしないんだろう
俺はガッツのある人間じゃないから、時間が経つほど駄目になっていく
人間なんてみんなそうだ、若いうちはそれだけで価値があって、それを払って異なる価値を得ていく
俺はそれができなかった
理由は沢山あるし、俺のせいじゃないと言いたくなることも沢山だ、でも結果が結果で俺はただの能無しみたいになってしまう
思い出すことを並べるたびに、驚くほど自分のことを俺は話してこなかったんだな、と気付く

もっと不安なのは、このまま、まともになってしまっては、俺は駄目だということだ
願うまでもなく、まともにはなれないかもしれないが、そもそも、なってはいけない
正気と狂気はどちらも持っていなければならない
俺の生きる価値は狂気に見出すしかない

俺はいつだってただ真面目だった
真剣に何が正しいか、間違っているか考えていただけだ
遅いと言われ、違うと言われ、バカだと言われ
そんじょそこらの奴より頭も回るようになったように思う
別に気のせいでもいいが
それをしてこなかった奴に俺に口出しする権限はない
ルールはバカが守るもので、俺は別に破ってもいい
俺には俺のルールがある
それに叶わない奴は、その程度だ

痛み分けというやつだ
今はもう、大概のことはどうでもいい
長らく関わっていた問題が今消え失せて、結局考えてることは昔とあまり変わっていないな

2010/03/29

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