31
2015

破壊衝動

CATEGORYたわ言
 いや本当に冗談なんだけど、アレがトップの記事だとヤバすぎるから続けて書く。
 昨今のクレームや規制の流れを見ると意外に思うかもしれないが、日本は今でも、ゲームで言うCERO等のレーティング制度が海外に比べてかなり緩い。
 海外だと18禁レベルが15、12、果ては無かったりということもある。映画でもゲームでもそう。
 レーティングと言うと表現の抑制、エログロの削除、など作品にとってネガティブなイメージが連想されるが、そればかりでもない。
 レーティングを設けることで自由な、尖った表現が出来るというケースがむしろ多いのだ。
 逆に、「レーティング設けて自由にさせてくれー」というクリエイターの嘆願が、「全年齢にしないと売り上げ出ねーだろ!!」というお上のお達しで、泣く泣く美味しい部分を削除して味気ない商品になってしまう、という悲劇もある。
 日本のレーティングが緩い理由は、まぁ色々あるだろうが、主に宗教と国民性によるところが大きいだろうね。
 日本は宗教ジョークを飛ばしても命の危険が少ない貴重な国。二次創作やパロディにも寛容(というか法整備がクソほど遅い)だし、子供をぶっ殺すとかそういう超インモラルな内容も、規制があればそれで済む。
 「こっちに迷惑かけないなら何してもいいよ」という、良いんだか悪いんだか、とにかく無関心さがあるわけね。

 まぁでも、日本でグラセフやオブリビオンが作られるかっていったら、やっぱ無いけどさ。予算も違うし。
 アイディアやコンセプトにも疎いよね、日本のビジネスは。アイディアに金を出すっていう発想も乏しい気がするし。
 「ものづくり」って言えば聞こえはいいかもしれないけど、その大体は下請けやライン製造レベルになってしまうのは寂しいじゃない。
 無論日本にも、優れたアーティストやクリエイターが数多くいたというのは知ってるんだけど。
 「数字出せや」「結果出せや」「実績作れや」「努力せいや」「コスト下げろや」「冒険すんなや」「納期早くしろや」みたいなのがあるじゃない。
 ある程度大きくなればどこでもあるし、どれも全く無視してものはつくれないんだけど、もうちょっと緩和することはできないもんかな。納期以外。納期はしょうがない。納期は守ろう。
 いや無理かー! 今は特に無理だろうなー!
 まぁこんな身の丈に合わない話はどうでもいい。アトラスとフロムは和ゲーの良心。

 レーティングが緩い、これは素晴らしいことだと思う。
 大体ね、人を殺す映画を見たくらいで、人を殺す奴は何見たって殺すんだよ。
 サイコパスとかそういう頭悪い話じゃなくて、階段一つ飛ばしで人を殺す段階まで行く奴だっていっぱい居る。人間は同族を殺すのに、創意工夫や楽しみや神性を見出す殺戮マシーンなんだから。
 だから若いうちにいっぱい見よう、笑
 正直僕は、人が死ぬ、ぐらいのことで今更驚きもしない。僕に限らず、そこらじゅうの人間がそうなっていってる。
 幾ら時代が繰り返すとはいえ、この流れは相当に気分が悪い。「二の舞だから辞めろっつってんだろがボケがああ!!!」とかやったところで、そいつがクレイジーになっちまう。
 ああ、もう駄目なんだなー、という確かな実感があるよ。僕のゴーストは差し詰め破壊衝動か、そいつが囁く。
 いくとこまでいってしまいつつあるよね、全てが。
 人の死を玩具にするっていう、世界を取り巻く悪意が、今度はもっと大きなものも玩具にし始めてる。
 まぁお前には分かんないだろうから、いいや。分かる人はもう分かってるし。君とか。。。(文章は指で示せないから困るな)

 何が言いたいかって、つまり、レートっていう枷をはめられた、凶暴な獣のような作品に触れたい。
 ア、アダルトな奴。
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