12
2013

薬莢

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驚異的なスピードで
撃ち尽くした弾丸
俺の中にはもう何にもない
白旗を振ることしかもう出来ない

怖いものなしでビルから街を見下ろした
給水塔の中の死体の気分
君の悲しみを全部受け入れたって
大して苦痛になんかならない

屋根裏部屋の箪笥で埃を被った
思い入れのない手紙を破る
薄暗い兆しの奥と音で
つんざく悲鳴は手数料代わりだ

加減は要らないのさ
今なら空が飛べる気がした
ららら

生き残った恐竜は現代に
何を思って悩むんだろう
仲間は誰一人いなくたって
お前には立派な牙と爪があるじゃないか

青い空
桟橋
何度も思い出す
君の名前はなんていったっけ

言い訳や理想は聞き飽きたぜ
俺はとっくに降参してんだ
今度は君の番だ
全て脱ぎ捨てて空気と同化してしまえ
俺はとっくにどうかしてる

飛び出た膝
愛らしいね
白い砂浜
とても似合ってる
兎になって
ぬるいコーヒー飲もうよ
血管浮かべてハイになろうよ
欠陥並べて灰になろうよ

2009/05/14
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