Archive2017年04月 1/1

「正気か?」

 人間が一日で正気の時間って、実は凄く短いと思う。一日の中で。 一日24時間、活動時間が14時間~18時間だとして、せいぜい30分~2時間ぐらいじゃないか、と思う。体感的に。 いや、単に俺がまともじゃないだけかもしれないが。 だったら、まともじゃない人間の寝言だと思ってくれ。 2017/04/07の「ホルモン」でも書いたが、それは加齢と共に増えていくものかもしれない。 要は刺激にかき乱されたり、何かに気を取...

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 極度の偏食です。 大雑把に言うと野菜は一切食べられない。 もう何十回も何百回も話題にしてきたことで、強く否定する人はいないが、私の結論では 「偏食は食べ物に失礼」 「偏食は我が儘」 「偏食はみんなで食事する場に出てくるな」 こういうことです。 だってアレルギーじゃない、死ぬわけじゃないんですよ。 いっそ死ねばよかったのに。 でも死ぬわけじゃないからこそ、 ただの大袈裟で迷惑な存在として、 そこに...

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無差別攻撃

 ツイッターを眺めてて「しゃらくせえなー」とよく思うことがあった。 エアリプのことだ。 ツイッターで他者に会話として発言することをリプと言う。 その宛名を伏せて、要するに誰に言ってるか分からんように濁して書くのをエアリプと言う。大体悪口だ。 コレな、俺も時々広義では類することやっちゃってると思うんだけど、すげーダサいと思う。 俺の場合、駄目なものに対して物申したいときは、本人が見る見ないはともかく...

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タスク管理

 俺は「忙しい」ってほざくタイプが嫌いだ。何回も言ってるけど。 スケジュール管理が下手糞です、と言いなおせ。 やりたいことが一杯ある?? そんな訳が無い。優先順位をつけるのを怠けてるだけだ。 世の中の法則は底の方で色々繋がってるから、そんなに沢山のことをやらなくても物事は多角的に学べる。 単に集中力が続かなくて余所見してるだけだ。 自分が忙しいのも嫌いなら、忙しくするしか能が無いやつも嫌いだ。 す...

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ヴァーチャル

 ネット上のバズや炎上、喧嘩や恋愛なんかを見てると、いつも思うことがある。 みんなネット上の人格がリアルのそいつ自身だと勘違いできる、とんだオメデテー脳みその持ち主なんだなって。 発言してるのはそいつ自身なんだから、それがメディアだろうと手紙だろうとSNSだろうと同じと思うかもしれないが、残念ながら違う。 そんなものを鵜呑みにできるのは、ただの世間知らずだと思う。それかドラマか何かの見すぎだ。 発信...

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Blood Type

 どうもシニカルな気持ちになっちまうんだけど、今でも血液型の話するのってマジヤバいよな。 2017年だぜ? 3年後は二度目の東京オリンピックだぜ? とは云いつつ、結構俺は血液型はバカにできないなと思ってる。 バーナム効果(誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象-wikipedia)を込みで考えて、こんだけ血液型診断が流布してる国な...

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アルコォルとスピリット

 引き続きお酒の話だが、今回は切り口を変えて。 人類は元々狩猟で生活していたわけだけど、個体数が少ないこともあって、病気や怪我を除けば結構悠々自適に生活していたらしい。 今は労働と云えば一日8時間が基本だけど、大体5~6時間の採集で食料は賄えたらしい。 その人類が狩猟をやめて、作物を育てる(定住)するようになった理由で二つ、面白い説を聞いたことがある。 一つ目は宗教が出来たから。 要するに神を祀る...

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酩酊

 世の中色んなことが前借りとして作用してると思うけど、ここ最近は特にお酒との付き合いが根深い。 しかし酒の席で食い違う前提として、世の中には「酔うのが好きな人」と「お酒そのものが好きな人」の二つが、あんまり当人も区別できてないことにあると思う。 俺はもっぱら後者だ。呑まれたいときもあるけど、そういうときは、呑んだところで大して酔えなかったりする。 昔はよく分かんないで「これを呑めば比較的早く死ねる...

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埋没、懇願、工業的、落涙

 僕のこと、嫌いなら、どうして殺してくれないんですか。 僕のこと、好きなら、どうして抱きしめてくれないんですか。 僕のこと、どうでもいいと思っているなら、どうして無視してくれないんですか。 あなたのそういう、受動的で、保守的で、事なかれなところが、とことん嫌いです。 おぞましいです。汚らわしいです。みすぼらしいです。 一生そうしていればいい。一生そうしていればいい。 「一生そうしていればいい」。...

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見栄

 もうすぐ一年ぐらい、男社会って奴に属してて、色々と驚いたことがある。 まず一つが、え、男ってこんなに見栄っ張りなの!? ってことだ。 俺は自分が筋金入りの見栄っ張りだとばかりてっきり思ってたんだけど、なんてことはない、誰もがそうだった。 というか、なんなら男というものは、男同士の生活の中で、所謂男って奴になっていくのかもしれないな。 仕事が出来る、弁が立つ、腕力がある、武勇伝を持ってる、そういう...

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身辺整理

 俺のストレス解消は大きく分けて「人間関係のリセット」か、「髪を切る(大幅なイメチェン)」の二つだ。 後者は今のスタイルがこれまでの人生で一番気に入ってるから出来ない。 というわけで、少しずつ身辺整理している。この記事もそれを兼ねている。 言っとくが自分用だ。他人が読んでも全然面白くねえぞ。 笑う犬の小須田部長ってコントが何故かやたら好きだったんだけど、丁度あんな感じだ。 「これはいる」「これはも...

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Erlkönig

 遠くに見える空と海はもうブルーベリー色になっていた。夜明けが近い。「まるで魔王みたいね」「……魔王? 何の話だ」 俺はてっきり、またグロリアの与太話が始まったのかと思った。 バックミラーに目をやると、またパトカーのランプの数が増えている。カーステレオが興奮気味で言うには、俺らの無計画な銀行強盗は、ルフトハンザ強奪事件に並ぶ金額らしい。 誰もこの銃が空砲だなんて知らないみたいだ。とんだグッドフェロー...

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筆を折った少年

 血がにじむほど爪を噛むのが癖の、癇癪を持った少年は、 想いを寄せる娘に振り向いて欲しいがためにいつも絵を描いていた。 ある者はすれ違いざまに「くだらない」と言い、ある者は「綺麗な絵だね」と言った。 少年はそのどちらもが嬉しくなかった。 自分の動機が醜いことに、薄々気づいていたからだ。 人生というものの最高の形が銀行員という有り様の田舎で、 なまじ勉強が出来たばかりに少年は神学校で特別な手解きを受...

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囀る神

 公営住宅のベランダの錆びた柵と ゴム人形と枯れた朝顔と年寄りじみた下着と うだる湿気と掘られたままの車と曇天と 油のこびりついた換気扇と黄色い自転車とシャンプーの匂いと 下校する子供の声とブランコの軋む音とバッタの標本と 廃線の踏切とライオンの送迎バスと折れたリコーダーと 隣室の怒鳴り声。 黄金色の麦畑の中でよくかくれんぼをしていた。 見つけるのはいつも同じ人だった。 あの赤い梯子が立て掛けられ...

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グッピーの話

 私はかつて小学校の頃、教室の水槽で泳ぐグッピーのことを考えていました。 綺麗な尾っぽ、透き通る背骨、何を考えているか分からない目玉。 水槽の硝子を叩くとパッと、花火が散るように飛び回るのが好きでした。 あれは魚にはよくないのですよね。 特に飼育係が餌をあげ忘れる、ということも無く只、毎回グッピーは早死にしました。 なのに何故、先生はああも何度も買い直したものか。私には到底理解できませんでした。 ...

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ほぞ

 芋煮や、 ゴミ捨てのルールや、 あいさつ運動や、背の低い花や、 量販店の服や、 誰も出歩かない夜の駅前や、 好きな子の部屋の灯りや、 しけた畑があるだけの小さな山や、 テレビしか話題が無いことや、 切れかけの街灯が、 心底嫌いだった。 本当に嫌いだった。 みんなが不眠症の変態だったらいいのにと望んだ、 身体中に塗りたくったジャム、あとでシーツがべとつくとか、そんなことは考えなかった。 指に付いた...

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教会

 神様、夜毎僕は一言ばかり眠りに落ちる前、 「どうか目が覚めたら僕が僕じゃありませんように」と祈っているのに、ついぞ叶えてくれることはないのですね。 大人達が礼拝堂で説教を聞いている間、子供の僕たちは談話室で絵を描いていました。 僕はパルテノン神殿をクーピーで模写しました。 それを見て保母さんは「この子は絵の才能がありますよ、素敵です」と親や周りの子に見せた。 僕はそれが酷く嫌でした。 「こんなも...

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ホルモン

 ホルモン焼き美味しい、ミノとかシロとか、ああいういつまでも噛めるもの好きだ。 のホルモンではなく。 10代の頃、今よりずっと生きるのが辛かった。 若いうちからとか、誰かに言われたような気もするが、若いから異様に辛かったよ。 目に入るもの全てを記憶に留めて、耳に入るもの全てを聞き逃すまいとして、口にするもの、嗅ぐもの、全部に常に神経を張り巡らせてた。 誰かが何の気なしに発した言葉を、360度あらゆ...

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