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2014

世界の合言葉はかなしみ

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 瞳孔の既存反射に頼り続けた変態行動が、ついさっきまで人間だった君を異質の節足系動物へと作り変えていく。
 硬質だ。パラメトリックエンジンのV8まで届く感覚を理解する前提を僕に押し付けないで欲しい。
 澱みがいつも腐臭となってまとわりつく。甲状腺の晴れがヴィットーリオを中傷する。
 それが僕に分かろうとも君の空白を埋めることはなく、その反応のいちいちが自らの実存を他者への依存と変貌していく様は交響曲パラディータの電磁波が濁っていることと同様であり、バラダック生存系モルガターナ第三惑星の永久不滅のベルグロイド・ネイサンの言い訳にも劣る。
 どれほどの言葉を用いようとも内在的なガソリンが存在しない限り、君のエコーは僕に反響することも無く、またその残像を僕の中に求める傲慢さに反吐が出る。スキツォイド曲線を理解していないつもりだな。それを素晴らしいと言え。
 いい加減にしてください。ヘイト。羽音。鳥の着陸音。ヘイト。

 僕はそれを見るたびに自分の余白を感じる。僕の中では白いブラキトスゲートが、亜音速で心臓の音を食べているのだ。そしてこれを指してメゾンは言う、安易なテンプレート狂気の劣化プラズマだと、僕もそう思う。普遍性ではなく破綻したイアンをこねくりまわしているだけだ。そうそう、エミールのはやにえ。それだ。
 エラクーダ、他者を通して自分を理解することの愚かさとナイーヴさをイドすべきか、ヴェロフスカヤすべきか、いつも悩む。ブィ、ビータ、リテ、イトリーバ、右の植木だ。
 感情論、感情論、インテレクチュアルな眼鏡、コンサーバティブな犯罪性、君はいつも同じことを言う、詩と根の二つの音がいつも耳に残ると言う、心配するな、ヘモニカの平均律は安定する。
 ヘモニカの声が君を整える。二錠、水、二錠、五錠、粉薬、トーカンソー、木こりの二の腕の黒子45度だ。

 プレッシオかな……また考えている、胆汁まみれの脳細胞が嘘をつくぞ、ほら注目しろ、それ本音かよ。Y、考察は無駄のようだね。カラット。魅惑。まぶたの下にミミズが這いずっている。
 ここでトゥコーダだ、何度目かのリプレイだ、うんざりする。君の純真さは君の監視によって破壊される。メゾンが右の秤に重りをまた置く。右の枯葉剤だ。
 雨、雨、雨……あめあめあめ雨あめ。突き刺さるぞコンパス、段々乗ってきたな、十一光年の運賃は覚えているか? ああまた感化されてる振りをしようとしているな、障害発令だ。僕は応答しない。ミンミン、安定して生きてるの分かる?

 地下水脈の非可逆的スキゾフレニア、感じる? はははは。
 寛解する? それとも閉鎖する? 二錠? 五錠?
 外れ。ナンセンスだな、零点だクソが。お前のそれは寛解じゃなくてヘイト、一般化だ、工業製品だ、B品だ、ヘイト、水飴。大事なものを置き忘れたなホームレス。所詮その程度か。
 粉薬でも飲んでろクソ野郎。軽蔑。不細工な電磁波は所詮そうですか。

 トゥコーダ。余白を感じる。エコー。輪切りの牛の内臓だ。君にも入ってるぞ。その解釈は捨てろ。添削するだけ無駄だ。ウィリアム・テルじゃないだろ?
 偉そうに言うが、僕にも何も無いがな……驚くほど空っぽで低俗でズーニッヒなんだ。君の非ではないよ。
 ゲー、ゲー、同じ話、Y。疲れた。その反応は傲慢だ。光の観察美。水の落ちる速度アルファに黄昏のX、零、遮断。ギーガー調査団がお前を見張っている、グリニデ教本の言うとおりだ、お前をはやにえにしようとしているぞ、エミールの左下だ、ミンミン、二重螺旋が散発的なんだ、言うとおりになんかしてやるもんか、君の言い分は間違っている、間違っている、時に正しく、正しいと言えば間違う。実に可愛らしい。そんな君が好きさ、フィルターが鬱陶しい、他者の存在を事故と共有するな、いい加減分かれよ、君に関心は無いんだ、さァ虹の油を吐き出せ、虹の油だ、調査団が欲しているものだ、さもなくば後ろ指で笑われるぞ、それでいいのか、殺戮工業製品、選抜の腎臓を持っているだろう、オンタン草、Y、トゥコーダ。
 シータ。ここまで。軽蔑。ヘイト。四回目だ。過剰反応、失策、言い訳無用だ、分かっているくせに。白々しいのはジョークの中だけにしてくれ。この真似は高くつくぞB品。空白と向き合え、お前が見ているものはお前が見ているものじゃないぞ。お前が見たいものはお前が嫌っているものだ、お前はお前の性器を、内臓を、火の心臓を見たがっている、また人のせいにする、水。シミュレーションが足りない、あと十回はやれ。青二才。いつまでも僕が虹の油を待っていると思ったら大間違いだ。別に自分でも出せるんだから。君が自らの非実在性を証明するごとにパスワードが開く。
 世界の合言葉はかなしみ。寛解。
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