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5/18 三軒茶屋ヘブンスドア

 昨日はたまにある最高の夜だった。
 久々に、いかにも酔っ払いの支離滅裂なMCをしてしまった。ライブが終わって冷静になると俺があの時言いたかったのは「今日、もしかして最高じゃね?」ってことだった。そう言えば良かったのに……まぁいいや。
 いいところも悪いところもものの目方一つであって、あるべきところにあれば結局オールオッケーなんだと思う。どのバンドが良かったとかそういうことじゃねーぞ。昨日はそれがハマッてたんじゃねーかと思う。
 毎回ハマってれば言うことないが、全員が目指すべきところを意識してさえしていれば、そんなに難しいことじゃない。個々の不満とかは関係ない。酷いMCだったが(引きずるわコレ)、実際最高のときはそんなもので揺るがないほど最高なんだから、変な話気楽だよ。普段、神経質なくらいにやってるからこそだと思うが。

 同じ場所でライブやってると何度か同じバンドと対バンするなんてザラだけど、そういうときに大事なのは二回目だよなといつも思う。一回見ると基準が出来るじゃん。あんときイケてたあいつらだ、でも今日はイマイチだな? そんなことは誰だってある。
 でも二回目とか何度目かで見た時に「あ、また良かった」、そういうのが大げさに言えば本物なんじゃねえかと思う。その”もの”じゃなく、そう思えた感性が、ってこと。
 そういう感性の火花が未来に繋がっていくんじゃねえかな。未来とか、一番相容れないやつだが……。
 札幌のバンドに対してお土産を、みたいなことをクソMCの中で言ってた気がするが(あれを言えたのだけは自分を褒めたい)、別にバンドとかお客さんとか関係なく誰しもにそれが出来たら一番いい。
 結果さえ良ければそれでいい、というのは間違いないかもしれない。まず否定はしない。中にはそれでいつもイケてるヤツもいるし。自分のことしか考えてないとかさ。別にそれはいい。
 ただ結果が良いのであれば、どうせなら過程も良いに越したことは無いと、ごく当然に思うだろ。俺も思う。それは繋がりとか仲間とか、そういう人間如きの話じゃなく、世の中に通奏低音みたく流れてる。いわゆるバイブスってヤツだな。
 そういう過程全部をお土産に出来たらいいよな。世の中には色んな音があって、PCがあれば一人で何でもシミュレートできるようにすらなってきているが、「なんでバンドじゃないといけないの?」っていう答えはそこにある。
 手間隙お金時間体力練習、コストって言えばそうだしそれが楽しいってのもそう、苦労かけた分だけ益が出るってわけでもない。
 でもバンドじゃないと駄目なんだよな。それはある種の憧憬ってやつで。
 俺らの時間は俺らが提供する時間ではあるけど、いつかに憧れたものを一緒に眺めるような、そういう時間に出来たらいい。自分さえ良ければいいと俺は全くまるでどーしても思えん。全員良くないとやだ。良くないも良いの一部。全員良くなれ。幸せになれ。
 流行り廃れはあるけど、バンドじゃないと駄目なものに触れられたら「生きててもいいか、死ぬほどではないか」と思えるかな。俺は昔思った。今も思ってる。

 ってなことを言えたらまだよかったなークソッタレが!! また当分喋りません!! それがいい!!
 憧れにタッチできたような気になる夜だった。それが共有できたかは聞くまでもありませんね。
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