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鳩 正義

Author:鳩 正義
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11/1@両国SUNRIZE

12月未明@両国SUNRIZE


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三上 寛×チバ大三×言葉 翔 冬前夜ツアー

12 03, 2013 | ライブ

 を、見に行きました。11月27日水曜日。仕事をサボ……体調を崩してですね。

 O.Aは吉井ミキ。ちゃん。ハルという名前のときに一回見たな。
 感想は前と変わらず。声質がすごく恵まれている。高田梢枝っぽいかな。
 曲がね……あんまり面白くないんだよね。
 もっとこう、形になるとかならないとか、そういうのから離れたらきっと良くなる。
 字数とメロディの帳尻合わせとか、そういうしょうもないことは辞めちゃってよう。
 ただ声質は本当に良いね。好きな声かと言われると俺はそうでもないけど、物語性がある。歌で大事なのは一声目でどれだけ引き込むか、それだけだ。
 そこを押さえてるだけで、まぁ、一株ちげーんだけど。もうちょっとキレてほしいね。MCで暗いと言ってた曲も全然暗くないっていうか、「あれ?結構、照明ついてるよ?足元見えてるよ?」みたいな感じだからさ。
 あとこれは余談だけど、シンガーソングライターとかいうやつらは、何故こうも覚えにくい名前をつけるのか。
 本名を悪く言うのもなんだけど、しょうもない本名だったら「いやこれが本来の名前ですけど」みたいに変えたほうがよっぽどスッキリするっつーか。よく分からんね。

 うちやまこうたさん。
 若干声が枯れてましたね。あと気合が溢れてるのが目に見えて分かるっつーか。
 あの鼻声ばかりは俺には理解できないんだけど、この日は気にならなかった。いや慣れたのか……。

 誠さん。
 このあとの翔さん、うちやまこうたさんもそうだけどさ。前日飲みすぎただろう、あなたたちは。なんで三人とも二回戦みたいな感じやねん!
 気合が空回りはしないかと、若輩者は勝手に内心ちょっと心配してたぜ。
 なんか、ギターが小粋なことをしている二曲目と、「逃げるように酒を飲んでは~」「本当につかぁ~れてぇ~」の三曲が良かったね。
 この日の誠さんは小粒感。酒が足りなかったんと違うかい、先輩。

 言葉 翔さん。
 一回目に見た言葉翔の衝撃を少し思い出したな。
 正直まだあれほどでは、という感じだけど、冬と赤い夢が大好きな俺としては、もうそれが聞けるだけでいいです。
 あの曲は本当にずるいがな……あのー、なんだ。「うーん、やっぱ、好きだな」と照れ隠しの言い訳も思いつかないくらい好きなツボがあって、それをケンシロウ並に痛打される。
 イントロの三音でもう泣くし、「ゆゆゆ」でまた泣く。この曲聞いてるときの俺は間違いなくキモい。嗚咽。

 チバ大三さん。
 独唱パンク再び。この人変わらんなー。
 吉井ミキちゃんが声で作るとしたら、この人が一発ドギャーンとアンプから鳴らすだけでもう完成している。
 わざとなのか、別に自然なのか知らないけど、正しく地下系、そしてエレキ弾き語りだなとしみじみ思う。
 すごく礼儀正しさを感じるのだ。

 三上 寛さん。
 この人なんなの?
 人間なの?
 嘘つけ!!
 チューニングまではまともだった……。
 ああ、白状しよう。俺は舐めていた。前評判を聞いていて「なんぼのもんよ」と斜に構えていた。
 その俺がふんぞり返っている土俵ごとひっくり返され、天高く舞い上がり、荒波のぶつかるサボテンのような岩礁に激突して俺は死んだ。
 10分くらい「…………」という状態が続いた。頭も体も。とても言葉にはできないが、これを書かないとこの記事の意味がない。

 まず、ステージにのそのそと首をすぼめた坊主の爺さんが出てきた。
 なんて覇気のない見た目だと思ったが、ワインレッドのグレッチを構えた途端に全身から殺気が解き放たれた。
 殺気と呼ぶのは正確ではないかもしれない。何の感情とも判別できぬ濃密な霧が寛さんから解き放たれ、ステージを、客席を、フロア中を満たす。音を鳴らす前から完成している。
 痛いほどの静けさの中、チューニングを終えた途端グレッチが唸りを上げる。ぎゅわああああ、ぎゅんぎゅんぎりぎりががぁん。ずげぎぎぎぎ。このときの鋭さと重さを備えた音、雷だってもっと穏やかな音をしている。
 そして「三上寛です」と言った。
 歓声。
 いや、すでに何を言ったか吹き飛んでしまったのだけど、確かこれくらいの禁欲的とも呼べる一言だった。
 それからは、もう、全ての境界が曖昧になってしまったようだ。怒りと無力感と悲しみとおかしみをごちゃ混ぜにして、それがありのままそのまま解き放たれる歌声。
 いや……これは歌なのか?メロディはなんだ?何を言ってるんだ?ギターは何を弾いてるんだ?本当に形式があるのか?ルールは?一体どこからどこまでが決まってるんだ?
 次々とあぶくの様に浮かぶ疑問を、腕の一振りでどんどん粉々にされていく。言葉が意味が無い。
 鉄の棘の狭間で切り裂かれた風の悲鳴。飲み込まれるような三十分……いや、何分だった?あの異世界に時間の意味などない。
 そんな場所に迷い込まされてしまいましたね。

 直前で翔さんは「楽しんでほしいというか……気付いてほしいって感じですね」と寛さんを紹介していたが、いやいやいや……。
 気付くどころか、今まで分かった気でいた沢山のことが一気に吹き飛ばされてハテナだらけになってしまったというか……。
 いや、勿論知ってるんだわ。あーゆーバケモンを前にしたとき、俺がこのブログに書いているような戯言は一瞬で塵に返すような、他愛のないものだということを。
 いや、凄まじいね。全く。凄まじすぎて、凄さが分からん。マジで。
 目の前を馬鹿でかい怪物が横切っていて、あまりのでかさに気絶して、目が覚めてもまだ横切っている途中だった、ってくらい。驚天動地、五里霧中、暗中模索、支離滅裂、晴天の霹靂、まぁなんでもいいや。何言ったって無駄だ。

 すごい日でした。
 友川カズキさんをこの目に見る日が楽しみだ。
 バケモン!!
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