02
2015

5b records presents 「Dream Violence vol.29」 Discharming man 10th anniversary

CATEGORYライブ
 随分遅くなったが、9月12日に
 Discharming man
 zarame
 LOSTAGE
 のスリーマン見に行きました。
 そもそもFEVER自体、新潟に居る時から相当気になってたライブハウスで、しかもそこで僕の好きなバンドだけで固まったイベントだなんて、とってもワクワク。
 東京にまた来た甲斐がある。新潟じゃ絶対ない日だもん。ライブ見に行く遠征はあまり柄じゃないし。
 まず新代田とFEVERのロケーションや雰囲気が凄くよかった。外国のライブハウスに来たみたい。
 僕ライブハウスの逃げ場のない感じがずっと引っかかってたんだけど、それを上手いこと仕上げてる感じ。
 FEVERにはリーバという犬がいて、この日の少し前にあの世に旅立ったそうだ。ライブハウスに犬がいたって、めっちゃいいな…”暮らし”って感じがする。
 僕は犬がいてもあまりじゃれにいったりはしない、遠巻きに見て「いるなぁ」って思って、それで満足するんだけど。
 「いたなぁ」って思うのも同じぐらい好きで、そういう気持ち、とても大事だなって。知らない人やものやことでも。
 「いないなぁ」じゃなくて、「一緒にいたなぁ」って、そう思うようにしてる。あの日あの時あの場所で。

 LOSTAGEはスリーピースになってから初めて見たけど、あ、こんな感じなんだっていうのがまず第一印象。
 音の厚みや悪さは無くなったけど、スリーピースのどこまでいっても音に隙間のある感じが新たな鋭さになっていた。
 個人的にはひとりと手紙、ブラウンシュガー、フラワー、美しき敗北者達が聞けたので満足。MIND JIVEも聞きたかったが、それはまた別の特別な日なんだろう。
 MCで今日いてほしい人が2人いない、という話があったけど、もしかしたらその一人は吉村さんなのかなって思ったり。面子的に。

 zArAme(これが正式表記になったらしい、最近)
 カウパァズのゲンドウさんの新バンド。ナマゲンドウは色々と凄まじかったです。これは言葉にするのは野暮。
 PILのTシャツ着てた。結構分かりやすいメッセージですよね。
 というか、この手の人たちって超誤解されるけど本人たちは凄く素直で全く悪気はない、というケースがとても多いよね。その誤解が彼らを、優しくも空しく哀しい目つきにさせて、余計人をドギマギさせるんだろう。
 勝手な想像だけどね。僕もよくそうなる。
 8年待たせたけど、8年経ってこんなもんだよ、っていう乱暴な言い回しがキュンと来る。女の子がステージ脇でピョンピョンしてたけど、やっぱり娘さんですよね。
 演奏的に凄い人たちが、各々こんなに噛み合ってないライブは初めて見た気がする。全然息が合ってないのにやけに攻撃力が高い。生まれたてでケツに卵の殻ついてる癖に人殺せる雛、みたいな感じ。
 音楽的には揺ラシ続ケルとスパイラルコードの一枚目の中間ぐらい? それにポストパンクのケレン味を足した感じ。
 最近レコーディングが終わって、年内にはミニアルバムを出すという。

 Discharming man
 ナマ蝦名さんも色々と凄かった。っていうか想像以上に身長がでかくてビックリした。あの図体でキウイロールの歌声、飛び跳ね方暴れ方だから、カリスマ性があふれ出てた。
 youtubeでたまたまキウイロールのバカネジを聞いて、思い切り刺さってベスト盤2枚組を買ってしまったという。
 この人の歌は、強烈に優しいのに猛烈に空気を切り裂くという、変わった傑物。唄うとなると一言で空気を変えてしまう魔力を持ってると思う。まさにバンドのボーカリストだなぁ。
 この日でしばらくライブはどうなるか分からない、ということで。滑り込みで聞けてよかった。ブラインドタッチとか。

 終わった後の空気感もとてもよかったです。なんか、平和が来たよ、みたいな笑
 人生で初めてバンドTシャツ買ったわ。何故かNIRVANAとRAMONESは持ってたんだけど、あれはカウント外。LOSTAGEの鹿の骨Tシャツがカッコよかったので・・・。
 最近点描をちまちま描いてるけど、あれは思い切りそれのインスパイアですね。

 具体的な説明に入ろうとすると、どうしてもあの日のエモーションが邪魔をして細かく書けない。手が止まる。
 久々に音を楽しめた日でした。
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