虫の音/ドラッグストア・カウボーイ/俺たちに明日はない/BIRDY

蟲のネオンが臭い

↑誤変換が面白かったので残しておこう。

 11月7日に、弾き語りでも活躍してらっしゃるサトチエさんがやってる、群馬の「虫の音」というお店で紅葉音楽祭が開かれるそうで。
 チバさんの粋なお誘いで、みんなでレンタカーで借りて行く事になりました。
 個人的にはライブというより、旅行の頭でいるんだけど、これめっちゃ楽しみ。
 そんなチバ大三さんのバンド、サヴァン道は関西ツアーと福島いわきに赴き、11月10日に高円寺ミッションズでまた企画やるそうです。
 まだ行けるか分からないけど、またあの衝撃が!と楽しみ。(今の所7~10日は休み取る予定。YUKEも千葉に来るし)

 あと11月18日に、まず釣りをして、一番多く釣った人から出順を決める、という意味不明なイベントのお誘いも頂いてる。
 なんだそりゃ!!? 釣りなんか何年してないだろう?
 それも父と釣れることなく海でボケッとするだけという。(今思い返すと当時の僕はアホすぎた)
 これもライブというより魚が食べたい、という頭でいる。

 で、また最近見た映画。

 ドラッグストア・カウボーイ
 個人的にはこれで、トレインスポッティング、レクイエム・フォー・ドリーム、ドラッグストア・カウボーイと薬物映画の3点セットが決まった。
 今挙げた三つの中で一番地味だけど、一番丁寧で映画的な強度があるのもこれかなと。
 他二つはスタイリッシュさが前に出すぎてて、それはそれでいいんだけど飽きる。もっと言うと、見返すとき一部分だけ見れればそれで満足なところがある。映画自体が映像ドラッグとでもいうような感じ。
 これは大きな山場があるわけでもなく、トリップシーンの幻覚もより現実に近い、気がする。
 これで意図せずマットディロンの代表作を網羅したことになるな。(ランブルフィッシュ、アウトサイダー、これ、クラッシュの4つ)
 最初にクラッシュで見たときは「なんだこの眉毛」という印象しかなかったが、他の3作がスレた美青年なので理解に苦しむ。
 なぜあんな眉毛お化けになったんだ?
 こいつの顔自体、美青年の中でも地味で飽きにくい顔なのかもしれない。ランブルフィッシュとこれは何度か見返したくなる。

 そういえばトレインスポッティングの続編、期待してるっちゃしてるけど、不安も大きい。またトイレ映画になってくれればそれでいいけど。

 俺たちに明日はない
 ボニー&クライドですね。もっと早くに見ればよかった。凄く見やすいし面白い。
 面白いってのは、普通にコミカルで映画としてエキサイティングってこと。
 ボニー役のフェイ・ダナウェイの可愛らしさが凄い。破滅願望のある男の欲望と理想を体現しきってる。画面端でクライドにニコニコしながらラブラブ光線ぶっ放してる姿にキュンと来る。
 バッファロー66’のクリスティーナ・リッチちゃんと並ぶ愛くるしさ。毛並みは違うけど。
 ラストシーンも良かった。全体的にカットがスタイリッシュで、音楽以外古臭さが全然無いね。
 車内シーンが、背景思い切り合成なんだけど、役者達の演技が輝いてて僕はちっとも気にならなかったな。
 オープニングの、クレジットの間に一瞬写真を見せるセンスが渋い。
 もっと話題になってもいいと思うんだけどね。ベタすぎるのかな。すでにみんな見てて話題に出さないのかな。まぁいいや。

 BIRDY
 鳥になりたい青年バードボーイ(バーディ)と、毛があるころのニコラス刑事(アル)の友情物語。これ凄く良かった。最近のベストに入るかも。
 個人的にはアートフィルムと反戦映画、そして青春映画を足して1.5で割ったぐらいの感じ。つまり各要素が漏れてる。
 顔に大怪我をして戦争から戻ってきたアルと、完全に心閉ざして飛べない鳥と化して病院に閉じ込められたバーディのやりとりと、過去の2人の親愛的なシーンが切り貼りで語られる。
 作中非常に影の使い方が巧みだが、この脚本の明暗も希望に満ちた雛、砕け散った羽根という二面性が美しくも哀しい。
 後半は回想が戦争シーンに変わり、悲劇が悲劇を呼ぶような後ろ暗い気持ちにさせられる。
 鳥の視点を獲得したバーディが、鳥の視点のまま戦場を駆け回ってしまうシーンは涙無しには見れない。
 戦争は良くないと言葉で語っても、僕は戦争を知らないからピンと来ない。アルの怪我とかも、ぶっちゃけ自業自得じゃん? だからこんな風に見せられた方がよほど説得力がある。
 鳥から見て戦争は醜い。それなら戦争は良くない、と思った。
 まぁ正直回想は退屈なんだけどね。ジェットコースターで羽ばたいてるバーディの顔に笑った。アルの「何考えてるか分かるぞ」っていうコメントも。
 窓の格子の影が床に十字架として描かれて、その上でキリストのポーズで横たわってるバーディ、というところが最高にお気に入りのシーン。この手の隠喩が非常に多い。
 ちゃらんぽらんなラストシーンも、僕は凄く良いと思った。2時間かけた悲劇が一瞬でコントになるんだから凄いよ。不真面目でも不義理でもないし。

 あと最近これ聞いてグースカ寝てる。リラックス効果すごい。
 
スポンサーサイト