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鳩 正義

Author:鳩 正義
Ghetto HP
Ghetto

出演-------------------
9/5@池袋adm

9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE

12月未明@両国SUNRIZE


チケット予約は下記メールまで。
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悪童の乖

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05 27, 2014 | カルチャー

 8mile
 言わずと知れた、エミネム主演の半自伝的映画。友人からDVDを貰って今更見た。
 映画の内容自体は、アメリカンヒストリーXみたいにゲットー社会に言及した側面もあって、黒人文化やアメリカでの歴史を踏まえた前知識がないと正確な理解は不可能だ。俺は知ってる方(でなきゃバンド名にはしない)なので楽しかった。
 俺はあまりラップを起点に音楽を聴くことは無いが、この映画の代表曲含めて、フリースタイルバトルのラップは中々面白い。
 フリースタイルというと、先んじて日本語でディスり合う大会の動画を見たことがあったが、これが、あー、なんと言えばいいのか、んー、もやっとした気持ちになるというか。
 ラップバトルのセオリーとかそういうの全然分かんないけど、例えて言えばオーシャンまなぶのウィルコンバット(頭脳的口喧嘩)みたいなのが理想的じゃねーのか。
 日本語は音階の言語であって、リズムの言語である英語に比べたらラップにはやや不向きだし。だから安易に韻を踏むと下手な駄洒落になる。
 ラップを始めて聞いたのは人生で初めて知り合ったリストカッター女から貰ったMDに入っていたジブラ。キングギドラもあとで聞いたが、ソロの方が個人的には好きだった。あとSBKとかも好きだった。
 その後日本語ラップに嫌気が差し(ドラゴンアッシュとかミーハーなもん、ろくに聞いたことがない)、レッチリ、リンプ、リンキンに流れていく。(結局聞いてるのはミーハーなもんっていう)
 17、8くらいになるとレイジ、アット・ザ・ドライブ・インをヘビロテし、しばらく聞かなくなった。
 Nujabesが好きなのもあって、最近はSingo2をたまに聞く。ごくたまに。あとHyro da Heroは今風のバンドの中では大分好きな方。これは結構な頻度で聞く。
 Hyro Da Hero - Ghetto Ambiance
 この曲が大分クール。アルバム全体でもカッコいい。

 ガレージ・デイズ
 これも同じ友人から貰った。
 パッケージ裏に「トレインスポッティング」「リアリティバイツ」に続くカッティング・エッジ・ムービー!と書いてあったので、「大丈夫かな……」と思ったが、大丈夫ではなかった。
 だらけたバンドマン4人が、デビューのきっかけを掴んで奮闘したりする映画。
 オーストラリアの映画だけあって、プリシラのように独特の暢気さを感じた。映像美のクオリティと内容の酷さのミスマッチが凄い。レイアウトや切抜きはやたら綺麗なのに、話の内容が酷い。妙にリアルだし。
 バンドマンあるあるネタも随所に見て取れるのが笑えた。

 震える舌
 破傷風を描いた映画。「病に冒された少女を看護する一家、という光景をホラーで切り取った怪作」みたいな説明文だったので、興味本位で借りてみた。
 洋風ホラーみたいにビックリさせられることはなかったけど、結果的には並みのスプラッタよりよっぽど痛々しくて、すげー疲れた。ビックリした。ライブの前日に見るもんじゃなかったわ。
 役者の演技力の高さが此方の体力をガンガン奪う。子役が凄い。痛々しいこと、この上ない。無理。子供は嫌いだけど、子供が苦しんでるのを見るのはもっと嫌い。
 二度と泥水で遊びたくないな、と思わせてくれる映画だった……。
 それでなくても、帰ったら手をマメに洗おう、とね……。

 フル・モンティ
 冴えない無職のオッサンが、子供との親権を争うための金を稼ぐために、同じくハローワーク通いの駄目親父を集めてストリップで金を稼ごうとする映画。
 めっちゃくちゃおバカなノリで、震える舌での疲労が消毒されていった。
 笑ってスッキリ、ちょっぴり暖かい気持ち、というコメディのお手本のような映画。短いから見るのも楽。コメディはやっぱ90分くらいが理想的だな。

 あとブラックレインも見たが、これは後でブレードランナーと合わせて書きたい。
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アンクルサムからの手紙

05 27, 2014 | 日常

 やべえ。こないだカウンターが8000を超えたなぁと思ったら、もう500回っている。
 一万突破したら何かしようかな。こういうとき何したらいいんだ? オフ会する?(笑)
 おバカな動画上げるとか? どうせなら自分の曲上げろって感じですよね。映画関連でヒットしてる人が多いんだろうか。どうでもいいや。←魔法の言葉

 先日の土曜日は高田エージさんのオープニングアクトを勤めた。バーでのしっかりしたライブは初めてだったうえ、著名な方の前に演奏するということも初めてだったので、この上なく緊張した。テクニック的にはここ最近で一番酷かったが、気持ち的にはノリにノっていたかもしれない。どうでもいいや。←魔法の言葉
 日曜は、とくおことTears of cameleoneがやっているバンドSarry Vez Vitchers(サリー・ヴェッツ・ヴィッチャーズと読むらしい)を初めて見た。思ったより格好良かった。
 曲の長さやアクはいい塩梅だったんだが、「ほうほう、よし、それから? あれ終わった」の連続で、間の持たせ方(というか間なんて要らん)も曖昧なので、上がりかけた気持ちが投げっぱなしジャーマンスープレックス。
 普通のライブだと、持ち時間たかだか30分だから、それぐらいはずっと突っ走っててもいいんではないかと思う。あーゆーバンドなんだし。
 あとは本人たちに大体言ったので特にここに書くことは無い。どうでもいいや。←魔法の言葉

 次のライブは6月18日(水)のゴールデンピッグスイエロー。
 あと八月に、オルタナティブ弾き語りの祭典(勝手に俺がそう思っている)独唱パンクに出演させてもらうかもしれません。予定は未定。どうでも来いや。←魔王の言葉

飛ぶカナリアと蝉

05 18, 2014 |

心を捨てられる場所を探したんだよ
でもそんなところ僕にはいつも見つからなくて
ただ捨てるに捨てられないそれ引っさげて
いつも居場所なさげにうろついてたんだ

成りたいもの無いよ
それは無いよ
僕はただ
雲みたいに消えたいのさ

貴方を忘れ去る場所を探したんだよ
でもそんなところ僕にはいつも見つからなくて
ただいつまでもそんなものに足引っ張られて
いつも悲しそうな顔でうろついてたんだ

欲しいもの無いよ
それは無いよ
僕はただ
空みたいに溶けたいのさ

草陰に忍んでいた
蛇と蛙
見慣れるとオレンジ
どうでもいいこんな鼻歌
盛り上がりはない
そんな毎日
望んでいた

心を捨てられる場所を探したんだよ
でもそんなところこの世には

心を捨てられる場所を探したんだよ
でもそんなところ僕にはいつも見つからなくて
ただ捨てるに捨てられないそれ引っさげて
いつも居場所なさげにうろついてたんだ

草陰に忍んでいた
蛇と蛙
見慣れるとオレンジ
どうでもいいこんな鼻歌
盛り上がりはない
そんな毎日
望んでいた

望んでない
笑ってたい

2008/8/7

Tarantula in my shoe

05 18, 2014 |

サングラスが似合わない少年
テレビで見たのはか弱い天使
ビルに突っ込むのは誰の仕業で
毒をばらまけば首相は笑う
若い奴には時間がない
ジーンズに穴を開ける仕事のようだ

世界がどうなろうが俺は知らない
やる気はあるけど手足が無いんだ
高速道路を音速で走る
あの光を超えたらどうなると思う?
俺は灰になると思う
この人生には満足して
ガードレールを突き破るだろうな

包帯が似合わない少女
ネットで見たのは血まみれのヒーロー
手首を切れば幸せな顔で
嫌なことは携帯が消してくれる
若い奴にはお金がない
出口のない迷路を書くつもりのようだ

世界がどうなろうが俺は知らない
やる気はあるけど手足が無いんだ
高速道路を音速で走る
あの光を超えたらどうなると思う?
俺は灰になると思う
この人生には満足して
ガードレールを突き破るだろうな

手持ちの愛が弾切れなら
悲しい顔して売ればいい
手持ちの体が弾切れなら
写真を燃やして泣けばいい
忘れたいから覚えたまま
離れたいからここに座る
何も見ないように
ずっと太陽を見ていた

少年少女も俺は知らない
記録はあるけど記憶はないんだ
病室を抜け出して光速で走る
あの窓を超えたらどうなると思う?
俺は鳥になると思う
この人生には満足して
青い空に八本の足を広げるだろうな

2008/9/8

嘘っぱちサリンジャー

05 18, 2014 |

嘘だらけでも生きていくんだと
俺はそう決めてから一人
どうしよもなく乾いた声で
君の笑顔だけまた見ていたい

ありもしないと決めつけて泣いて
使い古しのドラマだ今日は
疲れ果てたら笑ってようよ今日は
昨日見た映画のワンシーンみたい

一昨年の雨は優しくて
君はなんだか寂しそうな顔してた
一昨年の春は風が強くて
俺らはまたすれ違いを繰り返した
一昨年の恋は
また花になるんだろう

独りきりでも生きていくんだと
俺はそう決めてから弱くなった
どうしよもなく乾いた朝に
夢の続きだけまた見ていたい

叶うわけないと決めつけて泣いて
自業自得のニュースだよ今日は
一休みして笑ってようよ今日は
昨日吸った煙草の残り香みたい

一昨年の雨は優しくて
君はなんだか寂しそうな顔してた
一昨年の春は風が強くて
俺らはまたすれ違いを繰り返した
一昨年の恋は
また花になるんだろう

俺はいつになれば君に聞こえますか
周波数は合ってますか
ハローグッドバイ

2008/09/08

スーパーカー

05 18, 2014 |

どうかしていたんだろう
君も僕も
知りたくなんてなかったんだろう
死にたくなんてなかったんだろう

…今朝俺はまた乾いた唇で
冷めたコーヒーを飲んだんです
今朝君はまた乾いた眼差しで
ヤニ焼けした壁見てたんです

陳腐な知識で君は語った
ベランダに出て白んだ息を吸った
あのときなんて言った
俺は
君は
空の鳥が

埃の積もった感情で
この気持ちさえもう
サヨナラしていくという
そんな予感がした

破れたシーツ 血まみれのティッシュ
観葉植物 灰色の椅子
汗まみれの手 死に晒す精子
メメントモリ ニライカナイ
純白のカーテン
燃え尽きた手紙
パラダイスロスト 散りばめた合図
ピアノ
死に晒す…

スクリーンで見たリリィには感動しました。
あの日の記憶がフラッシュバック。
まだ僕には回復する傷は聞こえないのだなぁ。

2008/11/18

※最後の三行はリリィ・シュシュのリバイバル上映を見た感想。

こどもたち

05 18, 2014 |

地元で雪が降ったらしい。
早いなぁ。
10cmだって。
親の実家じゃ30cmだそうだ。

とても大きな粉雪が、ふわふわしながら落ちていくのを見ていた。
とても小さな俺。
君はママ譲りのお下げを、いじって、遠い目をしてた。
そういうの思い出さなくて済むから、いいのだなぁ。

変わりはどこにもいないし、この人はこうであってほしいと思うほど、勝手に裏切られたと感じて勝手に幻滅する。
期待するのはもうよそうと思って、忘れて。また繰り返す。
この巡る過ちが巡る季節と重なる。
足枷は増えてばかり。
自分の吐いた言葉、勝手に決めたルール、他人の悪意、という形の俺の悪意。
そんなことはお構いなしに風は吹くのです。
今日はいい天気でした。顔が笑っても心とかいうのは喚いているかもしれない。
でもそれは今日ここがいい天気でも、どこかで雪が降るように、どうでもいいことかもしれない。

そんなどうでもいい日記でした。

2008/11/20

※これが全体公開。基準が分からない。何考えてたんだ当時の俺は。

Fade to Black

05 18, 2014 |

君の瞳は
黒い真珠に似ていた
黒目が大きくて、笑うともう、輪郭もない
僕は目深にニット帽を被る
頭の鍵は無くしたきりだから
こうでもしなきゃ遮れない
命は簡単に消えるんだろ?
あるいはしぶとく

知ってるアイツが学校辞めても
君は笑っていた
知らない彼女が踏切で粉々になっても
君は笑っていた
冗談みたいに花が飾ってあって
僕が君の傷をバカにした
君は笑ってばかりいた
そのときばかりは頭痛がしたくせに

河内さん
君の言葉は確かに僕の舌を切り刻んだよ
河内さん
君の白い肌に赤い傷は美しすぎたよ
河内さん
君もいつか誰かの手に汚されて
その花を千切っていくんだろうな
もうされているのかもね
僕にはもう関係ない
それは祝福したい
だけど河内さん
それをなぜか悲しいと思うのです
それは嫉妬じゃない
恋じゃない
夢じゃない…

2008/11/21

NostAlgiA Lost

05 18, 2014 |

教室
色褪せた机
傾いた日差し
伸びる影、写る擦りガラス
窓辺
吹奏楽の演奏
気だるげなサッカー部のかけ声
青葉の匂い
かかとの潰れた内履き

回る
回る
バレエのようにはいかなくても
触る 離れる
黒板には消えた跡が消えない

千切れた雲
誰かの残り香
息を吸う
チャイム
そして言う

そいつは花火のようなもんだった

2008/11/23

※この頃は全体公開の普通(ではないか)の日記と、こういった一部公開の日記を毎日更新していた。
 今じゃ到底無理な所業だ。

Hi-Fi-Lie

05 18, 2014 |

赤い夕暮れを思い出した
プリズムの七色を捕まえられる気がした
気がしたんだ
期待をちょっと
個体もちょっと
差し引いた愛を
小汚いベンチの
油断をそっと
今日はいつまでも忘れるように
未来のための言い訳なだけさ
自分を守る理由にしたいのさ
今はまだ何もないだけと
思いながら消えてくように
遠くまで走ってゆくんだ

平常心と青い空の下
きっと
自由と
杞憂が
あるだけだ 咲くだけだ
ららららら
本当のことと諦めだけは
夢の中でも言わないつもりだよ
前向きなんかじゃないよ

寒い。

2008/11/23

おにごっこ

05 18, 2014 |

片輪のケンちゃんは言った
辛いのは笑えないことじゃない
孤独なリョウくんは言った
夜の鳥になってもつまらないと

ここにいるべきじゃない
右へ寄ろう 朝まで待とう

成功を手にして笑うけど
成功は充実じゃないと疲れたヤクザが言う
金はないが愛はあるさ
雑菌はあるが換えの布無いさ
教会に住み着いたヨシノリは言う

ここからどこへ行くんだろう
少年の感覚は時が来るのを察知した
不意に消えたいでしょう
鳥になりたいでしょう
いつか僕に回る頃には
空は灰色になるんだよ

と ぼけていた爺ちゃんは言う
寝ぼけていた婆ちゃんは言う
命ばかりが可愛いはずではない
寒い寒いと嘆く方がいい
最 低 にはなれないよ
証 明 にはなれないよ
明るい部屋のナンバー汚れていた
窓ガラスだ汚れていた旅ガラスだ汚れ
ていた汚れていたよごれていたよ
ごれていたよ

内在するナイフ無いよと嘘を言う
旅人はまた来ると言って
いつまでも来ない忘れただろう
責めはしない堰を切るのさ
色素の薄い
子供の髪の色
普遍的な夢の跡の
僕には無い美しい
僕には無い 何もナイフ
最後の朝 火傷の皮膚を切り落とした
片輪のケンちゃんはありがとうと言った
嫌味ならよかったのに
そうじゃないんだろ
そうじゃないんだな

2008/11/28

情緒安定

05 18, 2014 |

自然科学博物館の
いつまでも跳ねるボールを見て
ライトかき消した
数少ない天井も
なんで今になって思い出すのさ
停滞が金星に似ていると知って
一番星は何にもないのさ

内側叩けば出るのは悔いばかり
どうせならアナタの悪夢の一部でいいさ
見たくもないものになっちまった
ベルトコンベアから落ちてキズモノになった
B品に愛は必要ない
受精に愛は関係ない
なるようになった

黄昏が歩行の速度
黒い雲とドクロの入れ墨
かち割れたザクロになった
路頭で天使が死んでました
ツバメは遥か遠くで死にました
太陽が似合わない人ねと言われました
精子が足りないメカケになりました

迷子が開けたドアの向こう
内向的は大人みたいな子供の言い訳で
社交的はずる賢いガキの自称だよ
ボーダーのアンタはまだ岩肌を登ってるのかい
呆れてものも言えないが
枯れ枝みたいな手足に僕もなってしまった
水溶性のハートに情けは無い
どうでもいい君の嘘が
救いになってしまった
君は罪な奴

どうして争うかな
手を上げるなら君に飴あげよう
どうして争うかな
走り出すなら君に飴あげよう
どうして争うかな
涙流すなら君の処女を奪おう
どうして争うかな
代わりに僕の爪をあげよう
指を切って血が出た
魔王がいるよ!捨て犬がいるよ!

2008/11/29

※……結構、使う言葉って変わらないもんなんだなァ

タール

05 18, 2014 |

人生はろくなもんじゃない
偽りの夢をただ抱えて
蜂の入れ墨に恋い焦がれて
煙草吸ってむせかえるんだ

どこだって一緒だよ
誰だって辛いんだよ
最後の花が散ったから
この命は拾い物だ

こんなはずではなかったと
嘆いたらそれが罪です
雪の山ではしゃぐ君がいて
黄昏のスピードで土に還るのさ

還るんだ 帰ろうよ
さよならは しそこねたまま

この愛は排水路に流して
誓うことはもうやめて
駄目な自分に釘をうって
やめろやめろとばかり言う
君の顔も殴って

やめるんだ もうやめよう
それをいつから 言っているんだよ
なぁ…

窓のカーテンも閉めちゃって
白い壁を罵って
雨が止むのを恨んで
俺はもう鏡でいい
嫌になって 花になって
うずくまって 空を飛んで
夢を刻んで 鳥を殺して
平和を願って 恋をして
裏切られて 傷つけあって
疲れきって また生き残って
酒を飲んで ふらついた足で
君はいつも笑って 溺れてばかり
いたんだ…
痛んだ

2008/12/10

想像以上の闇を前に

05 18, 2014 |

シリンダーに煙草の弾丸を積んだ
可哀想なのは僕じゃなかった
麻里ちゃんは言った
私は心と体と頭がバラバラだから
僕には関係ない
そう思っていた
Noが体を拒絶してる
汚いものを吐き出せと言う

ムカデが洗面所でのたうち回ってた
私怨は体に重い
紫煙で体が重い
知りたくもない現実を見せつけられて
失望するには若すぎる
先生はそう唸った
それでも僕には朝の日差しが辛い
朝が来て魚は死んだ
切り開かれたハラワタなんだ
いい人なんかじゃない
誰かを救うことに疲れていた
いつしか辞めたら彼女は去った
君にはついていけない…脳のどこかで笑っていた
漂白剤を母親にぶつけて
それで君は幸せになったかよ

君のことは何も知らなかった
今となりゃ僕は君を何も知らなかった
君の純粋な笑顔に騙されていた
僕じゃ役不足だった
必要とするな
必要としては欲しかった
でも君の薬になんかなりたくなかった
僕らはみんな死んだ魚だった
バカだった
純粋だった
どうしても美しいと思いこみたかった
君はただ嫌いじゃない僕を受け入れただけ!
君はただ傷つけない僕を受け入れただけ!
金曜には電話してくれよ
また君の可愛い声聞きたかったよ
僕をキチガイの顔だなんて言わないでくれよ
僕はまともなつもりだった
その嘘に自分で気付くのが遅すぎた
何を頼ればいいかな
金曜には電話してくれよ
もう昔のことは実はどうでもいいんだ
君の肌に触りたいな 触りたいな
体が重い
勝ったのは誰だ
負けたのは僕だ
金曜には電話してくれよ

2009/12/11

※ああ、あったなこんなこと

Teenage has gone

05 18, 2014 |

What should I do?
What should I say?
俺はずっと考えていた
今は今で違う悩みだ
咲いたチューリップをもいだのは俺です
あのときなんて言えばよかったんですか
あのとき俺は獣になればよかったんですか
茨の道ばかりが残されるのは
俺のタイミングが悪いせいですか
きっとそうなんだろう

I love you!
I love you!
Baby I love you!
間違いと正解があるなら
大抵の正解は実は分かっているんだ
実行して失うくらいなら…ここがクズだ
俺には勇気が足りない
愛情の表し方もよく分からない
教えてくれる親切な人はいない
自分勝手に見えて
そういうつもりじゃない
あなたが幸せならそれでいい
だけど
一応俺も毎日人間らしいんだ
我慢できないこともある

What should I do?
What should I say?
それぐらい自分で分かれよ
添い寝していた朝、携帯に着信があっても無視しただろう
そのくせいつまでも触れなかった
触れなかった
触れと言われたら、したんだろうか
触れと言われなければ、しないんだろう
そういう生き物だ
でもやめよう
中途半端な優しさが他人や自分さえ傷つけたことは
もう何回もしでかしたことだろう
それはワガママよりもタチが悪い
うじうじ悩んでる場合じゃない
それは暇なときにすればいい
今は傷つくのだって怖くない気分
だって
初めから失うものなんてなかったじゃないか
君にもこの気持ちを分けてあげたいくらいさ!

2008/12/13

all apologies

05 18, 2014 |

全てに申し訳なくて
全てを愛してあげたくて
愛 愛 愛
理由とかなくて
誰かのために頑張るのは全然苦痛じゃない
むしろ幸せ
でもたまにつらくなるのは何故だろう
走っていた
あまり後ろは振り向かなかった
すれ違っていく人は悲しそうな顔をしていた
あの人のために何かしてあげたいとさえ思う
でもそれは無理な話だ
無償の愛を受け入れてよ
溢れ出る憎しみは引き受けるよ
別に刺されたっていいよ
憂鬱になるくらいなら俺に八つ当たれ
意味が分からない
みんなハッピーになればいいのに
俺一人の苦痛でみんな幸せになってしまえばいいのに
気遣いとか要らないし
花はきれいだし
空は青いし
海は広いし
山は大きいし
木は暖かいし
犬は可愛いし
何が悪いんだろう
愛 I eye アイ 愛
目に見えるもの
見えないもの
申し訳ないことに
みんな愛してて
おかげで消えてしまいたいや

2008/12/14

遠くの空に消えた

05 18, 2014 |

手放した風船はいつか
割れて手元に戻るんだろう
願いを託した少年は
挫折と悲しみを知って

美しい花を見に行こう
バラが咲いたらしいんだ
つらいことは沢山ある
それを憎しみに変えるのは簡単だ

僕もそれなりに大人になったんだ
幸せになれないことは知ってるよ
僕にはその資格がない
とどこかで思いこんでる
事実かもね
醜いのは見た目だけじゃないからさ
でもすがってでも生きるのも悪くないんじゃないかな

重い頭と頼りない手足
浮き彫りの胸板
忘れられないくらい刻み込んで
どうでもいいが一番どうでもよくないよ
僕や憧れのあの子も孤独だとして
ならなんで分かり合えないっていうんだ
爺ちゃんの骨は味気なかった

別にいいんだ
甘い甘いチョコレート
返ってこないメール
帰ってこない光
別にいいんだ
僕には僕のペースがあるからね
君のも尊重するよ
ところで
まぁいいや
催促するのは好きじゃないんだ
君の涙は塩辛かった
骨ばった薬指に指輪はめたね
似合ってないよ

まぁいいや

2008/12/17

Heart Breaker

05 18, 2014 |

あなたは将来どうなるかなぁ
そう言っていた姉さんは子宮を無くして
今更ガサガサの髪の毛なんでしょ
人生はまだまだ長い
そう言っていたワカハゲの兄さんは
まだまだ人生ハゲて過ごすんでしょ

リスキーなハスキーは飼うには大変だろう
カテゴリーが嫌いーなあなたには
そもそも生きるのが大変だろう

別に今更昔のことはどうでもいい
どうでもいい!!強がるなよ
ミドルなテンポにしてほしいなら言え
どうでもいい!!聞く気はない
理由を持たすとロクなことに使わない
どうでもいい!!どうでもいい!!どうでもいい!!

夢にまで出てきたんだよ
言い訳はしない方がいい
忘れかけると掠める追憶
追ってくるな

もう逃げなくても救いの手はあるだろうさ
どうでもいい!!なんて言うなよ
道路に立つなら左側がいいかもね
どうでもいい!!大体はそうさ
だからもうこだわるのは止めにして
今はちょっと眠るのさ
どうでもいい!!

奥二重~消えないテレビ~
彼氏は外国人~消えた子供~
勉強地獄~あなたはまだ~
そこにいるのかい~
ならなぜ~顔も出さない~
嫌なんでしょう 嫌なんでしょう
どうでもいい!!どうでもいぃぃいいいい!!

2008/12/22

Remember the sunny girl

05 18, 2014 |

伸びた爪や髪の長さで
昔を懐かしむのさ
骨ばった手首や足を
愛おしく撫でていたんだ
バカなことメールや電話で語った
もう一度君に会いたいだとか
そういう泣き言は今は止めにして
若葉の写真を眺めていよう

Honeybeat once again
Sunnyday I hold you out

あの日の恋や間違いは
全部僕のせいでいいよ
未必の故意や戸惑いも
胸にしまって忘れない
君の色素の薄い髪に花を
差して喜ぶばかりが希望じゃないさ

火種の落ちた煙草やライターを
見つめるのが好きだったよ
根暗だって笑うんだろう
その笑顔は嫌いじゃなかった

Honeybeat once again
Sunnyday I hold you out

あの日の恋や間違いは
全部僕のせいでいいよ
未必の故意や戸惑いを
胸にしまって忘れても
君の色素の薄い髪に花を
差して喜ぶばかりが希望じゃないさ
今は知ってる
晴れを知ってる
君を知ってる
愛を知ってる
今走ってる

2008/12/25

※若いなぁ

who you are

05 18, 2014 |

シルクを抱くように優しく掴むんだ
僕らの使命がなんだったか
地方のニュースは教えてくれない
聞きやしないしね
そんなことより僕らは必死に
このイビツな心を近づけようとすることに集中すべきだ
新潟という街

寒くて、厚い布越しに心臓を感じるだろう
電車に揺られて
田園を見よう
声高に愛を叫ぶんだよ
少しまた近づいて
牙を向いて
少しまた離れて
寂しい顔して
その繰り返しだ

結果として
まだ生きてしまっていることを呪うな
むしろ生きるんだ
まだやってないことがあるだろう
だんだん希望の数が減っているな
僕らはその屍を踏みしめていこう
悪いことばかりじゃない
体は傷つき死に腐って
それでも歩いていこう
だって僕は知ってるんだ
新潟という街

電車に揺られて
田園を見よう
声高に愛を叫ぶんだよ
少しまた近づいて
牙を向いて
少しまた離れて
寂しい顔して
その繰り返しだ
このイビツな心を近づけようとすることに集中すべきだ

その繰り返しだ

2008/12/29

mind of kind of night of light

05 18, 2014 |

恋をしたんだ
腐った魚と恋に落ちた
バカみたいに股を開くよ
お前は精液が欲しいだけだろう

無理をしていた
アンプに繋いだテレキャスターは
悲しそうに鳴いているよ
日差しを横切る天使の翼

世界はどうやら滅びる定め
豚が震えたらそんな予感だ

終わらない罰は罪の証
僕らは何もしていない
受精してしまっただけさ
君は泣いているだろう
僕らは 死にたい
生きたい
もうたくさんだ

2008/12/29

さんざん無理して馬鹿になって

05 18, 2014 |

世界が暗くなってきた
未来はもう真っ暗だ
初めからこの道に光も救いもない
あるのはただモナリザの冷たい笑顔
触れもしない
ただ鳩にくれてやる餌みたいな笑顔があるだけだ

狂った女がヒステリックに叫んでいるよ
バラした猫がサディスティックに死んでいるよ
僕はここにしがみついていたい
今日という夜は久々にうんざりした気分だ
救われない泥の船さ
キラキラしたサウンドは
遠くで流れ星より早く砕け散ったさ
僕に愛をくれよ
君も欲しがってばかりいないで
僕に愛をくれよ
君も壊れたアイロンみたいでいないで
僕に肺をくれよ
呼吸をするにも人ごみは辛いよ
君に濡れたワンピース
湯船あがりの君は女神のようさ
濡れた髪の匂いを教えてくれ
僕にアイをくれよ

2008/12/29

通りすがりのロザリオ

05 18, 2014 |

今はきっと刈り終えて根元が剥き出しさ
そこに立ってヘッドフォンチルドレンになるのがまたよかった
邪魔くさい勘違い野郎はいないし
それだけがいい場所だった

この時期は肌寒くて赤い傷が染みるらしいと
白い女は囁いたそうな
橋の下で雨に遊ばれた淫靡な雑誌も
子供たちの好奇心に蹴飛ばされては
そういつも泣いたり笑ったり
あの道からどれだけ僕らは心を置いてきただろう
迷わぬように、道しるべとした
そいつはどこに行ったんだ

剥製の蝶と
錆び付いたバッタ
死んでいた 元気そうだったのにね

駅前の鳩
動き回る旅人
俺は鳩になりたくて
カラスや鶴にはなれないから
灰色の寵愛さ

君のベビーパウダーの匂いと
俺の乾いた花びらの匂いと
まぁまぁ消えては田園に立つ
そうする分には苦痛は無い
安らぐ分にはお金はかからないはずなのさ

2008/12/29

メメントモリ

05 18, 2014 |

今日という日が俺の命日になるように
彼らに対する式日となるように
そうするつもりだった
アンタの笑顔でそれが全て焼け落ちて
落ちくぼんだ目も腫れ上がった指も
荒れ果てた肌も軋む骨も
なんか全部許せそうな気がして
救われた気がしてしまって
アンタなんかの笑顔なんかで
誰かに感謝したくなっちまうよ
でも知ってるよ
もう俺は一生不感症
チョウチョも枯れて砕けるんだよ
あまり浮かれるな
あんまり高いところから落ちると



引きつるよ

2009/1/11

手を振るネオテニー

05 18, 2014 |

通り過ぎたらホコリまみれさ
時間が経つほど帰るのは大変だよ、知ってるだろ
コインランドリーの黄ばんだ壁には
なんだか嫌らしい圧力を感じるよ
金の返ってこないコインロッカーは
どうにも慣れる気がしない、だって君に似てる
必要なのは金だけかな
それなら金曜まで待ってりゃいい
意外と早く終わるのがこの世界の常
足りないハイトーンより咳払いの方が格好いい
パラつく雨に君の笑顔を重ねたら
色褪せた現状も時折止まる秒針だ

辞めろ辞めろとばかり言う
壁のお顔に思い当たるツテはないのに
消えろ消えろとばかり言う
お前のお顔をぶん殴ってやりたいさ

逃げろ逃げろばかり言う
お前の合図は山茶花に似てるよね?

2008/12/29

ノース・マリン・ドライブ

05 18, 2014 |

君を捨てたアイツを
アイツを捨てた僕を
僕を捨てた君を
僕らを捨てた大人を
大人を捨てた社会を
社会を捨てた神を
神を捨てた僕らを
僕は憎んだ
君は憎んだ
アイツは諦めた
僕は憎んだ
君は諦めた
アイツは迎合した
僕は憎んだ
君は迎合した
アイツは成功した
僕は憎んでる

終わりはいつ来るんだ

after the end

05 18, 2014 |

何をしててもむなしいのは
俺の人生って後日談だからで
もう全部実は終わってて
死にもしないのでなんとなく生きてるだけで
生きるのも死ぬのも難しいので
ナマモノがだんだん腐っていくのは自然の摂理で
じゃあ俺も実は端からそうなってってるわけで

どうすればいいかって別にそれも分かんなくて
どうしてそれを止める気すらないのか
それすら分かんなくて
ただ広がる穴をボーっと見てるのさ

馬鹿にも天才にもなれないなら
無駄にしかならないの?
愛しも愛されもしないなら
無駄にしかならないの?

完璧で誰からも愛される君を見ては
憎たらしくも愛しいと思ってた俺はもういない

大抵の人間は何をするにも遅すぎるもんで
それを凡人って言うわけで
俺はそれより遅い不器用な馬鹿なわけで
凡人以下なら屑とか呼ぶわけ?

この醜さも美しさも
肉も肌も爪も髪も
夢も愛も金も歌も
骨になればみんな同じ
骨になれ

ああ
灰になれば良いのにな
俺だけ

2009/1/31

リアリティ

05 18, 2014 |

人生とかいうのは、大概が点じゃなくて線らしい
だからどこかでつまずくと、そのまま外れっぱなしだ
後を引く
じゃあ俺はどこでボタンを掛け違えたんだろう
掛け違えて、それに気づかないで、さらに掛け違えたら
もうまるで、どうしようもないことのようだ

ただひとつだけ、このことに関しては嫌な予感がするんだ
もしかして、もしかしてだよ
初めから俺は、俺みたいな人種は、生まれる前から、そもそもボタンの位置がおかしいってことさ
それって人間かどうかさえ怪しいだろう?
そしたらどうしたらいいと思う?

それを自覚しないで済んでる奴は幸せだ
人の心は陶器みたいなもんだからね、割れたらどんなに補強したって傷は残るんだ
割れた事実って消えないだろう
この世にマニュアルとユニフォームは沢山あっても、そいつら向きのは大して無いんだ
それを探せって、結構酷な話じゃないかよ
それが正しいかも分からないのに

埋めようたって埋まるもんじゃないんだよ、そして絶対憧れるものなんかじゃない
傷はファッションにならない
自分なりに失敗しながら生きていけばいい、そう思えてるうちはいいんだ
そう思えてるうちは
でもそしたら、思えなくなったときどうなるんだろうな
人の思いなんて儚いよ、いつ変わるか想像もつきやしない
そこだけは俺やそいつらも他の人と同じらしいんだ

みっともないけど、何をするにも中途半端で
時折爆発する一時の激情でここまで来てしまったんだ
それでも今はやるべきことをやるしかないんだろう?
それがあるってすごく幸せなことだね
とりあえずそれでいいのかもしれないね?
問題の先送りだろう
弱いんだから
大人になることは強くなることじゃなかった
涙の数だけ弱くなる奴ばかりだ
愛してるの響きだけじゃ強くなれない奴ばかりだ

2009/2/12

嫌いって言えば

05 18, 2014 |

嫌われるよりは忘れられたい
忘れられるよりは嫌われたい
どっちがマシかと言われても

どっちも嫌だ

光を見れば眩しくて目を閉じる
熱いものに触れれば手を引っ込める
寒いと思えば体が震える
あなたに会いたいと思えば傷つくだけだと怯える
それはただの脊髄反射
目の前にあなたの爪があったら
ぐちゃぐちゃにして忘れてしまえばいい

我がままにならないなら我がままって言えない
希望がないなら死ぬだけの理由もない
生きるとか死ぬとかは大げさじゃない
いつも俺たちの傍らになる
ただ忘れてるだけ
ふとしたときに俺たちの肩を叩く
日本では、去年も三万人の人間がこの世界からの脱出に成功したらしい
今年もそうだろう
部屋に閉じこもっていた頃に比べれば随分マシになったろう
抜けろ抜けろとばかり言う
お前のために抜くものなんかない

沢山のものを飛ばした
風船
紙ヒコーキ
ブーメラン
あなた
自分の体

ベランダから
地面から
滑り台の上から
教室の窓から
どれも返ってこなかった
なんとなくそれが嬉しいと思っていた
手放すほどに身軽になるような気がしていた
実際はたんぽぽみたいにはいかなかった
むしろ落としたのは
自分を少しは可愛がる心だけ

嫌いって言えば?
ふわふわと、誰に飛ばしたわけでもない言葉をあなたは受け取って
よく分からない理由で傷ついたと叫ぶ
ヒステリーの停車駅はあなたにもあったんだ
失望してしまう
俺は人に期待しない
自分が期待されるような人間ではないから
それが筒抜けなのか、そう信用もされない
と、思いたい
傷つきやすい人は簡単に人を信用しすぎてる
ちょっとしたことで裏切られたと感じて
また多大に傷つく
そして心配して寄ってきた人をまた異常に信用する
学習しろよと言いたい
でも言わない
学習しろよと自分に言いたい
でも聞かない

嫌いって言えば?
どうなる?
嫌いって言えば?
好かれないならいっそ嫌われたいんだろう?
それはそれ
俺は別
好きも嫌いも興味がない
今更どうでもいい

全部今更になって
消えてしまえばいいのさ
記憶なんてものは
そういうのを、嫌いって言う

2009/2/23

脳髄に痺れ

05 18, 2014 |

ここまでぶち壊れるきっかけは分かってるさ。
それがもうどうしようもないってことも。
考えるだけ無駄で、放課後の音楽室でピアノ鳴ってて。
追いかけっこしたことも、アルプス一万尺したことも。
夏の日差しで倒れたりしたことも。
秋の夕暮れ、どこまでもむき出しの田園があったことも。
山に消えていく落日が明日もまた来てたってことも。
僕を責めるアイツがいつまでもそばにいて。
いつしかあの子も奪っていったことも。

それを押し隠して僕を笑っていたことも。
知らないのは僕だけだって?
ドロップアウトした僕だけだって?
ドロップアウト……嫌な言葉だ。
どう言ったって、負けたんだよ。
負けた奴は負けを抱えて、終わりが見えないからぐるぐる回って、倒れて。
負けたんだ。
自分に負けたら、勝ちを取り戻すまではまったく、笑えない、感動もない、救いもない話だよね。
ニュースキャスターが今日の占いをお伝えします。
最下位です。最下位です。
足のやけどが醜い先輩。名前も忘れたし、あんたどこにいったんだよ。
また僕に知らない世界を見せてくれよ。友達のいないあんたは、僕の友達だったんだ。
いつしか僕もあんたと同じになってた。
どこか見下してた気もするのにね。子供のすることだから許してやってよ。

ポーン。七時をお知らせします。
甘酸っぱい匂いがしていた。
もぐらが腐って死んでたんだ。
死んでました。
行方知れずの女顔のアイツは今何してんだ。ホストやってるって聞いたけど、あんな田舎でやっていけてんのかい。
相変わらず口の端は殴られた痕があんのかい。
お前のセックス保健室で見せ付けられたときは絶句したよ。
おまけに保険医に見つかって停学だってな。あの学校でそんな奴お前だけだったよ。結構お前のこと好きだったよ、僕は。
みんな嫌ってなかったよ。卒業式にも来やがらないで。

アイツ、アイツ、アイツよ。お前また腹の底で僕のこと笑ってんだろ。
お前はいつもそうだった。
すまし顔でなんでもこなしやがって。そのくせクラスではそう目立ちやしない。僕の方が目立ってたくらいだ。
僕がお前を追い抜くと、お前はいつも拗ねたような顔してさ。減らず口叩くんだよ。可愛くない奴だ。僕もだったけどな。
でもって、いつもおいしいとこだけ持ってくんだ。僕が浮かれてる間に。
僕とお前とじゃ決定的に何かが違っていたよ。
お前実は人生二回目だったりしたんだろう? 上手すぎんだよ。ずりぃよ。
結局お前に勝てたのは勉強と背丈だけだった。そんなの親から貰ったものだ、僕の力じゃない。

でもお前のこと嫌いになれないんだよ。
憎めないんだよ。
だって幼いときに一番長くいた友達だったんだ。
お前は僕の初めての友達だったんだ。本当の意味での。
僕はお前と僕自身にだけは勝てる気がしない。
認めたくないけど、涙が出ないってことは、心の奥では分かってるんだ。

僕はお前から離れるべきではなかったのかもしれないな。
お前がいつか言ってた言葉が、今になって分かるような気がするさ。

2009/2/22

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