FC2ブログ

九月

 最近、「創作は一番の自己分析」という言葉を拾った。本当にその通りだと思う。俺は自分のことが知りたくて歌詞を書いている。
 歌詞は書きたいが、逆に言うとそれ以外で言葉を使いたくないな、と最近強く思う。
 勿論それでは社会生活が送れないが、挨拶とお礼が言えれば大した差し支えも無いな、と日常をすり抜けながら痛感している。
 そして、これだけをしていると、生活は無味乾燥な砂粒一つに過ぎないということも。結局は誰かに引っかかって欲しいのだ。何一つとして。
 こうして日記として記事を書くことさえ辛い。未来の自分への手紙だと思っていることが、唯一のモチベーションか。
 有意義かと言われると困るが、人を信じて、ふてくされて、また信じている、その日々が狂おしく愛おしい。
 安穏、そして陰鬱。きっと俺の目は酷く濁っている。それなのに、手に持っているものがあまりに綺麗だという自覚がある。
 今は、誰のことも信じられない。
 前向きに考えるには、少し傷つきすぎているから、とにかく創作がしたい。俺には創作しか残されていない。

 2018/9/9
 京都 西院Ooh-Lah-Lah
 火暗し企画【共振】
 Ghetto Chapter112「Reality」

 ステージに立つこと、その虚構と傲慢さ、そのことについて何度目かの思索をこの時期によくしていた。
 火暗しやモッフィーさんのライブは勿論よかったし、現地の対バンもここ最近ではずば抜けたクオリティだったと思う。無論俺らも。
 あまりハマらなかったことや得るものの薄さは特に頓着しない。そういう日もある、よく見慣れた景色。あまり期待はしなくなった。
 これからのことを考える。あまり人には頼りたくないし、そもそも頼ることが苦手だ。
 あれだけ日頃衝突や化学反応の是非を人に説いておきながら、つまりは自分自身がそのことに酷く懐疑的なのだと思う。
 また行くこともあるかもしれないし、もう二度と無いかもしれない。
 「良し」としてくれた人に何が出来るだろう、俺自身の力と、同じように思ってくれる人で。これからのことを考える。
 共鳴して頂けただろうか。

 2018/9/16
 三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
 【69addict】
 Ghetto Chapter113
 「The First Picture Of You」

 Garrettの活動休止が発表された。率直に言って限りなくクソだと思っている。それはずっと変わらない。そもそも「休む」って言えるほど大してやってたか?
 内情に関しては外野からアレコレ言うことではないので外面だけ言わしてもらうと、チョーバカ、徹底的にダサい、チンカスだ。
 これからもこんな思いをさせられるなら、本当に誰とも仲良くしない方がよいのではないか? そんな風にすら考えている。友達だと思っていたのは俺だけだったのかなって。あの時間なんだったんだろうって。
 気持ちや行いはどうでもいい。別に無駄だったとも、嘘だったとも思っていない。
 ただ、言葉を返して欲しい。ちゃんと届く人に使いたかった。こんなものに使っていたら、これからのときに安くなる。そんなのは、心底嫌気が差す。

 自身のライブはどうだっただろう。ヤケクソ気味だったが盛り上がってはいたような。あまり安定していなかったことは確かだな。
 誰かが持ち込んだ赤ワインでぐでんぐでんになった俺が伸びてたから、皆面白がっていた。こんな風になるんだねーって。
 こんな風にもなるわ、俺だってふてくされたら。
 ちぇっ。

 2018/9/18
 両国SUNRIZE
 【両国無法地帯】
 Ghetto Chapter114
 「死ねば助かるのに」
 Open18:00/¥2000+1D

 うーん、率直に言わしてもらうと前半は今のSUNRIZE、後半は昔のSUNRIZEってメンツだなと思っていて。
 蓋を開けてみれば、今こそ全てではないか、そんな風に思った。そういう意味では、TEN-SINこそ時期的に絶妙だけど。「今」から記憶には変わらないで欲しい。
 ギターがとてもデカすぎたらしいが、個人的には九月で一番よいライブが出来た。Ghettoとしても。かなり良くなってきていると思う。
 「扉の外の人にも届くようにするにはどうすればいいか、だね」という池さんの言葉が、重くのしかかっている。
 扉の外、概念としても箱の外としても痛烈な課題だ。
 扉は厚く重い。ここにいれば少なくとも不快な思いはあまりしない。
 フロアの出来事が解決できているわけではないが、俺は視点をそこに置きたい。足元をすくわれることもあるが、結果的に遠くを見てこそ踏み間違えない一歩があると思う。
 ま、テンポどおり譜面どおりキッカリシッカリ演奏することではないな、と。そこに行き着くたび、少し笑う。
 俺はGhettoというバンドをやっている。

 2018/9/21
 池袋Adm
 【華より音】
 Ghetto Chapter115
 「BOYS DON'T CRY」
 Open18:30/¥2000+1D

 ライブウィークの三日目。信じられないことだが、全くもって気持ちが切れた。それはもう、驚くほどダサかった。演奏はそこまで酷くなかったはずだけど、とにかく普通に楽しいライブになった。
 ただバンドのイメージという点ではあまりに酷かったのもあって、トリのMyベストテープの心底エネルギーと歓喜に満ちたライブに「タハー、勉強になります」とか思っちゃった。
 いやまぁ、こっちのことは関係なく、アレはいいライブだった。青春パンクがどうとかそんなこともぶっちぎっていた。せいせいしたよ。
 「バンドって楽しいね!」 最近一番聞きたい言葉だったかも。
 俺は変わらずずっとそう思っているけど、正しい瞬間に正しい人間がそれを言ったこと、結構気が楽になっていた。
 そうだよ、バンドって楽しいんだよ。
 こんなに楽しいこと、他にないよ。

 2018/9/28
 三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
 【TURBOBIER Japan Tour】
 Ghetto Chapter116
 「ザンギュラのスーパーウリアッ上」

 久々に外タレとの対バン。結構好きだったな。ワイルドハーツみたいだったし。やっぱりGhettoのウケはよかった。
 しかし俺は最近体調がおかしくて、特に酒がヤバい。理由は分かっている。端的に言うと病んでいるからだ。悪酔いするときは病んでいると相場が決まっている。
 おかげで演奏も甘っちょろければ、終わったあともずっと頭が痛くて気持ちが悪い。早く帰りたい、布にくるまりたい、何もかもを寝て忘れたい、そんな風になっている。酒に失礼だな。他人にも失礼だけど……まぁそれはいいと思う。
 特にシンプルな楽曲や音運びでこそ思うのだが、ライブ次第で激烈にカッコいいなとか、クソつまんねーなとか、音の価値が全然変わる。
 AマイナーがタダのAマイナーに聞こえたら、それは終了のお知らせってヤツだ。
 GhettoがAマイナー使わない理由だな。リスクヘッジ。ハハハ。

 酒との付き合いは少し考えている。別に飲まなきゃならない理由なんてないし、飲まないほうが平均的にいいライブは出来ている。
 けど出番遅いとなぁ……することないんだよね。飲まないと話せないし。というか、感情が動かない。何も思わない。
 この記事を書いている丁度次のライブが四番手の21時からだから困ったもんだよ。なんなら人気のまばらな中華料理屋のややマズイラーメン食って漫画読んでたいよ。
 ライブハウスって結構ヒマだよね。マジで漫画置いてくれたらいいのに。稲中とか。
 自分がライブ前こんなにヨユーぶっこくクソ野郎になるとは思わなかったなぁ……。
 いや、バンドが悪いんだな。
 次のバンドどんなだろう!? とか、メチャ好きなバンドだ!ワクワク! つって待つ時間はあっという間で全然苦じゃないからな。携帯見ようとも思わないし。誰だってそうだろ?
 ワクワクするような転換をしてくれよな。転換もライブだろ。っていうか全部ライブだろ。ああああああああ本当に嫌いだテメーら。俺もアマチュアだが、テメーらはアマチュアのアマチュアだボケカス。部活からやり直してろクズ。
 よく分からん逆切れになった。ま、いいか。整理したら少し元気になった。

 思い出よ、思い出よ。明日は君に友達ができるかもしれないよ。
 仲良くしろとは言わないが、一緒に歩いてくれまいか。
 同じ花や空を見てはくれまいか……。
スポンサーサイト