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鳩 正義

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アルコォルとスピリット

04 22, 2017 | たわ言

 引き続きお酒の話だが、今回は切り口を変えて。

 人類は元々狩猟で生活していたわけだけど、個体数が少ないこともあって、病気や怪我を除けば結構悠々自適に生活していたらしい。
 今は労働と云えば一日8時間が基本だけど、大体5~6時間の採集で食料は賄えたらしい。
 その人類が狩猟をやめて、作物を育てる(定住)するようになった理由で二つ、面白い説を聞いたことがある。
 一つ目は宗教が出来たから。
 要するに神を祀る場所、神と交信する場所というのは一箇所にあるから有り難味(信憑性)が生まれるからだという。
 つまり生きる理由(哲学)と帰る場所が同時に出来たから、ってわけだ。
 人類学的にどうかは知らないが、知的生命体の原始的な有り方、あらゆる文化の発祥としては納得のいく意見だ。

 もう一つには、醸造を発明したから、という説。
 酒を作るには作物を育てなければいけない、作物を育てるためには川辺で定住するしかない、ってこと。
 これもまぁ、実際そうかはともかく、そうだったら結構面白い。酒好きが高じて労働に目覚めるとは。
 人類の食料の発展は菌類や発酵無くして有り得ないので、その点では真実味よりもむしろロマンを強く感じる。

 個人的には、さては両方では? と思う。
 そもそも宗教の誕生自体にお酒が深く関わってるんじゃねーの、って思ったりする。
 自分がもしお酒や酔いに無知な状態で酔っ払ったら、極めてスピリチュアルな感覚に陥ることは想像に難くない。
 今は「お酒ってこんなもん」っていう先入観があるから、そんなにぶっ飛んだりはしないけど。
 身の回りが大自然で、野生的、本能的にピュアな状態であるなら、身の回りと一体化することだって出来ると思う。
 極端な話、これが覚醒剤でも麻薬でもカフェインでも煙草でも同じことだと思う。
 要は平常でない状態に一発で持っていける、高揚感がある、それが肝だね。
 神様いるわって思うのも無理ない気がするし、むしろ神そのものと交信することも出来るかもしれない。妄想だとしても。
 っていうか、酔っ払った奴がふかした冗談が宗教の最初だったりしてね。

 そしてその後、お酒の進展を文化的に想像すると、宗教上のご褒美、それ自体が一つの崇拝の対象になったんじゃないか。
 そういう筋書きを妄想している。
 うろ覚えだけど、下戸の因子ってあるとき急に誕生したか渡来したかで混ざったもので、元々は日本人は誰もが分解酵素を持ってたらしいし。
 全員が楽しめるなら、ますますお酒の価値は青天井だ。

 ここから少し本題から逸れる、というか話が拡大するが……。
 そもそも人が気持ちよくなれるものっていうのは、おおよそ作るのが簡単すぎる。
 乱暴に言えば葡萄をぐちゃぐちゃに潰しまくるだけでお酒は作れるし。
 マリファナだって原料の大麻は生命力が強くて育てるだけなら容易な部類だし。
 乾燥させた葉っぱ刻んで燃やすだけよ? 難易度で云ったら線路に置石するのと大差ないだろ。その辺にあるんだし。
 芸術に関しては言わずもがなだろ。音楽なら棒で叩いてビートがあれば、絵なら石や色味のある液体があれば。
 物語やダンスやセックスに至っては何にも要らない。頭と体だけあればいい。相手がいてもいなくてもいい、同性でもいい。
 これらを全面的に禁止したり取り締まったりするのもまた、宗教だったりするよね。特にヨーロッパ系。
 となると、今また北朝鮮が話題になってるらしいけど(世間のことはよく分からない)、ローマ法王なんぞはあの国なんか目じゃないくらい悪の枢軸なんじゃないか、って思ったりする。
 まぁ都市伝説でありそうなネタだな。

 個人的に日本の宗教観は結構好き、というか、合理的だなと感じる。
 今は変なのも混ざっちゃったけど、それこそ八百万の着想は凄く素敵だね。「畏れ」や「敬い」を大事にする感性だ。
 どケチの地主が意地悪したり欲張ったりとかはあったと思うけど、多分お酒にも寛容だったんじゃない?
 民族的にも、風土としても、日本はお酒と相性いいよなって思う。俺はドイツの食生活に憧れるけど。

 度々このブログでも「仏教まじクール。仏陀超ロックンロール」って書いてるけど(そういう意味で書いてました)、
 仏教は超要約すると「極端なのは良くない。なんかいい感じで。今までに何やってても全然アリ。YOU悟っちゃいなよ」ってことだから(違います)、
 お酒や快楽に関しては少し堅い感じがする。頭良すぎというか。
 あ、でもアレだぜ。瞑想なんて頭良い人が自発的にトランスしてるだけで、要は薬物を摂取しないドラッグだからな。
 澄ました顔してよっぽどタチ悪いぜ。

 最後に余談になるが、どんなにクソみたいな酔っ払いでも、眠ったときには皆赤ん坊のような顔をしてるよね。
 苦悶の表情の奴は、多分生まれたときからそういう奴だ
 きっとまぁ、そういうことなんだろ。

 因みにお酒は慣れないと苦いと感じるけど、何度か味わううちに味覚が開発されて苦味も旨味として判別できるようになるよ。
 いっぱい呑んだりベロベロになったりする必要は一切ないけど、長く続く文化には、それ相応の深みや味わいがあるからね。
 それを楽しめないのは損だよなぁ、と思う。下戸の人は下戸なりの楽しみ方が出来たら最高だね。俺は下戸の人と飲むのも好きだよ。
 おしまい。
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