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鳩 正義

Author:鳩 正義
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悪童の乖

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She

04 14, 2014 |

海を探して、靴の底は破れた
あなたを探して、夜の闇はずっと闇だった
円を描いた
ずっとそれは子供たちの笑顔にかなわなかった
俺の願いは、かなわなかった
なぜだろうか、涙が出なくて
事実だった、そして分かっていた
俺は鏡のできそこないだった

影と円の中にいて
俺はどこにもいなかった
ここは孤独だった
ただ下がって、消えていく、儚くて脆い夢の跡のおざなりにした理想郷だ
夢を見ていた
Too easyな思いこみ
現実を忘れるのは得意だった
小さな頃から、よく、自分だけの世界を作って、溺れていた
静かだな

彼女の白い肌、黒い髪、長い夜、理想の問い、以上の恋、手相の無い、来そうのない、未来のない、命には
酔いを醒ました
俺は我に返った
世界はくだらなかった
意味もなかった

Help meと小さくささやいた
全部から逃げたいと呟いて、ずっと線路のそばを歩いた
すれ違う人の目
去ってゆく人の目
何も変わらず、無常は、無情、俺はいつしか世界が嫌いになった
色が嫌いになった
形が嫌いになった

目に見えないものを追っていた、そんなものはなかった
否定され、否定され、バカにされ、笑われ、精液をぶっかけられ、知性はおぼつかなくなった
月経は黄昏の速度で創造性を固めた
俺はもう意味がわからなかった

靴の先が濡れて、潮の塊がこびりついた
あなたに見せたかった全ては、男たちと女どもが台無しにしていった
何もなくなって
俺は力なく笑った
あなたに見せたかった花は散った
そこに添えた言葉は
子供たちの、後ろ姿は
どこへ行った?
渡すことさえできずに、俺はただ、雪の降る交差点の真ん中で突っ立っていた
目が合った時、あなたはすぐにそらして消えていった
脳にヒビが入る音がした

紛い物だった
真実はバカにされ続けるだろう
俺の願いは一笑に付された
俺の祈りは意味のないファックで木端微塵だ
俺は何を望んだだろうか
いつしかそれも忘れて
頭痛は激しくなった
一生、思い出せないだろう
死んだ者は生き返らない
俺はもう、一生思い出さないだろう

生きてたか、と聞かれて
俺にとっては死んでいるのはお前の方だと思った
誰もかれも死んでいるのと同じだ
俺も死んでいるのと同じだ
別にお前の中で殺されていようと、何も思わない
お前は俺には要らないのだから
死んでくれた方が物事がハッキリするから、嬉しいが
アフリカの難民がことごとく死んで、地球の人口がキリよくなったら気分がいいとか
それととても似ている程度だ

あなたの子が欲しいと言ったあの女は元気だろうか
今頃誰かの子を孕んでるだろうか
そういえば、俺は自分が嫌いだった
形のないものは全て壊された
形のあるものは全て汚されている
それだけ覚えている
そして確かだ
俺は生きるしかない

あのとき俺の望んだ愛は一生手に入らない
でも別にいい
俺が最初で最後に望んだ愛は一生手に入らない
もう無い
でも別にいい
もう無い
無くしたときから分かっている
この世のどこを探しても、もう、無い

2010/03/15
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