タール

人生はろくなもんじゃない
偽りの夢をただ抱えて
蜂の入れ墨に恋い焦がれて
煙草吸ってむせかえるんだ

どこだって一緒だよ
誰だって辛いんだよ
最後の花が散ったから
この命は拾い物だ

こんなはずではなかったと
嘆いたらそれが罪です
雪の山ではしゃぐ君がいて
黄昏のスピードで土に還るのさ

還るんだ 帰ろうよ
さよならは しそこねたまま

この愛は排水路に流して
誓うことはもうやめて
駄目な自分に釘をうって
やめろやめろとばかり言う
君の顔も殴って

やめるんだ もうやめよう
それをいつから 言っているんだよ
なぁ…

窓のカーテンも閉めちゃって
白い壁を罵って
雨が止むのを恨んで
俺はもう鏡でいい
嫌になって 花になって
うずくまって 空を飛んで
夢を刻んで 鳥を殺して
平和を願って 恋をして
裏切られて 傷つけあって
疲れきって また生き残って
酒を飲んで ふらついた足で
君はいつも笑って 溺れてばかり
いたんだ…
痛んだ

2008/12/10
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