14
2014

インソムニア

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俺はいつも思い出すんだ
スポットライトの下で笑っていたモネを思い出して
俺はいつも思い出すんだ
モネは消えてしまったことを
いつまでも触れなかったことを

興味無いよ、おざなりにしてきたんだ
痩せっぽちな俺はいつも蹴り飛ばされるんだ
そのまま哀れな鳥になったんだ

俺の地元は田舎のくせに大きな駅でさぁ、でかい壁だった
小さい頃は世界はあそこで終わってるんだと思ってた
向こう側に何があるかなんて考えもしなかった
あそこで道は途切れてて、俺はUターンさ
向こうに広い青空があるのが怖かった

俺はいつも思い出すんだ
ぐしゃぐしゃの絵が描きたかったんだ俺は、ぐしゃぐしゃだったんだ
俺は二人目なんだ、ルーシー、俺は君の何人目なんだ?
ルーシー、君の一人目なら俺は何も悩むことなんかなくってさぁ

くだらない涙も止まらないんだ、未来は十年先なんだ、ここは過去なんだ
俺はいつも思い出すんだ
いつまでも触れなかったことを
俺はいつも蛾だった
光に近寄るイカロスだった
落ちていく
落ちていく
消えていく
だから消える前に
俺は笑っていたい
笑っていたいなぁ
今日はさ

2009/12/04
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