まごころを君に

僕はヒーローに成りたかった
この小さな手を守れるだけの

小さい頃のリョウちゃんは僕にとって勇者で
急なあの坂でさえもやすやす登ってた
大人になったリョウちゃんは所謂負け犬で
憧れていた僕は一体何者だろう

戦場で生まれた悲しい獣
嫌な薬を沢山飲んだ
プログラミングされた人格で
沢山の人を傷つけた

僕はヒーローに成りたかった
特別な力なんて持ってなかった
好きな人一人さえ守れなかった
時間よ戻れ、涙よ止まれ

十三月の晴れた日、ペダルを漕ぐ
黄色いサンダルの男の子
リョウちゃん、あの子転んでしまうかな
転ばないといい、転ばないといいね

戦場で死んだ悲しい獣
万華鏡の悪夢に溺れた
世界の果てで、言葉を亡くした
僕は僕のままで、どこまで行けるだろう…

僕はヒーローに成れなかった
でもあの頃の僕はまだここにいて
最終兵器を最後に繰り出すよ
まごころを僕に、まごころを君に

(正義)

※作ったのは俺だが、こればかりは俺の歌ではない
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