活動

鳩 正義

Author:鳩 正義
Ghetto HP
Ghetto

出演-------------------
9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
「KANTA dAb dAb Japan Tour」(from Nepal)
21:00~

9/10@両国SUNRIZE
「両国ウルトラソウル ハァイ」
21:00~

9/28@両国SUNRIZE

10/4@両国SUNRIZE
※弾き語りでの出演

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE
「両国SUNRIZE 8周年 初日!」

11/5@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

12/14@両国SUNRIZE
​「???」


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エクスペリエンシズ

07 03, 2014 | 日常

 というわけで土曜の夜に夜行バスで出発。バイトを終えて家に帰り、タクシーで駅南へ。セレブ。タクシーでは運転手がAAAのイベントが今日あったとか、誰それ乗せてたとか、意外と打ち上げなんて地味なとこでやってんですよ、派手なのはテレビ用ですよ、みたいな話に相槌を打つ。
 車内は満席で狭苦しいシートの中なんとか寝ようとするも、当然無理。真っ暗闇って、むしろ感覚が鋭敏になって寝るのが難しいと思うんだよな。俺はそう。豆電球程度でも何か刺激があった方がいい。なんならテレビでもついてた方が寝れる。
 あーゆーときの沈黙ほど五月蠅いものもねーわ。まぁいいや。戦士たちの一時の休息、みたいな感じで、あのピリッとした空気嫌いじゃないね。深夜のサービスエリアみたいな。

 ようやく寝れたところで到着。明日用事があって、寝つきが悪いから徹夜したはいいものの、家出る直前で眠くなるの法則だな。
 新宿駅で降りて、松屋で腹ごしらえ。食券システムを無視して、店員に直接金と注文を押し付けるオッサンに早速東京感を味わう。その後モリバコーヒーとかいうチェーン店で時間を潰す。盛り場?
 まずは目黒駅で降りて、世界に一つだけの寄生虫館へ。近場の公園や寺でお参りしたのち、オープン時間ぴったりに入ると、早くも子連れがボチボチ。そしてすぐさま泣き出す子供。うるせえ死ね。
 存在自体は昔から知っていたが、以前友達からここの定規を土産に貰って、それがなかなか可愛いものだったので行ってみることにしたわけだ。
 結構カップルも多く、あと外国人が多かった。パラサイトがどうこう。
 やっぱり大体は気持ち悪いというか、邪悪さを感じるデザインだったけど、中にはフタゴムシとか(胴半ばで二匹の寄生虫がくっついててシャム双生児みたい)、名前忘れたけど魚の鰓に寄生する三葉虫みたいなのは可愛かった。
 特にサナダムシの気色悪さが凄い、威力が高そう。RPGの毒系って扱いちょろいけど、現実だったら一番ヤバイ攻撃、みたいな感じ。
 非常に楽しめたんだけど、やっぱり食欲は無くなった。

 その後は渋谷へ行き、ヒカリエ目指してうろうろ。久々のスクランブル交差点。日曜なのもあって尚人が多い。
 ヒカリエでは映画監督デヴィッド・リンチの写真、版画の展覧会。思った以上に作品が少なかったが、一つ一つに彼の映画同様、摩訶不思議なものの見方的なものを見出した。気がする。ぶっちゃけよく分かんなかった。悪くはないんだけど、尖りすぎて良さがピンと来ない感じ。でも熱量がある。質感やモノクロにして豊かな色彩は舌を巻いたけど。

 もう一つ、アツコバルーというアトリエの、アントワーヌ・ダガタというフランスの写真家の展覧会へ。
 これが超よかった。ダガタ自体ヤク中で、被写体とセックスする姿があられもなく作品になってたり、みたいなぶっとんだカメラマン。
 そもそもカメラマンと言っていいんだろうか? 写真の一つ一つが、さながらむき出しの臓物。セックスの描写も多かったが、極めてその感性が女性的というか、男よりもむしろ女性の方が興奮を覚えそうな生々しさ。女の下ネタみたいな。
 完全に焼け焦げて、頭蓋骨と肋骨だけになった焼死体や、廃墟と化した街、薬に頼るほかのないやつれた売春婦たち、その仕事場、人々の背中。後ろ暗い欲動と情動が常にその下に這いずっている。
 優れているとかセンスがいいとかで括らないタイプのアーティストだな。かといってオリジナルというわけでもない。本質を切り詰めて、ぶっきらぼうにぶっこ抜いたブツを並べただけにも見える。
 そしてそれが欲しかったのだよ、と、しばし享楽の時間を過ごした。
 そういうの新潟皆無だし。みんなムッツリじゃん? イナカモンて。ドカッとセクシャルなものやグロテスクなものが出現すると、自分の醜さや興奮が浮き彫りにされるようで、慌ててなんでもないような顔で言葉を無くす。馬鹿じゃねーの。
 結局のところ、性に嫌悪感や引け目を感じる人間は、自分がスケベで、それに対して後ろめたさがあり、その躊躇いが暴かれるんじゃないかと怯えているだけだ。アホくさ。自分が綺麗な存在だとでも思い上がってるのかね。じゃあウンコすんな。
 身も蓋もない言い方すると、セックスもやっぱり飽きるものだし、飽きるほど出来ない人間に本質を見抜くことは少し、いや大分難しい。
 総括するとアントワーヌ・ダガタはロックでしたよ。

 原宿へ向かい、The SAD cafeで遅めの昼食。ここで鉄砲雨。SAD cafeの上でイベントがあったらしく、それを待っていた女の子の行列が派手な雷に悲鳴をあげる。これは俺もビックリした。あんまり近いから打撃みたいな音だったし。
 坂は滝のように水が流れていて、滑り込みで雨に打たれずに済んだ。いやぁ助かった。
 カフェはハンバーグセットでも千円ほどとかなり安い。東京は安いものも高いものも振れ幅が大きく、そのどっちにも美味い不味いがあるから、選択肢の多さが頼もしい。ここも滅茶苦茶外人が多かった。
 その後下北沢にぶらぶらしに行ったが、目的の店が、幾分四年前のことでチンプンカンプン。道もややこしいし。歩いているうちに、寝不足と運動不足と肩がけのバッグの重さに腰をやられてしまった。ギックリではなく、背筋がジワジワと突っ張って立ってるのがしんどい。

 少し早めに渋谷に戻り、ホテルにチェックイン。荷物を置いて仮眠。少し腰がマシになったところで、深夜の道玄坂を晩飯探して歩く。
 途中、外人のキャッチに捕まり(一声は無視したが、裾を掴んでくっついてきやがった)、片言の日本語を連発しまくる。でもこっちが「何系?」「どういう料理?」と聞いても「日本語ワカラナイ……」。誰か教えてやれよ!
 フランス料理とお酒、というのはなんとか分かったが、まるでその気分ではないのでパス。しつこかった。50mくらい着いてきた。
 んでもって、なんだっけな。ハラペコ屋? 百えん屋? そんな名前の焼肉店に入る。狭い個室で名前の通り百円の上カルビを頂く。食べ放題ではないが全般的に肉が安く、焼肉屋にしちゃ随分と安く腹いっぱいにさせてもらった。
 店員の無愛想さにウケる。深夜2時くらいだったが、酔った他の客が女と言い合いで暴れだしたのを必死に止めていた。こうして彼の愛想は消滅していく。
 深夜の渋谷は意外と人もまばらで(休日の万代よりはいるけど)、ホームレスやキャッチの人たちの眺めに都会の情感を味わう。
 食べ終わったら真っ先にホテルに戻り爆睡。戻る途中、何故かキャッチに「お疲れ様です」とねぎらわれる。確かに今日は疲れた。

 二日目は東京にいた頃に住んでいた蒲田へ。変わるもの変わらないもの色々あったが、とにかく懐かしい気持ちが湧き上がる。
 着いてまず、よく通っていた虎鉄というラーメン屋へ。店員がインドかその辺の人になってて「マジかよ」と思ったけど、ラーメン自体はむしろ美味くなってた。普通逆じゃね? 思い出補正で美味かったけど、今食うとそんなに、っていうのが普通じゃね? もっと美味かった。スープの味にまとまりが出てて。
 一つショックだったのが、通っていたゲーセンがことごとく潰れていた。あってもプライズゲームやスロット、音ゲー、馬鹿でかいカードゲームばかり。
 はぁ。そういう、ハマッた奴とか、しばらくやりこんだあとじゃないと楽しめない奴って、俺、嫌だなァ。ゲーセンって娯楽の中でも一際ジャンクフードっていうか、雑なくらいが楽しかったんだよ。
 何よりシューティングの絶滅っぷりがね。いやまぁ、矛盾してるのは分かってるよ。あんなのやりこまないと楽しくない。慣れる慣れないでシューティングの価値は大きく変わる。俺が言いたいのは、金やプレイ回数を積んでやりがい見出すなよ、ってこと。
 シューティングは結構、他のジャンルと比べても回数を経るごとに自分の上達が分かるもんなんだよ。格ゲーと違って、すぐ強コンボが開発されてみんな使ってる、みたいなことも無いしさ。
 ネット便利なのは分かるけどさ。実際にゲーセンで上手い人のプレイ見て「ああ、そこでグルッと敵の周りを一周するのか」とか、「そこで敵を集めて一網打尽にするのか」とかよ。そういうの醍醐味じゃね? シューティングはそういうの比較的残ってたと思うんだけどなー。(なんせyoutubeとか見てもプレイが凄すぎて参考にならないから。弾数が多すぎるわ、画面汚くて機体どこか分からんわ)
 それは置いといて、線路沿いにあるタイヤ公園へ。心なしか「○○するな」みたいな張り紙が増えていたが、子供にはそんなの関係ないね。電車ごっことかして遊ぶ子供たちを眺めてほっこりした。こうして見ると、本当に子供は遊ぶのが本業と言うか、しっくり来るよ。
 でかい滑り台ですっ転んで悶絶してる子とかいたけど、あれぐらいの方が頑丈になるわ。過保護にすると、どんどん弱くなる。人間は基本的に失敗して強くなるものだ。

 でまぁ、その後川崎の電脳九龍城砦、ことウェアハウス川崎へ。これも良かったよ! まず入り口から凄い。写真撮影は禁止らしくて撮ってないけど、こんな感じ。
 電脳九龍城
 ビレバンとかが廃墟を取り上げる前からの廃墟好きとしては、これはビビビビ来たぜ! 入り口から大歓迎。プシューッとか煙でて。超ビビった。実は俺ビビりなんだ。ホラー映画とか一人で見れない。家に一人でいるときも背後に気配を感じまくる。下手したら十人くらい。いすぎやろ。部屋狭いんだから出ろ。
 レゲーも多くて、実機のダライアスとかスペースハリアーとか興奮したよ! あんなの見るの小学生のとき以来じゃないか? いやー超懐かしいやら内装に興奮するやら。
 上の階は漫喫やビリヤード、ダーツが閉めてて、こっちは普通に綺麗だった。

 晩飯は、俺は蒲田にいたころグレート・ジャーマン・クックというドイツビールのお店が凄く好きだった。何食っても飲んでも美味い。結構高いけど、それ以上に美味い。ただ蒲田店は建物ごと消滅してたので、川崎店の方へ。
 蒲田店は内装もごちゃごちゃしててそれが良かったんだけど、こっちはスッキリ広々していた。まぁいいわ。割とオシャレだし。ドイツ感なくもないし。
 食い物は相変わらずメッチャ美味しかった。俺は偏食なんだけど、思うに、偏食というのは味覚が優れているのではないか。その証拠に、子供ほど味蕾が多いのだけど、年を取るにつれ減少する。その結果ビールやコーヒーといった苦いものの旨みも分かるようになるのだ。食べられなかったものが食べれるようになったり。
 俺は今尚味覚が鋭いので、すぐ野菜の存在が分かります。誰でも分かるわ!! すみませんでした。

 その後横浜に移動し、ホテルに荷物を置いて大桟橋を拝む。ここからの景色がホント都会でね。すごくいい。夜行け。夜しかない。カップルだらけだけど。
 ブルーライトの下でシャボン玉を飛ばしまくった。海と都会とシャボン玉。このミスマッチ。
 この辺でまた俺の腰の調子が怪しくなる。ヒィヒィ言いながら往復し、爆睡。

 三日目は横浜を丸一日フラフラ。山下公園から赤レンガ倉庫、ワールドポーターまでをウィンドウショッピングしながら、日差しと昼下がりを堪能。
 ここで俺の腰の爆弾が起爆し始め、こまめに休息を取りながらランドマークタワーを上る。エレベーター昇るくらいで千円というのにも驚いたが、69階を40秒で登るチョッパヤエレベーターにはもっと驚いた。一瞬で耳鳴る。
 景色もすごい。朱鷺メッセがカスに思える。実際、景色から見える建物は朱鷺メッセかそれ以上の大きさだからな。
 最近高いところばかり見ているような。住んでいるマンションは最上階の11階なんだけど、最近は工事で屋上も開いてたからな。夜に忍び込んで開放的な気分も味わえた。いや、馬鹿じゃなくて煙の方。俺は。煙。分かった?
 ここで8階くらいありそうな超長いソフトクリームを頂いた。ゴメン嘘ついた。11階くらいかな。
 ソフトクリームで腹いっぱいになったのは久々だ。カラオケのソフトクリーム食べ放題を空にしたとき以来かな。幸せすなァ。

 桜木町に素晴らしいグラフィティがあると聞いて見に行ったが、まっさらで味気ない壁。どうも2011年からこのまんまのようだ。うーん。
 夕方は横浜駅周辺でウィンドウショッピング。とにかく品揃えがすごい、が、全くピンと来るものなく、店員は鬱陶しく、何も買わないまま時間が過ぎる。裏道に悪ふざけで電灯に登ってる兄ちゃんがいたりする辺りに横浜感。上から携帯落っことしてたけど、壊れてないんだろうか。
 その後は少し早めに新宿に戻ったが、新宿駅のダンジョンっぷりに見事に振り回され、駅から出るだけで苦労した。いや本当に人が多いわ構造はややこしいわ。
 晩飯に最後、適当な居酒屋、なんだっけ、二重丸とかいう居酒屋へ。
 味に関してはフツー。ただ店員がおっちょこちょいすぎてウケた。灰皿を頼んだ。お通しが来る。箸がない。取り皿もない。
 料理がどかどか来る。箸がない。どうしろと。
 パネルで注文するタイプだったので、店員を3つ頼んだ。店員は一つしか来なかった。箸と取り皿くださいと言うと、尋常じゃないほどペコペコして謝るもんだから、それがまた面白くて。
 ラストオーダーしたあと、パネルで会計を確認すると、頼んだ奴の数量が滅茶苦茶で、実際の1.5倍ぐらいの値段になってた。何故かライチサワーまで入ってた。頼んでもいねぇ。
 爆笑しながら店員を呼ぶと、またペコペコされてしまった。最後まで楽しませてくれるな。

 土曜の夜行はさすがに満席だったが、火曜の夜ともなると、客は俺ら含めて8人くらいしかいなかった。
 運転手が中々愉快な人で、二人で並んで座っていると、「反対の席も使っていいですよ!」「マジすか!」「いいよ! このあと二人しか来ないから!(満面の笑顔)」。
 なんでそんなに楽しそうなんだ。
 その後外で「あっとひっとり♪ あっとひっとり♪(客が)」の声も聞こえた。プッツンなのか? ちなみに運転は丁寧だった。

 中々偏りの激しい強行軍のスケジュールだったが、中々都会らしさを満喫できた旅となった。いやァ贅沢だったね! 隙無く面白い。刺激だらけで感性がビンビンするよ。
 やっぱりあの街は面白いな。人も避け方上手いし。あんなに人が多いのにスイスイ歩ける。新潟の思考停止のクソどもは全然避けないどころか、何故かフラフラと前に出てくるんだもん。光に群がる虫かよ。散れ! ファックユー、ゴミめら。
 そんなとこかな!
 カウンターいつの間にか1万突破してるし! CDの音源でも幾つか上げることにするよ。うぃ。
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