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2014

食人族 / ガングレイヴ / Web漫画もろもろ

CATEGORYカルチャー
 最近ビリビリ来たものでも羅列しようか。
 食人族
 またYUKEが意味分からん映画を借りてきた。「一緒に見る?」って。見るわ! こいつのチョイス頭おかしいけど質が高いんだわ!
 どっかのジャングルに今尚存在するという食人族。そいつらの生態を暴くべく調査しに行った4人の若者。彼らが帰ってくることは無かった。
 一体何が起きたのか? それを探しに教授が森へ探検し、食人族にコンタクトを取る、というのが前半。
 後半は回収した若者のテープの中身。
 映画の宣伝手法として、このテープが流出して映画になった、という設定。話題になったらしい。
 最初は「またなんちゅうキワモノ借りてきたんだこいつは」と思ってたが、若者のテープの中身は酷いもので、簡単に言うと文明人が原住民の感性を駆逐していくという。つまり、この映画は近代社会が持つ暴力性を風刺した、えらく社会的なテーマだったわけだ。
 面白い、面白いが、生きてるでかいカメを解体していく様が本当にグロテスクでゲンナリした。それにしてもこの映画ノリノリである、ってくらい内臓は出るんだけど、これだけ本当に生き物だからキツかった。あれ生で手づかみできる役者すごいな……。
 8月7日のTOCのライブの打ち上げで見たんだけど、食欲は壊滅した。
 見た後で調べたら、カニバル映画の中でも随分と評判はいいらしい。っていうか、そんなジャンルあるんだ。ニッチすぎる。女子高生のソックスの種類ぐらいニッチ。
 スプラッタと人間の業という、まさかのダブルパンチで心を抉る映画だった。グロ耐性があって人間に絶望してる人は見たら楽しいんじゃない。

 ガングレイヴ
 ヘルシング×ゴッドファーザー、とでも言っておこう。
 原作ゲームの2クールアニメ。The LONG GOODBYEの影響で、ハードボイルド系のアニメをちみちみ消化している。その中で発見。
 2ちゃんのお前らが泣いたアニメスレ的な奴で、ちょくちょく「お前を撃つなんて……出来ないよ……」という台詞が上がるので、気になってはいた。この台詞だけで色々と推察も想像もできる、中々洒落た一節だ。
 で見てみると、視聴者を置き去りにする1話。いや、置き去りにされるのは好きだから、それは構わない。
 中2パート(敢えてこう呼ぶ)が全体的に如何せんヘルシング臭すぎて、ヘルシングはいいんだよ、ただ、なんて言うんだ……予算、かな……戦闘シーンがじゃんけんレベルというか……。
 ヘルシングテレビアニメ版って言ったほうがいいか? テレビアニメ版ヘルシングもガングレイヴもBGM、テーマソングは良いのが皮肉という。
 そう、ガングレイヴのED好きだね。俺。ハリーとブランドンだけが走るだけっていう。俺の話の順番が滅茶苦茶だな。
 で、2話か3話から急に長い回想に入って、なんと全26話中、18話近く回想というね。すると話のジャンルがいきなり変わった。
 これがね! 面白かったの! 極端に無口なブランドン(本当に無口すぎて、最初喋れない設定なのかと思った)と悪友ハリーのサクセスストーリー。
 ケチな稼ぎで気ままにチンピラしていた二人は、とある事件で自らの無力と幼さを痛感し、ミレニオンという巨大マフィアに身を投じる。野心を燃やすハリーと、人情味溢れる同僚に恵まれ人間味を帯びていくブランドン。(それでも無口な方だったが)
 じわじわと一話の複線を回収していく様と、鉄の掟を重視するファミリーの群像劇。これ最高だった。まるでベルセルクの黄金時代編のようだったね。
 じわじわと幸せを手にしていく様と、にも関わらず拭えない嫌な予感。このバランス凄く良かったよ。切ない話なんかも多かったし。
 で、なんやかんやあってハリーとブランドンの友情は砕け散り、十何年かの時を経て二人は今一度、相見える。交わす言葉もなく(またブランドン超無口に戻ってる)向け合う銃口。やぁ、いいね。渋い。男の友情と決裂。まさに愛。愛という憎悪。
 終盤は再び中2パートに戻り、なんともちゃちな銃撃戦を繰り広げ、恋人の忘れ形見の女(ミカ)が最高にウザいという。
 ミカがね、本当にウザい……要らない子すぎる……こいつの役立たずっぷりと、ヘボい戦闘がかなり台無しにしてくれた。
 ヘルシング×ゴッドファーザーと言ったが、ハッキリ言うとどっちも中途半端なのだ。っていうか、
 これだけ原作が足引っ張ってるアニメ初めて見た。
 なんつうか、完全に分けちゃって、ゲームはゲーム、回想はそれ一本で話作ったほうが良かった。あるいはミカを消滅させて、完全にブランドンとハリーの愛憎劇に絞ってくれれば……。
 「お前を撃つなんて……出来ないよ……」は染みたよ。やっぱりいい台詞だ。だけど、ミカに集中をかき乱される……ホントなんなんだコイツわ! なんでコイツが生き残って、良いキャラは一杯死ぬんや! 原作この野郎!! ゲームでもこんなにむかつくのか!? こいつの木偶の坊っぷりはバイオ4のアシュリーが可愛くなるレベル。(そもそもアクションで誰かを守れ的な奴大嫌い。窮屈すぎて爽快感が全滅する。アクションの意味ねー)
 なんだったら回想~回想終わり、最終話、こんな見方でもいい。多分二度と見ないが、もう一度見ろと言われたら俺はそうする。EDはいい。そんなところだ。

 たびしカワラん!!
 呪術師クレイシハラの荒唐無稽な日常。クレイジーに高い画力と意味不明なエピソード、なんとも理解しがたいギャグセンス。美しいグロ漫画。
 10話までは奇天烈妖怪漫画だが、11話からそれまで謎めいたクレイシハラの生い立ちが描かれる。これがまた泣けるんだ……言っとくけど一瞬で「お前を撃つなんて出来ないよ」レベルに並ぶ。ここだけでも読む価値あるね。ガングレイヴほど時間もかからんし。
 更新がしばらく止まっているが、一応続きを描いてはいるらしい。早くして! 気になるところで止まってるんだから!

 小鬼之太刀
 これも妖怪もの。強力な妖刀を持つ赤獅子と、それを倒すべく強い妖刀を求める仁九郎、二人の物語。二人とも交互に描かれるので、どちらにも感情移入してしまうのが痛ましい。ライトなシグルイとでも言うか。
 妖刀の設定が独特で面白い。最初「?」だが、種明かしのあと読み直すと「おおマジか」っていう。
 今丁度、紆余曲折を経て赤獅子と仁九郎がついに対峙しているところなので、みんなで俺と更新楽しみにしよ。

 あとなんだろうなー……俺の目の付け所がいいのか、面白いなと思った人がみんな商業に吸い取られていく……。
 ペニスマン(今東京喰種描いてる)だろ、役職箱庭(今役職ディストピアリ)、真面目系クズの日常、俺とヒーローと魔法少女だろ、うーん……。

 はるこ少女期
 今一番更新が楽しみな漫画。今っていうか、ここ一年ずっと楽しみにしてる。
 とある自殺志願者の青年が、ほんとに死ぬ気あんのかっていう謎チャレンジの数々で幕を開ける。そして何故か同棲している幼女。
 適当に描き始めたんじゃないかっていうナンセンスギャグストーリーが、センチメンタルな逃避行へと変化していく様、主人公鳴子の奮闘が悩ましい。残酷すぎるぜこの作者。いちちゃん。頭が残念なのがまた堪らんぜ。
 ちなみに更新日でしょっちゅう嘘つくいちちゃん。堪らんぜ。

 他にも色々見てるけど、こんなゴミゲロクソブログ眺めてる無残な感性の奴にお勧めできるのはこんなところだ! アデュー!
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