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鳩 正義

Author:鳩 正義
Ghetto HP
Ghetto

出演-------------------
9/8@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
「KANTA dAb dAb Japan Tour」(from Nepal)
21:00~

9/10@両国SUNRIZE
「両国ウルトラソウル ハァイ」
21:00~

9/28@両国SUNRIZE

10/4@両国SUNRIZE
※弾き語りでの出演

10/22@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

11/1@両国SUNRIZE
「両国SUNRIZE 8周年 初日!」

11/5@三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

12/14@両国SUNRIZE
​「???」


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se7en / es / 青春の殺人者 / ウルフ・オブ・ウォール・ストリート / Sink / アンダーカレント

10 16, 2016 | カルチャー

 se7en
 ブラット・ピットとモーガン・フリーマンのサイコ・サスペンス映画。
 「え、今更?」そう、今更見ました。
 めっちゃくちゃ面白い。サイコサスペンスってこの作品当時、90年代半ばってメチャ流行ったじゃないですか。
 パッと思いつくのは今敏のパーフェクトブルーとか。
 そんで僕はそいつがメチャ好きなんですよね。
 無駄のない脚本に敬服した。あと何よりモーガン・フリーマン。
 このオヤジが出てくるだけで映画の価値が150%増しぐらいにはなるね。
 よく出来た話が見たいときにうってつけだ。

 es
 アメリカで実際に行われたスタンフォード監獄実験を基にした映画。
 「え、今更?」そう、今更見ました。
 後半は映画っぽく過剰に盛り上げすぎと感じたけど、概ね先が気になるスリリングな展開で楽しめた。
 主人公に協力してくれる人間がアツいね。こういう展開がいかにも創作チックだけど、見てて力が入る。
 多くの人間は着込む服に性格すら左右されてしまうのだろうね。僕とて例外じゃない。僕もダサい服着てたら自信無くす。
 なんならもう、この映画見て思った感想は「オシャレって大事」ってことだね。

 青春の殺人者
 若い頃の水谷豊が親を殺して破滅する映画。
 言ってしまえばそれだけなんだけど、この気持ち悪い手触り、昔の邦画、というか日本人の中に渦巻いていた熱情と気狂いさを感じるね。
 とりあえず、太陽を盗んだ男を撮った監督の処女作なんだけど、コレの方がよっぽどカルトだな!って。
 とにかくヒロインの大根っぷり以外、役者の怪演っぷりがすごい。みんな狂気染みてる。監督の狂気が感染してんのかな。
 格別、市原悦子演じる母親のクレイジーっぷりが凄い。ドン引き。そりゃこんな母親じゃ息子は頭おかしくなるよ。
 胃もたれするほど邦画、親殺しという厄介な題材を華麗に描いた怪作。
 水谷演じる主人公が、意図してか分からんが、たまに強烈な棒読みを炸裂させるのが笑える。本当に酷い。
 これがこの時代のユーモアというか、ある種の若者のヒューマニティだったのだろうか? ま、それは興味ないや。

 ウルフ・オブ・ウォール・ストリート
 実在する実業家をディカオプリオがノリノリで3時間演じる映画。すげーノリノリ。
 常に薬をキメ、常に女とヤリまくり、常に豪遊し、常に荒稼ぎする。
 大金を稼ぐ人間は皆頭のネジがぶっ飛んでるが、まさにその典型、といった感じ。
 これにビジネス的に啓発されるような奴もいるかもしれんが、僕からすればただのブラック・コメディ。
 ”仕事”も”カネ”も一種のドラッグ、あるいは宗教と同一と皮肉ってるかのような、スコセッシの視点が痛快。

 ジャンゴ 繋がれざる者
 タランティーノなりの西部劇。これも3時間近くある。
 続・夕陽のガンマンへのオマージュが散りばめられてるそうだが、分からなくてもそれなりに楽しかった。
 タランティーノ節は少し大人しめに感じたかな。派手なドンパチが意外と少なくてションボリ。
 折角のカタルシスなんだから、後半もっと撃ちまくってほしかった。相棒が犬死にした印象が強かった。
 トマトジュースが爆発したような異常な出血量と血飛沫の弾け方はとてもグッド、痛快だったね。
 こういう悪ふざけに一番タランティーノを感じたかな。キルビルに輪をかけた感じ。
 全体的には面白いんだが、やや冗長、そのくせ銃撃戦は短い、の二点で大きく格を下げるな。単なる娯楽作品に落ち着く。

 Sink
 「ぼのぼの」で有名ないがらしみきおのホラー漫画。全2巻。
 まずこの人の描く人間を初めて見たけど、意外と板垣恵介っぽい絵柄なんだね。
 難解かと思いきや後半でメチャクチャ分かりやすい解説が入ってきて、すんなりと話に決着がつく。親切極まりない。
 もっと引き摺るタイプのえぐい話かと思ったが、そんなことは無かった。気分のいい漫画でもないが。
 うーん、サラッと読んだから、よくある物質主義の社会に警鐘を、的なメッセージの印象が強い……。
 そんなありきたりなことが言いたいんじゃないんだろうけど……。
 ぼのぼの好きが読んだら、確かにギョッとするかも。って具合。

 アンダーカレント
 これは一巻で完結の奴。これ中々良かった。
 夫が突如失踪した主人公は、失意の中親から継いだ銭湯を経営していたが、仕事を手伝ってくれる男を組合から紹介してもらうところから話が始まる。
 プロットが地味ながら非常に巧妙で、かつコマ割りも丁寧でページ一枚一枚の完成度が高い。
 ささやかな笑いやふとした悲哀を織り交ぜながら、穏やかなのにグイグイと進めていく巧みなストーリーテリング。
 寄生獣の話の進め方とよく似ている。キャラの魅力で話を進めるのではなく、話の進行に必要なキャラを配置していく、というタイプ。
 どちらがいいというわけではなくが、中だるみや子供騙し(悪い意味ではない)的な演出を排除するとなれば、自ずとこういう手法になるんじゃないだろうか。
 特に後半の伏線回収と、登場人物たちの気持ちの収束の仕方がとても気持ちが良い。ここまで手際のいいまとめ方は凄いな。
 変に話がいやらしくなったりしないのもいい。後ろめたさと言うものが全く無く、サーッと引いていく波の美しさ。
 時折こういう漫画があるけど、ホント、こんな漫画だらけならいいなあ。

 ついでに言いたいけど、漫画好きほどこういう漫画を読んでないから、というか多分目利きがクソなんだろうな、だから漫画好きって下劣で嫌いだよ。
 この世で一番”漫画”ってものに凝り固まってるのは漫画好きだよね。漫画しか読まないんだもん。
 漫画しか読まない奴に漫画好きは名乗って欲しくないね。漫画だけじゃ漫画は理解できないよ。
 書籍も映画も絵画も写真も音楽も漫画も嗜んでのアートだよ。どれか一つで出来るものなんて大したことないね。
 ま、飽きて忘れてケツ拭く紙にでもなるのが理想ってなもんなら、それでいいけど。
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