GOLDEN PIGS presents 『坩堝』

 昨日はライブだった。

 衰退羞恥心(福島) / フルスロットル / 正義 / SWITCH / theミカンズ

 フルスロットル
 ステージの照明が一個多かった。
 飛び散る脂汗。揺れるメタボ。弾ける惰性。
 見ててあまりに下手糞だから動悸が起こってしまうのだけど、別に嫌な気はしない。
 ただ、公民館でやってくれ。俺はライブハウスで、しょうもない生活の一部なんか見たくねーのよ。
 そんなものは自分の暮らしだけでもう沢山。ウンザリ。

 theミカンズ
 クソガキ。
 自分の部屋で死ぬまでチンチン慰めてろよ。

 僕。
 セットリスト。
 1.アドルフ
 2.ハロー・アゲイン
 3.散弾銃、鉄の薔薇(新曲)
 4.ヴァンパイア
 5.パレード

 本当は6曲やる予定だったんだけど、4曲目を終えたときに、「このあとに2曲は惰性だな」と思って急遽パレードで〆た。
 結果的にはいい収まりだったと思う。
 中々の手ごたえだったが、新曲は慣れないことをやってるのが大きくていっぱいいっぱいになってしまった。おかげで目を瞑りがちに。
 唄ってるとき目を瞑るという行為は、余裕がある人間がすべきことだと思う。
 なぜ目を瞑るかと言えば、その理由はおよそ三種類に分かれる。
 一つに恥ずかしいから。これは論外。二つに曲の世界観に没入してるから。これはまぁいい。照れが入ってる可能性も多分にあるけど。三つに、演奏にいっぱいいっぱいで目を閉じて頭の情報量を減らそうとするから。
 この三つ目が厄介で、これはもう生物的な罠だ。例えばドラムでリズムキープしようと目を閉じる奴は結構いると思うが、大体目を閉じた方がグラグラ崩れてくんだよな。
 それよりも、よれても目をかっ開いて叩き続ける方が意外と一本の線は途切れなかったりする。絶対ではないけど、基本的に目は開けてた方がいい。見る場所は関係ない。
 十代とか大学生とか慣れない大人がステージに立ってると、閉じてる時間の方が多いんじゃないかと思うほど目を瞑っている。
 これは良くない。開けっ放しでいられる奴にだけ、目を閉じるという選択肢がある。初めから閉じてていいもんじゃない。印象薄くなるし。
 というのを、自分でも意識してようやく本当に理解した次第であります。最近。歌でもなんでも、やっぱり上手い人はかっ開いてる。
 それでも下手な奴もいるが。←俺

 衰退羞恥心(福島) さん
 かわいい~。
 あの人柄はずるい。愛嬌があるって、あーゆー人のことを言うんだなァ~。
 「言いたいことはもうとっくに口で伝えてる」人の歌ってのはなんでこんなに旨いのかね。面白い。楽しい。ウキウキする。
 言いたいこととか、やりてーこととか、そりゃあ、あるよ。無かったら音楽はやらんよ。けど、そんなものはとっくにやっちゃうわけ。やりたいから。
 そしてそれが無くなったときに、じゃあ何しよう、次々襲ってくる不安感、これをどうしよう。
 それでもやるじゃん。そんなときに出る言葉が本物だ。
 本当にいい物を作ろうとしたら、完璧主義も勿論だけど、とにかく数作れよ、と俺は思う。いっくらアイディアマンの天才でも100曲作って、真の名曲は1曲あるかどうかだ。作る本人は全部名曲だと思ってんだけど。俺もね。
 名曲の定義は置いといて、ふわっと浮かぶものなんて、やっぱその程度。ペカーッと浮かぶものを拾うには、しこたま生み出さんといかん。
 そして、しこたま生み出す過程で、自らの心の表面にこびりついてた下らないものは全部出尽くしてしまう。下らないから。(その下らないのが良いときも稀にあるのがまた紛らわしいけど)
 そのときようやく心で曲が生まれる。心から生まれた曲はどれも愛おしい。かっこいい悪い、グッと来る来ないは勿論ある。それでも愛おしければ、聞いて、いい気分になる。嗚呼。「嗚呼」という感じだよ、感嘆詞、分かるか?
 俺はそんな愛おしい曲が聞けると幸せになる。
 衰退羞恥心の真琴さんはそんな人でしたね。

 SWITCHさん
 すみません、あのゥ。
 グレイとB’zとラルクとヴァンプスで合ってますかね?
 音楽性に関しては俺は口出ししない! 門外漢だから!
 礼儀正しいし、対バンのライブもちゃんと見る! 素敵なこってす!
 ただその音楽性に興味ないんです!!!
 そんだけッス!

 そんな日でしたね。
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