悲しいロボット

 どうして君はそれをバラバラにしなければなりませんでしたか……
 薔薇は、窓際につけた白い薔薇はいつ蒼に染まってしまったのか
 分解したラジオ、それだけならよかったのに
 ここが合うから、ここが合うからと
 無理に繋げて戻して、もう不細工で戻らなくなってしまった
 切って結んで閉じて開いて、また開花してして枯れて萎んで疲れてしまったね
 この街には何も無い
 あと半年で僕もいなくなる
 そしたら最後の一人を誰が愛してやるのだろう
 そしたらそれ以外の皆を誰が憎んでやるのだろう
 君が僕の言葉で傷ついたり、やる気を損なったり、それも僕にとってはどうでもいいんだ
 僕は君に話をしてるわけでもないし、君は君の話を信じればいいと思う
 別に否定してるわけじゃないしさ……僕は僕の話だしさ……
 でも君はまた壊してしまったね
 もう治らないね
 可哀想にね
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