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鳩 正義

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知識

01 07, 2015 | たわ言

 ただでさえ物臭なのに、手記まで書いているものだからいよいよブログの手が止まる。あけましておめでとう。
 寝る前にその日一日を思い返すという行動は中々いいものだね。もっと早くにやっておけばよかった、とは特に思わない。
 きっと愚痴と怨念で埋め尽くされて、日記の機能をまるで果たしていなかっただろうし。あはは。

 知識というものは、言うなれば水槽のようなものだ。
 五感に訴えるありとあらゆる刺激が、日々そこに貯まっていく。
 その中では沢山の微生物が、目に見えない大きさでぶつかり合い、新たな塩基配列や微生物を生み出していく。
 寝ている間など特にその活動は活発だ。
 そしてその中で、一際優れたアイディアや、革新的な真理が発生し浮き上がってくる。水槽の上澄みだ。
 その美しさと新鮮さは濾過して生まれるものではなく、活発な争いの中でしか誕生し得ない。
 日々を楽しく、スタイリッシュに、センセーショナルに、煌びやかに保つにはその上澄みは必要不可欠なんだ。
 僕はそれを、知恵と認識している。

 水槽の成分によるところも大きい。
 多岐に及ぶ有象無象の栄養をぶち込むもいい。ひたすらに同じものをぶち込むもいい。
 オリジナリティを追求したければ無論、ジャンルを問わない雑食性が問われる。
 世の中には無数の区分があり、区分が生まれるタイミングは「どうにも今までのカテゴリに振り分けられない、優れたもの」が発生したときだ。
 否応無く区分を確立させたものというのは、理解し取り込む価値がある、と僕は思う。
 そしてそれらを、ただくっつけるのではなく、さながら遺伝子的に配合させることがオリジナリティなのだ。
 遺伝子的に配合させるとは、要するに弱肉強食や自然淘汰の原理をブレイクスルーということ。
 アイディアは単一ではか弱く、表現として昇華するには複数のアイディアを結合する必要がある。

 同じ成分では、上記の弱肉強食、自然淘汰はよりスムーズかつ過酷なものになる。
 突然変異は期待できないので、自ずと似た種類の中でもより強い力が残っていく。
 こうして獲得していくエネルギーが大衆性、つまりポップだ。
 知識においても、むしろ知識においてこそ、生と死という死力が物事を前進させていく。

 ここまで言って、それなら「知識は海」と表現したほうがいいのでは、と思うかもしれない。
 が、人間は脳という箱に閉じ込められた孤独な存在なので、やはり水槽としか例えようがない。
 多用でも単一でも肝要なのは、常に酸素を循環させなければならないということだ。
 死んでしまった細胞は分解しなければ再利用できないし、どちらにせよ澱んでしまっては生産活動は停止してしまう。

 つまりは常に現状のリアルにどれだけオープンかつクリアに赴くか、ということだ。
 水の入れ替えと酸素の供給が必要不可欠なのは、水槽も脳も一緒だ。

 上澄みという上昇とは別に、弱肉強食、自然淘汰に敗北した死骸はどうなるのだろう?
 それは水槽の地下に沈殿する。
 実は人を形作るのはこの地層ではないかと思う。
 その人の理念、言葉、ポリシー、理想、哲学、スタイル、それらはそこに降り積もった知識の亡骸だ。
 僕はそれを、心と認識している。
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