archive: 2016年08月  1/1

愚かになる

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 最近特に酷いんだよ、脳の劣化が。記憶はどんどん錆付いて、光陰矢のごとしだよ。 考え事をするにも焦点は定まらず、思い出す言葉は崩れ落ち、微かな匂いは薄れ、目蓋の景色は霞み、髭は伸び、髪は抜け、関節が痛み、動悸が止まらない、きゅーーーしん、救心♪ 明日はついに新潟でライブですね。忘れもしない3月11日以来だ。 今回は強烈なドラマーを引き連れて(僕は運転できないので正確には僕が引き連れられる)、3人で乗り...

会葬

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 怒涛の夏でしたね。誰ですか? 今年そんなに暑くならないって言ってたの。 なんなら毎年そう言ってません? そして夏が終わる頃に何事もなかったかのように今年も暑かったね、って同じ顔するのやめてくれません? 8/4@両国SUNRIZE 【体内時計ギグ】 20分で演奏強制終了(鬼)、時間をはみ出ると演奏中だろうが強制ストップというイベントです。 第一回で何故か優勝してしまい、そんで第二回も何故か優勝してしまったので...

鉄男 / エレファント / リリア 4-ever / グラン・ブルー

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 鉄男 一作目。話は度々聞いていたが、ちゃんと見るのは初めて。 痺れるなァ、切ないなァ、この質感(失陥)たまらんなァ、そんなところだろうか。 体が鉄になっていく悪夢にうなされるサラリーマンが、実際鉄になっていくという、言ってしまえばそれだけの話。 順調に何が言いたいのかまるで分からなかったんだけど、ロマンチズムと性的倒錯(この場合矛先は鉄だろうか、速さだろうか)は純粋に昇華されたように感じた。 フ...

ほかならぬ人へ / ヤング≒アダルト / クトゥルフの弔詞

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 ほかならぬ人へ 白石一文の小説。以前「この世の全部を敵に回して」を読んで、いたく気に入ったので直木賞のこちらも。 個人的に、なんらかの受賞作であることと内容の質には何の関連性も見出せない。 というか、白石一文の小説はどれも大体テーマやメッセージが一緒なので、これが受賞するならどの著作が受賞してもいいのでは、なんて思う。 簡潔にして他に表現するでもなく、恋愛小説だ。 プロットだけなら典型的、いやむ...