sad machine

俺は幸せになっちゃいけない気がしてる
幸せが何を指すかはこの際どうでもいい
ただ俺は、なんとなく報われずに生きてきて
それが当たり前だと思うようになってしまってる

別に怒りもせず
豊かにもならず
植物のような心で
時折自然を愛でて
それも一つの幸せと呼べたらそれでいいと思っていた

でも俺はそんなに穏やかな心の持ち主でもない
こんな心は必要ない、と唸っても
無能なライン工は俺みたいな欠陥品が流れてくのを見逃した
俺は何にも分かってないよ
苦しさ紛れで爪を切るよ

俺は多重人格なんかじゃない
至ってまともだ
ただボーダーが精神のどこかにある
誰だってあるだろうよ、そりゃあ
ただ少し違うのは、ふらふらとその指針は俺の希望を無視して
いつもいつも悪い方へ、悪い方へと選択肢を促す
そのときには俺は、俺みたいなものにただ変わって
少しだけ現実を狂わせて全部台無しにする
その腕前ったらすごいぜ、まるでスナイパーだ
そうか、俺はずっと部屋の中にいればよかったのか…

鳥でもないのにここから抜け出そうと思っていた
でも俺は空っぽの出来損ないだった
たまに指針が、目まぐるしい磁力にぶっ壊れてぐるぐる回るとき
俺はただ助けて、助けてという声を聞き流す
君がそう言っていた
本当に助けて欲しいのは俺だ
でも君は助けて、助けてとばかり言う
俺はそれを慰めながら
自分の叫びの方は叩き壊す
でも声が別に消えるわけじゃない

お互い腐ってやがってたぜ
だけどあんたはただ可愛い面してた
俺は内側も外側もぶっ壊れてる
それだけの違いなのさ

2009/05/01
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