映画あれこれ、フリゲあれこれ

 元々思い立ったら映画を見る方なんだけど、2014年はゴッドファーザーの衝撃が凄すぎて、今までに比べたら随分意図的に映画を消化したなぁ。
 というわけで2014年個人的ベストヒッツを紹介、する前に年末見た奴を備忘。

 キャリー
 あたしキャリー☆ サイキックパワーを持った、弾けるフレッシュレモンの女の子だよ!
 最近そんなあたしの可愛さに嫉妬して、イジワルしてくるクラスメートがいるの。イヤになっちゃうわ、ぷんぷん☆
 あたしにはちょっぴり愛の重いお母さんと、面倒見の良い先生がいるの♪ だから負けないんだっ。
 でもでも、あんまりイジワルも度が過ぎると、大人しいあたしも怒っちゃうぞ☆
 サイコプラズマアタックを食らえーっ! (*o>Д<*)=======O三★)゚◇゚)三★))゚□゚)三★))゚○゚)

 ※大体合ってます

 はい。YUKE定番の黒光りセレクト。リメイク版の方を見ました。
 オリジナルはWOWOWかなんかで飛び飛びで見た記憶があるけど、概ね、そのまま現代版にスライドしたクオリティと言っていいんじゃないですか。どっちか見れば十分だと思う、話も小粒だし。
 血まみれのクロエちゃん可愛いよペロペロ。うわくっせ、これ豚の血じゃねえか! ンオオオオオ!!!

 ロッキー・ホラー・ショー
 ミュージカルが見たいなぁ、と思って飛び切りイカしたロック・ミュージカルをセレクト。
 僕ァね、感動した。先に言っとくけどね、これは素晴らしい映画だよ。奇妙奇天烈、オカルトカルトワールドにようこそって感じだ。
 全然好みじゃないけどクールな音楽、尖りすぎたファッションセンス、プロットが壊滅したストーリー、サイケな色彩模様で煌めくフェティシズム。
 そして随所に感じるかなしみ。
 喜びと狂乱のベールで巧妙に隠されているが、この映画の根底に流れる感情はかなしみだと僕は思う。
 世の無常と分かり合えない苦しみ、肉体という紛い物の器に閉じ込められた閉塞感。
 そしてそこから飛び立とうとする健やかな意思がある!
 褒めすぎだと思うか? てんで出来損ないのふざけた映画だと? 分かってない、全然分かってないよ!
 この映画は凄いよ。相当作りこんでるよ。おまけに「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想」なんだ。それは愛だよ、愛を感じる。
 夢を見てちゃダメ、夢になりなさい!

 グラン・トリノ
 クリント・イーストウッドといっても俺はダーティ・ハリーやマカロニ・ウェスタンは全く、見たのはミリオンダラーベイビーだけだったんだ。
 ミリオン~は確かに好きだけど、あれはモーガン・フリーマンとヒラリー・スワンク(ボーイズ・ドント・クライ超好き)がいいからだと思ってて。
 いやところがね、痺れたよ。これはかっこいいや! 何がかっこいいって、ウザいんだよ! イーストウッドが。
 もう完全に時代遅れの鬱陶しい老人なんだ。気障で頑固で自分が正しいと信じて疑わない。最高だよ。
 その堅物の老人が少しずつ心を開いて、それまで全く縁の無かった東洋人に志を受け継ぐんだよ。ノオオオオオ!!!
 僕が言っても軽いだけだけど、役者としてのクリント・イーストウッド、その締めくくりに相応しい映画だったと思うヨ。随所に感じる自らのセルフ・パロディ(かな?)が可笑しくも切ない。

 ポンヌフの恋人
 僕は汚れた血が猛烈に好きなんだけど、悪く言う奴は殺してやる、念願かなってポンヌフの恋人が見れた。ああ良かった。
 うあああああああああ!!!!!!
 良かったあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
 ああああああああああああああああああうん、ぬふっ、ふお、ぐああああああああ!!!
 あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
 まともな感想は出そうにないので辞めます。

 シェルブールの雨傘
 甘ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!! 甘いよ甘すぎるよ!!!
 さすがにこんなにガチのミュージカルはまだ耐性が出来てなかった。最後まで見たけど。
 いや話は定番で何にも言うことないな。とにかく画面がキッチュでオシャレ。おふらんす。ボンジュッ!ボンソワッ!
 デートで見るには丁度いいんじゃねえの。ペッ!

 ストレンジャー・ザン・パラダイス
 好き。僕はジム・ジャームッシュも好きだ。っていうかロベルト・ベニーニが好きなんだけど、出てないこれも面白かったから、やっぱりジャームッシュも好き。
 ヴェム・ヴェンダーズ同様、ヌーヴェルバーグの血が色濃い、極めて絵画的な映画だね。嚙み合わない3人の、てんで盛り上がらないロードムービー。
 映画とは話し変わるけど僕さぁ、「旅行、行ってきたよ」って話が好きじゃないんだ。
 「へぇ、どうだった」って聞くと「楽しかったよ」で終わりじゃん。飯も美味いし、景色も綺麗だし。
 あっそう!!
 そりゃそうだろうね!!
 わざわざ金出してるしね!!
 そりゃいい思いするに決まってるさ!! 
 仮に嫌な感じでも「楽しかった」って言うだろうけどな!! ペッペッ!!

 みたいなことを思うからね。もうまさにそんな感じ。
 旅っつったらワクワクドキドキスペクタクル、かと思いきや、こんなにアレなのって。すっごいシュルレアリズムだと思う。
 旅行どうだった? って聞かれたら、「普通だったよ」って答えたらいい。
 だって人生はいつだって旅だもの。どっか行ったからって劇的に変わるもんでもないさ。きゃっ。

 ギルバート・グレイプ
 何回目だろう? 大好き。

 レスラー
 そう……。
 これです……。
 2014年個人的ベスト映画、その名も……。

 The Wrestler

 以上です。
 今度はフリゲ。
 ダージュの調律
 紅白VIP2014第一位。まぁそうだよなぁ。
 出だしこそ「ふしぎの城のヘレン」に後れを取ったけど(ランキングではね)、出来栄えやクオリティは依然として変わらないわけだし。
 今回は完璧な美貌と肉体、当代一の剣技を持つ完璧超人の弟、それにコンプレックスに抱えた内気な兄が主人公の話。
 話は小粒だったけど、まとめ方は今までも一番鮮やかで好感持てたなぁ。楽しかったです。

 Off
 今年のフリゲ大賞第一位。あーもうこれ最高。
 製作自体は2007年フランスらしいけど、その後英語版が発表、有志による日本語版が去年公開された。
 あーまじ有志最高。キスして。断る? ごめん。
 言ってしまえばマザー2だね。特にマザー2のムーンサイド。やたらと回りくどく高尚で哲学的な台詞、意味深なメタファーの数々。
 後半のネタ晴らしはサービス過剰じゃないか、とも思うけど、この手のストーリーに初めて触れる人にはやはりこのくらいが衝撃的だったりするんだろうか。ま、いいやそれは。
 とにかく雰囲気が好きだね。これこそ雰囲気ゲーやないか。だって曲がとてもいい。

 これバトル戦ね。めっちゃ癖になる。
 よく雰囲気ゲーって、例えばゆめにっきとか、雰囲気”だけ”の奴を指して言うけど、バカじゃねーのって思う。
 中身がしっかりあって、でも綿密に秘匿されていて、それが漏れ出すのが「雰囲気」だよ。雰囲気だけならサイケゲーとかでええやん。
 うん、すごくいいゲーム。僕にとっても去年で一番のゲームだ。フランスはゲームすらオシャレなんだな……。(閉口)
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