12
2013

Nowhere

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 最近無力感のような倦怠感のような、季節の変わり目はいつもこうだね。トラウマやジレンマが積み重なって、腹の中はグルグル回って、目に残った光の残像はピエロが笑い、まぁスランプって奴。
 消化器官が消化期間で、こういうとき無理にひねり出そうとするとロクなものが出てこない。
 かといって何もしないのも良くないし、っていうか暇だし、とりあえずやっとくとスランプを抜け出したときにアイディアが止まらない状態になる。
 こういう状態はトランセルみたいなもので、怠けてると一向に成長しないんだな。バタフリーになれない。
 ところでバタフリーってアレ、蝶でいいの?蛾はモルフォンだしな、やっぱ蝶なんだよな。バタフライの変形だしな。どうみてもアレも蛾だけど。蛾はグロいけど、結構好きだよ。デザインがね。並みの蝶より好きだな。結構よく見るとクール。羽根の動きが気持ち悪いんだ。バタバタ、バタバタバタバタ。痙攣みたいだし、ガガガッていう動く音もやばいよね。半端じゃねえ!

 爪です、傷で、腹の横に切開のあとが残って、胎の字、赤い花、散華したんですか、ハラワタは黒い罪と蛆になりましたか、反射している、ガラスと鉄球、チラシを蒔いた、種を蒔いた、灰色の人が踏み潰す、靴底は割れ、破け、銜えたパイプは垢がこびりついて、吐き出した紫煙は輪郭を揺り動かし、爪です、刻み込まれた皺を黒い汗が伝う、黒い雨が伝う、黒い指が伝う、ベロシティ、もうすぐ生まれるはずの雛を食べるベトナム人、火あぶりの受精卵、バロット、古典、様式、反射している、吊るされたカンテラが七色のハロ・グレアを生み出し、虹彩は頭の後ろに後光を作ってあなたが笑う、彩度が滑り続ける、同じ明るさ、アンダンテ、ガエル・ガルシア・ベルナルの睫毛、瞳孔、揺れ動いている、ミズーリ州、ミネソタ、アンゴルモア、反抗期、モンゴルには行きたくねえ、バイブスを貫くローターを貫く母体を貫くエンジンが頭を貫く、同期している、頭蓋骨の裏に蒙古斑、青い海、白い雪、逆、死の灰、黒い雪、赤い海、25時間、火星の生命、タコ糸、爪です、コートジポワールではそう言うんですか、マザー・グース、犬歯、瘢痕、香、汗まみれで、風呂上りの君の濡れた髪がうなじにこびりついて、団扇を仰ぐ、ねぇ、息苦しい、空回りする扇風機、殺してしまえばいい、惨めな犬、片足の無い犬、トカゲ、拳骨、とうとう、等々ここまで、色々は一個を意味するんですか、君の仕草、後ろ指、後ろの正面に向かい続けている、振り向かないで、粉々の魂、テリブル、揺り篭、向日葵、鼻水まみれでまぁ、泥にまみれてまぁ、可哀想に、およしよ、羽根をもぐのは、花があったのに、いつか散ってと、いつもいつも同じことを、似合わないことを、無理なことを、ざまあないことを、後悔、そうかい、分解、一体、立体、三対、挽回、地引網、漁師の歌、同じ夢、水平線を見続けている、目白、水兵帽、偽者、そうですよね。
 そうでしたね。
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