star guitar

 風邪の尾が長い。咳と鼻水がとまらん。先週からちょっと聴覚もおかしい。風邪でここまでなるか、普通。

 ギターの話でも。
 俺はギタリストでもなんでもない、ただのギターよく弾く人なんだけど、機材オタクとかギターマニアみたいに見られることが多い。
 別に、そんなことはない。
 アンプもエフェクターも特に詳しくないし、ギタリストなんて奴の名前もあまり知らない。
 メーカーもよく知らない。木材の産地や特徴もよく知らない。オクターブチューニングもいまだによく分かってない。なんとなくやってる。
 ギタープレイの95%くらいは「うりゃぁッ!」って感じで弾いてる。このブログもそうやって書いてる。
 スクランブルエッグとかは、フライパンの上で卵を割ってうりゃぁッ!ってやると出来る。
 ハンバーグは、牛肉をうりゃぁッ!ってやると出来る。
 あとBIG MUFFっていう、頭のおかしい人が作ったエフェクターを持ってるんだけど、それを踏めば全部なんとかなると思ってる。うりゃぁッ!の「ッ!」の部分はBIG MUFFが担ってる。

 持ってるギターはこのブログの一番最初に書いたから、説明しないけど、足元も書いておく。
 ギター持ってる人が足元、っていうと、エフェクターのことを言います。
 ギターはエレキギター一本で鳴ってるわけではなく、こういう構造で音が出ます。

 うりゃぁッ!
 ↓
 エレキギター
 ↓
 あの日見た夕日
 ↓
 エフェクター
 ↓
 草原で寝転んで香る風の匂い
 ↓
 アンプ
 ↓
 アンダルシアの犬の涙

 男らしい人はエフェクターを挟まない。アン直という奴だ。アンプに直刺し、という意味。
 俺は男らしいのでエフェクターを挟む。
 真面目に説明すると、以下の通り。

 Telecastar Delexe
 ↓
 Roland FV-50H(ボリュームペダル)→BOSS TU-2(チューナー)→Marshall JCM900(ドンシャリ)
 ↓
 BOSS DS-2(ディストーション、1chクランチ設定)
 ↓
 BIG MUFF(現行USA品。Vol2時、Tone3時、SustainMAX)
 ↓
 BOSS OD-3(オーバードライブ、ブースター設定ゲインやや足し)
 ↓
 MXR Carbon Copy(アナログディレイ)
 ↓
 JC-120(Bass0時、Middle11時、Treble12時、ブライトスイッチオン&チャンネルリンク)

 マーシャルは30cmコーンが四つ、JCは二つなので、計6発鳴らしてることになる。すげーうるさい。
 因みに足元に置いてるのはいわゆる名器と呼ばれるものばかり。気にしないで買った割に評判がいいものが集まった。
 一個ずつ説明する。
 まずBOSSのDS-2。友達から借りパク貰ったカート・コバーンやジョン・フルシアンテも愛用の品。
 通常のディストーションchとミドルをグイッと持ち上げるターボchとの2ch仕様だが、2の方はまったく使わない。トーンを絞れば、グランジ系のストロークやギターソロ最適、とか言われるが、音が全然好きじゃない。TS系の使い方も出来るが、BIG MUFFがあるから要らない。
 だからただのディストーションとして使っている。これもあまり気に入ってない。
 因みにカート・コバーンは初期にはこれの兄弟機のDS-1とSD-1と愛用していたとか。別に興味ないね。同じ機材でも同じ音が出るわけじゃない。ましてやカートのギターの音は別にそこまで凄いと思わない。
 基本的にBOSSのエフェクターはシングルコイル向けという印象がする。ハムバッカーだと繊細な設定を読み取りきれず、ただの安っぽい音になるというか。
 じゃあなんで使ってんだろう。それは見た目がオレンジだから。オシャレだからです。

 BIG MUFF。これもJ・マスシスやビリー・コーガンなどのグランジ、オルタナ系ミュージシャン、ジミヘン、サンタナなどの名だたるギタリストの足元に長らくいるツワモノ。
 とはいうものの、製作会社のエレクトロ・ハーモニクス社は何度も倒産したり、買い取られたり、ロシアへ行ったりと忙しい会社で、製品も何度か変更が行われている。
 ロシアに会社があった頃の製品はロシアンマフと呼ばれ、アーミーグリーンの塗装が有名。サウンド的にもオリジナルUSA、現行USAと比べてディストーション味が強く、使いやすいと言われている。
 BIG MUFFが使いやすくてどーすんだよ。BIG MUFFと見るとすぐロシア製を推す奴はなんにも分かってない。
 また、オリジナルUSA版にも蛍光ブルーのバージョンがあり、これはビリー・コーガンが愛用していた。まんまSiamese Dream期のビリーの音が出る、とのこと。
 個人的にはダイナソーJrのJ・マスシスの使い方がマフの理想形の一つ。もはやコードが単音になるほどの潰れ方。延々とソロを弾き続けられる倍音とサステイン。リバーブやディレイを付加すると一瞬で音の壁が発生し、シューゲイザーの飲み込むような轟音が発生する。
 ちなみにBIG MUFFをカテゴライズする際に、ファズに入ってることが多いが、違うと思う。
 厳密にはファズはファズフェイスやファズファクトリー系だけだと思う。BIG MUFFはディストーションとファズの間といったところだ。PROCOのRATも同様のポジションだが、これまたBIG MUFFとは似ても似つかない。
 BIG MUFFはBIG MUFFってことだ。
 因みにUSA版も現行が一番使いやすい。トーンを足すと高音がビリビリしてケレン味が効くし、ミュートバッキングも俺みたいに上手ければザクザク刻める。低音弦の単音、パワーコードもブーミーでスウィート。音圧もある。空間系を足してハイポジでソロを取ればリードもいける。あと耳に痛い、キンキンするといったことに無縁なので、ボリュームつまみを存分にひねって爆音を出せる。そしてPAさんに怒られる。
 問題は繋いだ後、バイパス時に結構な音痩せがあるということか。俺のギターは中低音の倍音が多すぎるから、痩せて丁度いいんだけどね。

 BOSS OD-3。これは使用者はよう知らんが、OD系ではこれとOD-1、TS系、Klonのケンタウロス、full toneのOCDの評判が高い。
 個人的に今挙げたODの中で一番ダサいのがこれ。見た目は一番オシャレですけど。
 俺は中古で、先にギターを弾いてた友達に「これは買ったほうが良い」と言われて、鵜呑みにして買った。あの頃は素直だった。
 結果俺の足元に一番長くいるという。
 機能としてはOD、ブースター、ゲインブースター、どれでもほぼ満点の役割。ハイ落ちが激しいので、トレブル押しは向いてないけど。ギターにとっておいしい中域成分をかなり俺好みに仕上げてくれる。
 ただし、これもシングルコイル向け。現状のギターだとやっぱり安っぽい音になる。
 でも見た目がオシャレだから使ってます。OCDとかケンタウロス、ダサすぎでしょ。これこれだよ。
 うーん。。。

 MXR Carbon Copyも評判いいみたいだね。お勧めのアナログディレイとかでよく見る。
 個人的にも、アナログディレイのツボは全て抑えているな、と思う。これも評判を知らずに、見た目で買った。オシャレだったから。
 ショートディレイでリバーブ的に使うも良し、ちょいと深めにかけて反響音とフレーズを絡めても良し、ロングディレイでソロの残響に使うも良し。アナログの割にはディレイ設定も600msと、まぁまぁ長めに出来ることが強みだ。ま、デジタルは最大2000msとかザラですけどね。忘れた頃に鳴る。
 発信も出来るし、mod機能でスイッチ一つで音を揺らすことも出来るし(つまみが蓋の中でちょっと面倒だけど)、アナログでこれ以上は特に望まないかな。
 ただこれ、電源の位置おかしくないか? 横って。しかもシールド端子のすぐ下って。アレは参ったなぁ。ボード内の配置に大いに頭を悩まされた。

 エフェクターを買うときは、他人の意見を微塵も参考にしないし、勢いで買うので、結構失敗も多い。上記の奴は、チューナー以外一度は「これ買ったの失敗した」と思ったものだ。
 安いものではないので、ええーいと弄ってるうちになんか良くなってきたかも、というのは、なんでもそうだな。道具全般。
 大事なのは結局愛情ということか。
 そういえばBOSSのフェイザー(緑の奴)も持ってるけど、モジュレートが一個壊れて作動しなくなったから使ってない。誰か買ってくれ。2000円でいいや。ちゃんとフェイザーは出来るぞ。綺麗だし。
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