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HIZUME

HIZUME

家畜小屋で君は泣いてる
焚き火の匂いと草の汁
夜空に蝶の川流れてる
朝が来るまでは傍にいるよ
「嗚呼」

名前は呼ばないようにした
同じ舟には乗れないから
陽気な世界に怯えている
惨めな豚は僕の方だ
「嗚~呼」

一人一人とお家へ帰る
君は独りで砂山を作る
誰も迎えに来ることはないし
特に助けてくれる訳もない
「嫌」

埋めていった、こんな気持ちは
追いかけて、鬼から逃げて
田んぼ道で振り返る度
「影しかない……」と、蹄が割れた

勇者なら君を救えるのか
むしろレベル上げかな?
ずっと友達と思っていたよ
あの角曲がるまでは

殺意は呑気にやってくる
「うん」
望まれて生まれてきたのにね
「うん」

(Ghetto)
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