最近見た映画

 8mile
 言わずと知れた、エミネム主演の半自伝的映画。友人からDVDを貰って今更見た。
 映画の内容自体は、アメリカンヒストリーXみたいにゲットー社会に言及した側面もあって、黒人文化やアメリカでの歴史を踏まえた前知識がないと正確な理解は不可能だ。俺は知ってる方(でなきゃバンド名にはしない)なので楽しかった。
 俺はあまりラップを起点に音楽を聴くことは無いが、この映画の代表曲含めて、フリースタイルバトルのラップは中々面白い。
 フリースタイルというと、先んじて日本語でディスり合う大会の動画を見たことがあったが、これが、あー、なんと言えばいいのか、んー、もやっとした気持ちになるというか。
 ラップバトルのセオリーとかそういうの全然分かんないけど、例えて言えばオーシャンまなぶのウィルコンバット(頭脳的口喧嘩)みたいなのが理想的じゃねーのか。
 日本語は音階の言語であって、リズムの言語である英語に比べたらラップにはやや不向きだし。だから安易に韻を踏むと下手な駄洒落になる。
 ラップを始めて聞いたのは人生で初めて知り合ったリストカッター女から貰ったMDに入っていたジブラ。キングギドラもあとで聞いたが、ソロの方が個人的には好きだった。あとSBKとかも好きだった。
 その後日本語ラップに嫌気が差し(ドラゴンアッシュとかミーハーなもん、ろくに聞いたことがない)、レッチリ、リンプ、リンキンに流れていく。(結局聞いてるのはミーハーなもんっていう)
 17、8くらいになるとレイジ、アット・ザ・ドライブ・インをヘビロテし、しばらく聞かなくなった。
 Nujabesが好きなのもあって、最近はSingo2をたまに聞く。ごくたまに。あとHyro da Heroは今風のバンドの中では大分好きな方。これは結構な頻度で聞く。
 Hyro Da Hero - Ghetto Ambiance
 この曲が大分クール。アルバム全体でもカッコいい。

 ガレージ・デイズ
 これも同じ友人から貰った。
 パッケージ裏に「トレインスポッティング」「リアリティバイツ」に続くカッティング・エッジ・ムービー!と書いてあったので、「大丈夫かな……」と思ったが、大丈夫ではなかった。
 だらけたバンドマン4人が、デビューのきっかけを掴んで奮闘したりする映画。
 オーストラリアの映画だけあって、プリシラのように独特の暢気さを感じた。映像美のクオリティと内容の酷さのミスマッチが凄い。レイアウトや切抜きはやたら綺麗なのに、話の内容が酷い。妙にリアルだし。
 バンドマンあるあるネタも随所に見て取れるのが笑えた。

 震える舌
 破傷風を描いた映画。「病に冒された少女を看護する一家、という光景をホラーで切り取った怪作」みたいな説明文だったので、興味本位で借りてみた。
 洋風ホラーみたいにビックリさせられることはなかったけど、結果的には並みのスプラッタよりよっぽど痛々しくて、すげー疲れた。ビックリした。ライブの前日に見るもんじゃなかったわ。
 役者の演技力の高さが此方の体力をガンガン奪う。子役が凄い。痛々しいこと、この上ない。無理。子供は嫌いだけど、子供が苦しんでるのを見るのはもっと嫌い。
 二度と泥水で遊びたくないな、と思わせてくれる映画だった……。
 それでなくても、帰ったら手をマメに洗おう、とね……。

 フル・モンティ
 冴えない無職のオッサンが、子供との親権を争うための金を稼ぐために、同じくハローワーク通いの駄目親父を集めてストリップで金を稼ごうとする映画。
 めっちゃくちゃおバカなノリで、震える舌での疲労が消毒されていった。
 笑ってスッキリ、ちょっぴり暖かい気持ち、というコメディのお手本のような映画。短いから見るのも楽。コメディはやっぱ90分くらいが理想的だな。

 あとブラックレインも見たが、これは後でブレードランナーと合わせて書きたい。
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