Fade to Black

君の瞳は
黒い真珠に似ていた
黒目が大きくて、笑うともう、輪郭もない
僕は目深にニット帽を被る
頭の鍵は無くしたきりだから
こうでもしなきゃ遮れない
命は簡単に消えるんだろ?
あるいはしぶとく

知ってるアイツが学校辞めても
君は笑っていた
知らない彼女が踏切で粉々になっても
君は笑っていた
冗談みたいに花が飾ってあって
僕が君の傷をバカにした
君は笑ってばかりいた
そのときばかりは頭痛がしたくせに

河内さん
君の言葉は確かに僕の舌を切り刻んだよ
河内さん
君の白い肌に赤い傷は美しすぎたよ
河内さん
君もいつか誰かの手に汚されて
その花を千切っていくんだろうな
もうされているのかもね
僕にはもう関係ない
それは祝福したい
だけど河内さん
それをなぜか悲しいと思うのです
それは嫉妬じゃない
恋じゃない
夢じゃない…

2008/11/21
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