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鳩 正義

Author:鳩 正義
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But you don't really care for music, do you?

07 24, 2014 | たわ言

 ステージで演奏する者として、客席でライブを見る者として、時々考える。
 ライブは一人で楽しむものだろうか? それともみんなで楽しむものだろうか?
 結論から言うと両方だし、どっちかだけに傾いているものはそもそもライブではないのだと思う。それはテレビだ。豚の鳴き声、インチキだ。

 その説明をする前にまず言っておきたいことは、俺は安易に客に同調意識や一体感を求めるバンド、客、文化、セールス、全部嫌いだ。くたばればいいと思っている。
 安易じゃない気持ちでやってる奴らもいる。そういう奴らは嫌いじゃない。エンターテイナーだ。
 どんな場合にも迎合できないクソも嫌いだ。低次元な僻み根性で時間を浪費しながら生きてるだけだ。安易に一体感を求める奴と同レベルだと軽蔑している。

 ハッキリ言って、今更音楽が好きとか、ライブハウスよく行くとか、そういうのは時代遅れのはぐれ者でしかない。例外は無い。
 そんな奴らがどんなに集まったところでまとまりっこない。一致させた気になって満足するのはバンドだったり、弱いくせに自分より弱い奴を見つけて笑う虫けらだけだ。
 日本人は元々農耕民族なわけで、となると協調性や同調性が欠かせなくなってくる。が、それに甘んじる奴は間違いなく個人の能力が低いポンコツだ。能力があって誇りや尊厳を大切にしてると、そんな奴らに迎合することが馬鹿馬鹿しくなる。そうなると弱い奴らは一対一では勝てないから、村八分とか数の多さで反抗する。
 スポーツなんかもいい例。日本人が軒並み団体戦に弱いのは、チームワークとかいう安い連帯感に甘えているからだ。「ワン・フォア・オール、オール・フォア・ワン」的な? あの言葉すげー嫌いだよ。そんなの全員が「一人でも敵全員ぶちのめしてやる」くらいのハングリー精神持って初めて成り立つ理念だよ。最初に持ってくるもんじゃない。

 当然、フェスやホール、ドームとかのライブだと話は変わってくる。普段音楽なんか好きじゃない、聞かない、興味ない奴らでも来るからな。お祭り騒ぎしたい奴らが。
 どんなに動員が増えたところで、そんな奴らは音楽なんか好きにならないし、ミュージシャンがどんな心境でステージ立ってるとか、どういう思いを込めてるとか知ったこっちゃないじゃん。
 エスパーじゃないから、そんなことはどうせ正確には分からないんだけど、それにしたって言葉にしてるものすら理解できないのはどうかと思うヨ。平和について語るとかさ。ちょっと前なら地震とか原発とか。全然聞いてないだろ? 早く次の曲やれよ、ぐらいの気分でしょ。何の話してるかも分かんないだろうし。
 何しに行ってんの? 音源でいいじゃん。まァ譲歩してライブDVDとかさ。それでも同じぐらい興奮するのは全然不可能じゃない。だから生で見れたとき感動するわけで。
 あんな奴らとは一生かかっても連帯感なんて不可能だよ。そんな奴らを一緒くたに「客」でまとめるバンドや運営の神経も疑うしね。もうちょっとモノ考えて欲しいよ。
 はしゃいで楽しいのは結構だけど、うぜーの。迷惑、邪魔、目障りなの。「俺は酒飲んだら暴れるから、お前が離れてろ」って言ってるようなもんだよ。や、お前が飲まなきゃいいだけじゃん。絞め殺しちゃうよ?
 インディとかオルタナって言葉はこんなに広まったのに、当たり前のように誰も分かっていないし(演る側さえも)、その言葉の意味さえすり替わっている。まァ、いいさ。それは。

 バンドにしたって、「あんたらがどんだけ頑張ったとか曲に込めた思いとか、もっと言うと曲の良し悪しもぶっちゃけ分かんないしどうでもいいけど、暴れたいから来たよ」って客嬉しいの? 意味不明なんだけど。まァ人が多けりゃそれで嬉しいんだろう。
 いや、どんだけ頑張ったとか曲に込めた思いとか、それは実際聞き手や曲のクオリティには関係のない話だからセーフだぜ。そういうとこも想像するのがファンだけど。後半が問題っつー。
 なんか盛り上がってるから、雑誌載ってるから、誰かが話してたから、大半の人間はものの良し悪しをそれで決めてるだけだし。それはずっとそう。世の中、多数派はずっとヒトモドキだったし、これからも変わらないと思う。

 で、総論、そんな奴らに合わせることは無理。
 だから、一定以上の規模で「みんなで楽しむ」は無理。矛盾してる。
 現実、可能なのはやはりライブハウスくらいの規模ではないか? だからまだ文化として残ってんだと思うんだけど。個人的な感情、天井のない場所で何がロックだよ、って思うし。密室なんぼだろ。ビルの屋上はオッケーです。
 ここで誤解して欲しくないのは、ライブハウスにて「みんなで楽しむ」って、スポーツの話みたいなオママゴトじゃなくて、そうだな、上手く言葉に出来ないけど、「俺が一番この曲の良さを分かってるんだ!!!」ってみんなが思うような状態とか?
 不可能ではないよねー。
 「こんなに人が周りに一杯いる、目の前で最高のバンドが演奏してる」
 「のくせ、やったら孤独感あるなー」
 「このバンドのこの演奏、今、俺、独り占めしてんじゃね?」
 「おまけにこの熱気……」
 「最高だ!!!」
 みたいなさ。
 俺は出来るよ。
 お前も出来るようになれ。
 そしたらきっと、本当の意味でライブらしきもの、その客らしきものがこの時代に再生するよ。
 人類に音楽が生まれた瞬間、きっとそうだったんじゃないか? そう思うヨ。

 ま、今しばらく俺はお前にこう言っとくね。
 「でも君、実はそんなに音楽興味ないだろ?」
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