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鳩 正義

Author:鳩 正義
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ろっくんろーるの話

12 14, 2014 | たわ言

 僕はろっくんろーるが嫌いだ。
 愛憎入り混じるとかじゃくて、ろっくんろーるが嫌いだ。
 僕は酔っ払っている。
 何故ならろっくんろーるはダサいからだ。
 ダサかっこいいとか色々言い方はあるけど、そういうんじゃなくて、ろっくんろーるはダサい。分かるだろ?
 だからろっくんろーるが好きだって言う人は、ろっくんろーるはダサかっこいいとか、孤独の音楽とか、かうんたぁかるちゃあとか、そういうどうでもいい小理屈は置いといて、ダサいのが好きだって胸を張って言えばいい。
 ダサいっていうのは、単一にしてカッコいいのだ。裏とか表とか矛盾とか相互作用とかじゃなくて、ダサいのはかっこいいのだ。これが分かるか君に? 信じていいんだよ、愛してる、キスキス、耳たぶ強く齧ってあげる、ねぇ、分かってください……。

 僕はろっくんろーるが嫌いだ。
 よく「”ロック”ってなんぞや」って言う人がいるけど、答えはかんたんだ。
 ロックっていうのはギタァだ。そいつらはロックはかうんたぁかるちゃあとか反骨精神とかパンクとか寝言を言うけど、紛れもなくギタァ以外はロックじゃないです。
 ポップスって知ってますか? ポップスにはギタァが鳴ってないんです。ほら、ね、分かったでしょ?
 心配しなくても、ベェスもギタァです。だって正式名称はエレクトリックベェスギタァだし。
 それでなくても、順番として、コントラバス(こんとらべぇす)をエレクトリックにしたとき、初めからそれはギタァの形を模してフレットを付けて、横に持つ形になったんです。
 なんでだろう? 僕には昔の人が考えたことはよく分からないけど、実際そうだったんだからエレクトリックベェスというのはすべからくギタァの属性なんだよ。
 ドラムはよく分かんないなァ……でもまァ、ここまできたらドラムもギタァなんじゃない?
 一応君のために理屈をつけてあげると、よくタムタムやハイハットまで排除した、神経質なまでにシンプルなドラムキットを、ガレージ系で見るじゃない?
 でもスネアは必ずある。あれがないとろっくんろーるの二層構造のリズムが構成できないからね。ドラムはスネアだ。ここまではオーケィ?
 そのスネアには、スナッピーという、裏側に鉄の弦みたいなのが張ってあるだろう? 張ってあるんだよ。そしてあれは、オン・オフできるにも関わらずほとんどの人間はオンにするだろう?
 そりゃなんでかっていったら、あのスナッピーとかいうものが実はギタァだからさ。ほら、ドラムもギタァだ。君がロックを否定したいならドラムにスナッピーを外す指示をしたらいい。東洋的感覚を無視した浅慮な発想でそれを言ったら、さぞ無様になるだろうけど。
 つまりバンドとかいうものは、ギタァが三本鳴ってるんだ。
 そして、ギタァのみでも、ベェスのみでも、ドラムのみでもロックは表現として成り立つから、要するに、ギタァが一本でも鳴ってるとロックになるんだ。証明終わり。分かりやすいだろう。
 何で皆、こんな簡単なことが分からないんだ? ロックって何だって、この国では色んな人間がしょっちゅう毎晩常々言ってる。バカだよなァ。そんな簡単なことも分からないからロックやってんじゃん。いいんだよ、そんなことは。ロックが何かなんてどうでもいい。
 バカだからどうせ他人にどう言われたって納得しないし(バカほど他人を信じられない)、バカだから自分でこうやって正解を導き出すこともできないんだ。
 そういうバカな奴がギタァを鳴らすと、なんでだかロックになるんだよ。

 僕はろっくんろーるが嫌いだ。
 ロックはギタァさえ鳴ってればいいってさっき言ったけど、じゃあロックとろっくんろーるって何が違うんだ?
 ちょー簡単に言うと、ロックはクラシックだけど、ろっくんろーるにはメロディなんて要らないんだ。
 何故ならメロディがあると、音というものは鍵盤で言うと白鍵と黒鍵の12音階で区切られていて、幾らなんでもその中で限界ってあるんだ。
 メロディとかいうもののせいで、人は感動するし、メロディとかいうもののせいで音楽の可能性っていうのは凄く凄く窮屈に閉じ込められている。人間ていうのは、困ったことに、窮屈さの中でしか自由とか感動とかを感じられない生き物なんだ。それは、君も、よく知っていると思うけど。
 ああ、ああ、音楽の神とかいうクソ野郎がいたら、なんて嘆いてることだろう。それともやっぱり、その制約を「分かってるじゃん」って、おちょくってたりするのかな。いいよ、まァどうでも。無伴奏チェロ交響曲第一番が人間の歴史に残った段階で、12音階の偉大さって奴を、ある部分では認めざるを得ないことは愚かな僕だって分かってるんだ。
 それぐらい僕だって分かるんだ……。

 話を戻すと、ろっくんろーるっていうのは、リズムの音楽だ。心臓の音楽。胸が躍って体が動いたらそれがもうろっくんろーる。
 あーーーーーーーーーーーーーーーーー、ウンザリするほど分かりやすい。
 だからメロディなんか要らない。
 僕は別に胸が躍って体が動くとか、そういうの、楽しいけど、そんなの所詮おまけの方なんだ。体より心が動くほうがよっぽど贅沢だし、心を動かすにはさっき言った「制約の中での自由」って奴が必要なんだ。
 まァ、その……なんていうか……それって変態なんだよ。
 正直言うと僕だって参ってるんだ。

 だから僕はろっくんろーるが嫌いだ。体が動く音楽なんて大ッ嫌いだ。僕は棒立ちで音楽を聴きたいんだ。
 たまにゆらゆら、頭がぼーっとしてなんだか足元がおぼつかないとか、足が疲れるとか、そんなくだらない理由で膝つきそうになる、それだけでいいんだよ。

 僕はロックが好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







 でも本当はろっくんろーるも好きです。
 参ったか。
 だってバカなんだもん。
 参ったよ。僕が。
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アレックス / アウトサイダー / ランブルフィッシュ

12 11, 2014 | カルチャー

 作品というものは、抗いようも無く製作者の感情や性格や性癖が吐露されてしまうものだ。
 ゆえに人の心に突き刺さるとなれば、およそ二つの種類に大別できる。
 それは本当に人を傷つけようとしているのか、あるいは本当に人を癒そうとしているのか、だ。
 心とかいうものは困ったことに、どちらの薬を処方するにも一度深く突き刺さなければならない。
 そう、僕が最近足をパックリやって12針縫う際、何が痛いって麻酔が一番痛かったことと同じように。Oh my goodness。

 アレックスという映画は間違いなく前者であり、後述の二つ、及びフランシス・フォード・コッポラはきっと人の心を癒そうとしているのだろう。
 いやぁしんどい映画だった。メメントと同じ逆回しのシナリオと聞いて見ることにしたが、冒頭からウンザリするほどカメラがぐるぐるぐわんぐわんして、最初にハッキリ映るのがデブ親父の裸。これほど視聴者を試す映画は久しぶりだ。
 狂った奴しかいない、まるで怪物の体内のようなゲイバーを彷徨い、カメラは嫌がらせかと思うほど落ち着きが無く、ちょっとは話が展開されたかと思うと、消火器で人の顔を何度もぶん殴るという有様。酷い。なんだこれ。
 その後も鬱屈とした雰囲気のままレイブパーティー、やたら長尺のレイプシーン、セクシャルな会話、後でレイプされる女と主人公が朝から恋人らしくイチャイチャ、最後にはポケモンフラッシュとレクイエム・フォー・ドリームみたいな圧迫感のあるBGMで終焉。
 人に勧められるような要素が全く無い……。
 僕はトラウマ映画を好んで見る傾向にあるから比較的慣れてるが、これほど視聴者をコテンパンにする目的の映画は久々に見たなぁ。
 多分ショッキングな部類に入るんだろうけど、結構面白かった。
 レイプ自体と、又そういうテーマにさほど驚きを感じないからだろうか。序盤からトップギアだから、ある意味「これ以上酷くはならねーだろう」という安心感もあったしね。

 アウトサイダー
 んん。こういう小品な作品も撮るんだな、というのが最初の感想。定番の演出やストーリーをあえて踏襲したかのようだ。
 貧乏なグリースと金持ちのソッシュという二つのグループの対立構造、そのどちらからもはみ出た(アウトサイダー)主人公。夕暮れを美しいと感じる彼の感性を「Stay gold」と諭す友人。慈愛の失墜を目の当たりにして、ついに暴発する兄貴分。
 いい話ですよ。ただ、終盤、友人の手紙を読み返すシーンで友人の顔が空に浮かんで、読み上げるのを交代するのは「ああー、やっちゃったかー」という感じ。多分、コッポラが意図した視聴者層に届く手法を選んだのだろうが……。
 ま、ケチつけるというより、”時勢”ってしょーがないね、という諦観です。
 あとモブで出てくるソフィア・コッポラがブス。
 ゴッドファーザー3でもちょっと思ったけど、小さい頃はもっと酷い。なんだこの歯は。

 ランブルフィッシュ
 小品第二弾。これはすごく良かった。
 そもそも、何故ミッキー・ロークが何かとチヤホヤされてるかが、僕にはとんと分からなかったんだけど、これを見てようやく分かった。この頃の彼の皮膚に流れる詩情が、今尚そうさせているのだな。(まだレスラーを見ていないから細かいツッコミはやめてくれ)
 マット・ディロンもアウトサイダーよりこっちの方がいい。「クラッシュ」のときには単なる嫌味な眉毛としか思わなかったが、若いときはこんなに格好よかったんだね。精悍かつ美しい。
 若者が乱闘騒ぎって意味ではアウトサイダーと変わらないけど、ミッキー・ローク扮する「モーターサイクルボーイ」が映画自体に品格を与え、白黒で整えられた画面に、いっそ魅惑的な色調を注ぎ込んでいる。
 本名が出ないのがまた渋いね。モーターサイクルボーイ。ジャケットに惚れた感覚は正しかった。
 唯一画面の中で色づいているランブルフィッシュがまたニクい。こういう演出はベタでいいんだよ。素敵。たまらないね。
 これは凄く好きな映画です。溜息が出るよ。
 バーテン?みたいな役で出てるトム・ウェイツもスパイスになっている。声で分かる。どっかにいるな、と。
 あとモブで出てくるソフィア・コッポラがブス。

マイ・ディア・エリ

12 05, 2014 | 歌詞

メロディ、聞こえるよ
波の音が街をさらう

North Marine Drive
遠くの空に消えた
瓦礫の国はいつも
変わらずにそこにあるのに

走り出したメリーゴーランド
僕たちを乗せてさ
どこだって行けるはず
あの牧場にだってさ
行けるはずさ

メロディ、教えてよ
僕たちの間違いを

BOYS DON'T CRY
停電の夜にどこへ行く
BOYS NEVER DIE
生きのこりたいって、願う

回りだした青いブランコ
僕たちを乗せてさ
星にだって 月にだって
きっとタッチ!
できるはずさ

… エリ、エリ、ラマ、サバクタニ …

あの牧場で、あの樹の下で
僕も眠る、君も眠る
繋いだ手だけが、温もりだった
僕は行かないと、君は残るけど
僕が代わりに、代わりになれたら
強くなりたい、強くなりたい
男の子は泣かないんだ
男の子は、泣かないんだ

走り出したメリーゴーランド
君だけを、乗せてさ

(鳩 正義)

ダンチノコ ~及びカンパネラ・テグジュペリの吐き気~

12 05, 2014 | 歌詞

隣の部屋は夫婦喧嘩が、いつも耐えなくて
ゴミ捨てもロクに守らない
ベランダから逃げ出す子供
笑顔が、歪んでる
たまに遊ぶと玩具は減るし
嘘がやけに上手い
滑り台から落ちて、ぶつけた頭
いつも手が震える

ダンチノコ、ダンチノコ
頭悪くてすぐ死ぬ
パチンコ、車と、出来婚シャブがトレンド
ダンチノコ、ダンチノコ
愛され方を知らない
要らない子、リョウタは
アンパンチで星になる

誰もいない、百合の公園
ライオンの送迎バス
夕焼けは君を殺した
僕だって、僕だって
ブランコが一つ、二つ、揺れる度に
飴玉をポロポロ、ポロポロポロ落とした
油の浮いた扇風機、赤茶けたプレステ
土方のきたねぇツナギ、カルキ臭い後部座席
走るたびに、生えかけの歯が痛むんだ
もうあの部屋には帰りたくない

ダンチノコ、ダンチノコ
幸せになりたいけど
観覧車からみた景色が凄く、凄く、邪魔でサ……
ダンチノコ、ダンチノコ
頭悪くてすぐ死ぬ
ガードレールで真っ二つが関の山
要らない子、リョウタはお前と同じさ
俺も同じで
アンパンチで星になる

(鳩 正義)


……
あるとき、リョウタが花火をしようって、丁度今日みたいな、季節を外した肌寒い時期。
夜中抜け出して、リョウタが花火と、親がヘビースモーカーだったから、そのライターを持ってきて。
公園で火をつけようとしたら、火薬はとっくに湿気てて。
「ごめんね」とリョウタは言いました。
僕は「楽しかったよ」と言おうと思ったけど、言葉が出なくて。
「ごめんね」とリョウタは、小さく言いました。

ファム/ファタール/ブリジット

12 05, 2014 | 歌詞

赤らんだ、膝抱え
クリスマス、小人のキス
悪巧み、笑うでしょ?
スケート場、僕の希望

ブリジット、コールマイネーム

裏切った、これで終わり
浮浪者、泣いてるの……
嘘をついて、子供を売った
君の親を、撃ち殺した

ブリジット、コールマイネーム

君と踊っている間だけは
僕は正気でいられたけれど
……薬はもう切れていくんです
僕はもう生きて痛くないんです
痛くはないんです、痛くは、痛くは

(鳩 正義)

11/28,11/30

12 05, 2014 | ライブ

2014/11/28(金)
GOLDEN PIGS BLACKSTAGE
カタオカセブン
"フォークとツアー2014"
大橋良康 / ayumin / 鳩 正義
open18:30 / start19:00 adv.¥2,000- / door¥2,500-

 カタオカセブンさん、正直名前アカン奴やと思ってたけどカッコいい人でした。なんだかタイミングが合わなくて、おまけに気を使われたみたいで全然話できなかった。
 なんか、ごめんね……新潟ごめんね……曲中イェーって返した一人だけの人は俺です……。(他のタイミングは皆さんちゃんと返してたで)
 とか言って、もし俺のライブであの雰囲気だったりしたらなんとも言えないね。
 残り香ぐらいは平気で残すつもりでやっとります。ライブは戦いですな。
 セットリスト
 1.ファム/ファタール/ブリジット(新曲)
 2.マイ・ディア・エリ(新曲)
 3.ダンチノコ(新曲)
 4.Hallelujah(カバー)
 5.パレード

2014/11/30(日)
Live Spot WOODY
[Acoustic JAM next]
乖離/Tears of cameleone/正義/Mondeo
o 18:00/s 18:30  ADV¥1000/DOOR¥1200

 なんていうか、こんなにこういう人集まります? って感じ。失笑と倒錯のオンパレード。
 和気藹々出来るのはいいんだけど、なんというか、なんだろうね。この奇妙さ。全然噛み砕けない。たまにはいいけどね。たまにですよね。年イチとか。そんな気がする。
 とはいえ僕はいいライブ出来たかなー。
 なんというか、段々自分のライブが親切になってきてるんじゃないかと思ったりもする。一応、これでも。
 いや伝えようという気は有るんですよ、初めからね。あとは君の文脈を借りるだけ。
 あなたにも届きましたか?
 いやぁソロの出演四人とは思えない楽しいラインナップの日だった。
 セットリスト28日と同じ。MC(というかポエトリー?)少し多め。当社比。

 諸事情で14日は無理になった。というか、やはり、年内は厳しいか……。というわけで今後のライブは未定。
 とりあえず知り合いのレコーディング、ミキシングが立て込んでるので、作曲と裏仕事に精を出すことに。

 あと来年2015年、3月11日に初めて自主企画をやります。チャリティーとかそういうのではなく、なんだろな、サラッとした感じのイベントにする予定。
 とは言いつつも、すでに濃ゆい面子になりそうな予感。ご期待ください。