活動

鳩 正義

Author:鳩 正義
Ghetto HP
Ghetto

出演-------------------
9/5@池袋adm

9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE

12月未明@両国SUNRIZE


チケット予約は下記メールまで。
連絡-------------------
メール

動画-------------------
悪童の乖

カウンター
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ

エンド・オブ・ザ・ワールド

11 08, 2014 | カルチャー

 案の定映画ばかり見ている。が、漫画も読んでいる。
 誰かと言うと、岡崎京子の漫画を読んでいる。如何せん本の数が多すぎるのでまだ7冊しか集まっていないし、リバーズ・エッジも読んでない。ヘルタースケルターみたいな名前だけ知れてるのは避けてる。中古でも高いから。
 女性漫画家のセンスだと内田春菊も好きなんだけど、岡崎京子の、何、フレンチポップさ? でいいの? は他の何人かと比べても異質ではないかね。一周して”さそうあきら”なんかもいいと思うんだよね。愛が忙しいだっけ、あれ好きだなァ。僕の乏しいライブラリーの中では、村上龍のトパーズやラブ&ポップに近いんだ。これでもかと前向きなエロス、性欲というよりリビドー、みたいな。モードとしての裸体。
 僕はただの裸体に興奮できるほど想像力が豊かではないので、何かしら付加価値や概念の転回がないと楽しめないのだけど、それさえ出来ればこれほど美味い素材もないと思うんだよ。なんたって生(ナマ)の中の生(性)だからね。いや、別に興奮はしないよ。僕はなんというか、、、枯れてるんだ。人や作品としては軽蔑してるけど、正直江川達也が何をやりたいかってことも凄く正確に分かると思ってるんだ。ま、それはいいや。

 中でも、今のところ東京ガールズブラボーが面白かった。
 僕にとって80年代というものは、生まれて全く体験してないこともそうだし、日本の文化として「バブル」「肩パッド」「ボディコン」「ディスコ」「アッシーメッシーネッシー」「すごい眉毛」以外の印象が無かった。それはそれは、70年代や90年代に比べてイメージが貧相だったのだ。
 それをこうまで穴埋めしてくれる作品に初めて触れたので、純粋に感動した。
 出てくる固有名詞が全然分からなくてドキドキする! 最近は色んなものに食傷気味(ただの自己催眠であるが)だったので、こういう雑多で食べたことの無い情報の奔流に飲まれる快感は久々です!
 そうして、かろうじて分かることは、僕は常に何かに抗っていたい、とんでもなく天邪鬼な性分だから、こんな風にメインストリームの力が強かった時代に憧憬を隠しきれないってコトだよ。
 その主流とやらを完膚なきまでに、徹底的に破壊してみたかった。
 今じゃ全部ぶっ壊れてただのガラクタだしね。架空の敵を作って騒いでる奴らがバカみたい。あいつらが実は一番インチキだよ。表面的には無気力気取ってるのがマジださいっていうか。本当に無気力なら外出しないから僕の目にも触れないはずだし。

 岡崎京子に限ったことではないけど、登場人物のモノローグが実にいい。何がいいって、そもそも僕はこういう表現を無条件に”いい”って思うんだ。オノナツメみたいに間として処理しているのもいい。とにかくまぁ、吹き出しになってない言葉が凄く好きなんだよ。
 下手したら巷に溢れるゴミポエムと同列になりかねないのに、この危うい均衡はどこで分かたれてるのだろうか?
 僕は思うに、今この国でもっとも枯渇している才能は「潮騒の音」だと思うんだよね。SiNoSaINou。
 おそらくそれは読み手の知性の低下とか、作り手の工業製品化とか、デジタル化とか活字離れとか、色々、どうとでも言えるんだけど、それはどれも正確じゃないし重要でもない。
 とにかくまぁ、無いんだよ、詩が。今。エーテルがないの。
 詩は別に言葉でも音でも絵でも色でもなんでもいいはずなんだけど、最近出てくるもの出てくるものが、まァ耐えられない。
 詩は強度だ。否定と肯定の繰り返し。自信の喪失、そして確固たる心の指針だ。こういう言葉とかもね、詩じゃないの。どうでもいいの。
 三千世界の終わりに主と朝寝をしたいのだ僕は、ジャン・コクトー、ランボー、ボリス・ヴィアン、ボードレール、アレン・ギンズバーグ、中原中也、萩原朔太郎、ヤニス・リッツォス、なんでもいい、なんでもいいからさ。墜落するバナナフィッシュ。
スポンサーサイト

« ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ / 幸福の黄色いハンカチ / ベルリン、天使の詩 / 太陽を盗んだ男 / ありふれた事件  »