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鳩 正義

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字幕 / 吹き替え

03 06, 2014 | カルチャー

 洋画を見る際、なんとなくの敷居に字幕派、吹き替え派と存在する。
 俺はどちらかというと字幕派なんだけども、一応理由がある。その理由はさておいて、双方のメリット、デメリットを比較してみよう。

 ■字幕派
 ・俳優の声の演技も味わえる
 およそ字幕派の主流の意見の一つ。アジア圏としては「白人がネイティブに自国語を喋っている」という違和感は相当なものがあるため、この言い分は理解できる。
 しかし、例えば日本人は英語圏の人間が英語を喋っているだけで「頭がいい」ように誤解する、という傾向がどっかの研究結果で出てた記憶があるので、演技が楽しめる、というのは語弊がある。
 第一、俺は邦画は嫌いだが、日本の俳優だって喋りでの演技は一応頑張っている。対して、諸外国のB級映画の俳優がそれに勝るほど、喋りでも演技力があるかと言うと、一概にそうではない。平均が日本より高いというだけで、日本の俳優以上に頑張っているかは贔屓目によるところ。
 だから、根本的に日本人の演技力が低いことを加味しても、それはどっこいどっこいの可能性がある。
 なんでもかんでも「俳優の演技の一つだから良い」という判断は、本質を見誤っている可能性があることは留意するべきだ。

 ・声のミスマッチに悩まされることがない
 最近は特に、話題性があるというだけで、芸人や、演技経験の浅いアイドルなどを起用する例が後を絶たない。映画を純粋に楽しみたいファンにとっては致命傷になる。
 ウッディやバズ・ライトイヤーの声がお笑い芸人のトイ・ストーリーを一体誰が見たがるだろうか?
 シュレックの声は吹き替えだとダウンタウンの浜ちゃんがあててるわけだが、これがもう大根演技どころの話ではない。声の演技という尺度では、「チキンライス」のような真似は通用しなかった。
 大体、日本にはすでに優れた声優が何人もいるというのに、なんでわざわざ専門の勉強もせず経験の浅い人間にやらせるのか。そんなん目当てで来る奴が本当にいるんだろうか。言うまでもないが、そんな奴は映画を見る意味が無い。生きる価値も無い。
 お遊戯会的なことなら外でやってもらえるかな? と問い詰めたい。そして腹パンしたい。
 特に酷いのがジブリ。一応宮崎駿の言い分としては、「声優を専門にしていない人間の生の声を引き出したい」、「声優を専門にしている人間の演技が気に入らない」という二点がある。どっちも分からなくもないが、言い分が立派な割に選球眼が良くない。そういう偉そうなことは、全員が本業かと思うほどのベストマッチを決めてから言ってほしいものだ。
 キムタクは意外と良かったけど、ソフィーの声はなんだありゃあ。なんで少女がババアの声で喋ってんだ。

 ・ヒントが先バレする可能性がある
 字幕派の一番の弱点。サスペンスなどで看板とか見開いてる本とかにカメラがアップするシーンがあるだろう、で、その一文が訳される場合と訳されない場合とある。
 訳される場合は、これはもう、物語にとって重要な一文である、と言っているようなもんだ。「ドニー・ダーゴ」みたいな、シナリオや構成に仕掛けがある映画だと致命的。致命的なネタバレに繋がる可能性が高い。

 ■吹き替え派
 ・声優の演技が楽しめる
 先ほども言ったが、日本の声優はレベルが高い。俺は声優オタクでもなんでもないし、所謂「アニメ声」は大嫌いだが、専門の人は優れた人が多い。リップシンクは勿論のこと、80~90年代の声優陣の声質が素晴らしい! 銀河万丈、大塚明夫、山寺宏一、唐沢寿明、塩沢兼人、林原めぐみ、郷里大輔、野沢那智、大塚周夫などなど。(オッサン率たけえ)
 俺が知ってるくらいなので、ナレーションを多く勤める人も多い。要するに滑舌が非常によく発声もしっかりしている。
 昔は吹き替え(アニメも含む)は舞台俳優などが副業でやっていることも多かったため、もともと日本は声の仕事を勤める人間の層が厚いのだ。
 勿論、昨今のアイドルもどき声優は俺には全く理解できないし、ファンには怒られそうだがルックスも声も全部微妙だ。女のアニメ声は「もういいよ」ってぐらいだけど、特に酷いのが男性声優の方で、声質がとにかく癪に障る。ゲームで言うと、FF10以降の髪の毛ツンツンのオカマかホストみたいな奴らの声って言えば分かる? ああいう声の奴らが大嫌いだね。虫唾が走る。
 言っちゃなんだが、アニメや映画において声なんてオマケにすぎないので(人類史の映像作品は無声映画から始まってるわけだからね)、気に触っちゃいかんのだよ。余計なことはするなっていう。
 だから最近の映画の場合(特に子供向けか、話題性のあるもの)、キャストミスの危険性と背中合わせ。俺が吹き替えを避ける理由の一つ。

 ・ヒント先バレの危惧が低い
 ぶっちゃけ吹き替えでも、看板の字とかは文字で訳される場合があるので、一概には言えないが。

 ・ミュージカルが不自然
 ディズニーが顕著だな。当然だけど、外国語(主に英語)と日本語では、同じことを言っても字数が違う。字数が違うということは、言葉をメロディに載せるミュージカルはどこかで帳尻合わせの必要が出る。
 まぁそりゃ天下のディズニーだから、頑張って合わせてるな、とは思うけど。ンなもん、どんなに頑張っても違和感残るわけで。
 俺のミュージカル嫌いの遠因にもなっている。
 そもそも、なんで急に歌いだすのか。オペラ全否定になるけど。歌なら歌で聴くし。
 演技を真面目に見てるときに急に歌いだされても、「ふざけてんのか」って憤るわけだよ、俺は。価値観だけどさ。個人の。なんで恋人が死んだりして歌いだすのか。俺には理解できん。
 全編歌ってるならまだいいけど……いや、どうだろうな。昔はともかく、別に今更演技で歌わなくてもいいじゃん。ね。子供の頃から嫌い。ご機嫌な感じがマジうざい。子供だましだな、と子供の頃思ってた。子供のくせに。


 大体こんなところか。総合して言うと、別にどっちでもいいです。吹き替え派を否定する気はさらさらない。
 っていうか、字幕派の俺も、「これは吹き替えで見る」っていうのがある。それはアーノルド・シュワルツネッガーとブルース・ウィリスが出ている映画。
 この二人は、金曜ロードショーの効果もあって、完全に吹き替えのイメージになっている。
 特にシュワちゃんは、訛りが酷くて、ターミネーターシリーズなんか見てらんないからサ。なんでロボットが訛ってんだよ! そこに突っ込んだらオシマイか……。

 あと冒頭で言いかけた、俺が字幕派の理由。それは録音環境によるものです。
 こんなこと気にするのは俺だけかも分からんのだけど、ネイティブの場合は、当然演技と込みで台詞を喋ってるわけだ。ほとんどが。で、それをマイクで狙って録音している。あの、高枝切り鋏みたいな奴で。
 それは多少なりとも環境音も合わせて撮っているから、物音として自然なわけだ。(※あくまで俺の主観、思い込みです)
 アクション映画で鳴るような派手な銃声は、鉄板をハンマーでぶん殴ってる音、というのは割と有名だが、そういうのを足しても浮かないわけだな。(※あくまで俺のsh(ry
 吹き替えだと、その声に合わせた現場の音まで再録ってわけにはいかないので、多少なりとも音を作る必要がある。アニメだと、はなっから全部作る必要があるから脱臭できるが、実写の場合は俺は少しそれが鼻につく。実写でも吹き替えだと、音声がアニメのように感じれるわけ。音に独特の閉塞感があるというか。(神経質すぎるかもしれんが)
 金曜ロードショーならそれも「地上波の味わいだな」と思えたのだが、映画館やDVDで見る際は結構気になってしまう。というわけで俺は字幕派だ。
 我ながら、妙なところに根拠のない謎のこだわりを見せるなぁ、と戸惑う部分でもある。
 何度も言うが、どっちでもいいです。一番大事なのは、作り手の心情をいかに余計なフィルターを通さずに咀嚼できるか。
 特にこだわり無く決めてる人は、これを参考に、見方を改めてみてはいかがだろう。その上で好きにしたまえ。以上。
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