ゲロとクソにまみれた掃き溜め

君を忘れたくないから、君を赦しはしないよ

Evergreen/Neverblue

 物事はとても深刻で、いつも脅かされていて、生態系は確実にこのままだと滅ぶのだろう。
 なのに、おふざけみたいな出来事が水槽の中には蔓延してて、お祭り騒ぎをしながら品の無い婦女や、低俗な男たちがメッキの金属のような寝言を吐いて笑ってばかりいる。
 本当に変える力を持った世代の大多数と、そいつらの持つ金は税金と金属の箱とダサい服と似合わない髪形に吸い取られている。
 物知り顔で単語ばかりうず高く並べるバカな隠者は、今日も独り部屋で悟った気になってんだろう。
 水槽に残っているのはもう、取り残された人間と、自分の意思で残った人間と、ただのそれだけ。
 その中でも取り残された人間はあまりに多く、無知蒙昧で卑劣な騒ぎ方を辞めたりはしない。
 それはまるで最後の宴のように。
 それはまるで教訓めいた皮肉な寓話のように。

 花から溢れる泡が宙に浮いて、パチンパチンとビロードの上で弾けて腐った魚のような匂いが立ちこめる。
 眩しい光も突き上げるような振動も、頭を揺らすような高音も、全てガラス越しの出来事のよう。とうの自分は冷めたオイルの中。
 みんな浮ついた気持ちで身体を揺らしていて、操り人形にでも見えてんだろ。
 子供じみた言い訳もいいさ、見え透いた冗談もいいさ、そうありたいと自分を偽るのもいいさ。
 でもそれは、実体験を伴った確かな温度の低さ、極限まで張り詰めたあとに弛んだが故の余裕ってものに、いつだって容易く敗北して、幼稚に見えてしまうものなんだ。
 小賢しいチャチなアンテナで、なんでも拾ったつもりか、それとも、同世代よりは少しは詳しい程度のつもりか。
 そんなものはより素直で、柔軟な者に負ける。そんなものはより恵まれ、多くの縁を持つ者に負ける。

 でもそんなのは嫌なんだよね。幼稚なのは鬱陶しくて惨めで哀れで無様で格好悪くて、だけど一番綺麗なところも残ってるんだ。
 枯れることも、咲く前も、枯れた跡も、枯れないように努力することも、それでもやはり枯れることも、全て見据えて綺麗だと思うこと。
 それだけ辞めなければ、いいんだよ。

 水の中で僕の花は枯れました。
 そして泡になって、油膜の七色の向こうに消えました……。

月凍リ仕舞 -ふたり-の舞台裏


 2017/12/14(Thu)
 Ghetto×両国SUNRIZE共同企画
 Chapter75
 「月凍リ仕舞-ふたり-」(世界の合言葉は、かなしみ)
 Open18:00/Adv2000yen
 [出演]
 Ghetto
 PUNiK
 Garrett
 中古U.F.O.
 arahabaki
 火暗し(京都)
 小倉"モッフィー"北斗
 大河内大祐
 With the Biggest LOVE/HATE.

 云いたいことは山ほど有るけれど、真っ先に言いたいのは「スレスレでもSUNRIZEに恩返し出来てよかった……」ということです。これは俺にとって本当に大事なことで。
 それが成り立ったのはもう、あの場にいた全員のハートと行動があって成り立ったもので、これ綺麗事とかじゃなくてただの純然たる事実なので、心底全員ありがとよ。押し付けがましく勝手に有難う。一人でも欠けたら結構マズかった可能性大いにあるます。このギリギリ具合が俺ららしくもある。やれやれ。
 只この日何らかの事情により来れない人というのもポツポツいるけれど、正直そこは気にするところではなくて、俺たちがこの日と同じぐらい、かつ一回目二回目の企画出演全員分の熱量を背負うぐらいのライブを、今後なんてことない普通のライブでも大事なイベントでも巻き起こしていかなければならない、そういう単純な話。気にしないで。
 日々の暮らしの中、タイミングや生活っちゅー事情が貴方にも俺にもある、でもその事情よりも図抜けて、特別大事なこと、「貴方がいる日に最高のライブをする」、これは俺の中で歴然としてるの。
 いついかなるとき、何の理由も答えも無く、”そこ”を目指さなければならない。何故なら俺はステージに立つから。頑張る。
 要するにまぁ結果から云うと、多分この日より凄いライブ、Ghetto何度もやってます。演奏のコンディション的な話ね。しかもなんてことない日に。又は誰かの大事な日に。
 いやね、クオリティ目線の話をすれば本当に俺の実力不足というか器が小さいというか体力が無いというか、何割かは明らかに俺の胆力の問題なんだよな。これ以上は愚痴になるから辞めとくわ。今回も正直助けられた、でも俺は助ける側になりてーからマジで成長したい、ビッグになりたい、そういう思いが凄い。
 Ghettoをそういう形で貴方に届けて生きたい。
 今はただただ疲れきって次の構想も思いついてないけど、また楽しいことがしたいね。

 この日出演の全員を総括して言うと、「第一印象から決めてました」って感じです。一回目もそうでしたけどね。
 そしたらなんだよ、どいつもこいつもGhettoの首を狩るとか潰すとか勉強させてもらいますとか殺すのが惜しいと思わせるくらいのライブするとかクソみたいなライブする奴は死ねとか。治安が悪いよ。縁起も悪いし。(デレデレ)
 なんで俺やGhettoが関わる人って口が悪くなるか、元々悪いんだろう。お前ら言霊って知ってるか? 発した言葉は自分に返ってくるらしいぞ? 気をつけろよ? 俺はそんなお前らが(ピーーーーーーーーーーーー)よ。ウフフフフ。

 (休憩)
 ライブの内容は乖離。さんがフェティッシュに書いてくれたので、オーガナイズ的な部分で吐露していこうと思います。

 大河内大祐
 前回のヘブンスとの共同企画はgloptinがトップバッターという大盤振る舞いだった。個人的に。
 今回大河内くんに切り込んでもらおう、というのは俺の中で企画の話が持ち上がった段階で決まっていて。
 やっぱり企画というか祭りというか、そういうことの何よりの醍醐味は普段ならやらないような贅沢だと思うわけだ。
 大河内くん以降の出順は、内容よりも進行重視で、言ってしまえば成り行きで決まっていったものなんだけど、彼が一番手だったらどんな形でも結構スンナリいったと思っている。
 来年友川カズキのオープニングアクトという大勝負を控えて、以前よりも更に鋭く重くなった演奏はこの日がどういう日なのか、他の出演にもお客さんにも痛いほど伝わってましたね。
 リクエストはしてなかったけど、youtubeで惚れ込んでた「蛍光灯」と「夜汽車」が生で聴けて俺は満足。特に「反省」は良かった。
 
 弾き語りとバンドで聴き方を分けるのは、俺はバカらしいと思ってて。何せ、どっちも只の音楽だろ。持って行き方さえ考えれば、バナナ豆乳の夜明けでモッシュ起こさせるのも出来るワケで。
 特に大河内のボイシングは重層的で、オーケストレーションの視点を持っていることがポップさと迫力に繋がってると思う。打ち込みも手掛けてるからかな。
 つまり、音の構造と発想がそもそもバンド寄りなのを上手く弾き語りの手法に落とし込んでるから、本来バンドとして聴くのが正しい。勘違いしないで欲しいのは、そこらの女子大生や前髪キモ男がクソコードに自分の妄想貼り付けるだけのダニみてえな弾き語りは「弾き語りの亜種みたいなもの」であって、彼がやってるのが本来の弾き語りなんですよ。彼の”界隈”での厳しい戦いは今後も続くと思います。頑張れ。
 なので、ザ・ライブハウスてな具合の段取りの中で彼が炸裂したのは、狙い通りだったけど気持ちよかった。てめーら分かってるじゃん。分からせたのは大河内の力ですけど。

 開場と同時スタートだと、どんなに入場と受付急いでも最初ちょびっと聴けないよー、という意見も貰っていたんだけど。
 得てして悪戯っていうのはそういうもんだということで、俺の茶目っ気で勘弁してつかァさい。

 中古U.F.O.
 俺は見るのは初めてだったんだけど、youtubeで事前に曲だけさらってて。あと乖離。さんの推薦なので100%信頼してました。
 なんで出順ここだったかというと、機材の配置が他と違って時間掛かるから。それだけ。Ghettoさえ含めて云えるんですけど、全組がどこでもよかったんですよ、本当に。ゲッターロボと同じシステム。三つの飛行機が合体する順番で性能が違うロボが三体出来上がるシステムなんだけど、あれと一緒です。この日のメンツは。

 リハのときから機材トラブルが頻発してて、けどまぁ全然心配はしてませんでした。なんせ信頼100%の乖離。ブランドやからな、俺からすると。ついでに言えば心当たりがあるな、その感じ。天狗。天狗の仕業なんですよアレは。ああいった類のトラブルは。
 ベースとドラムのツーピースは他にもいるけど、俺この人たちが一番好きだな。一応歌モノだから。単純に幅が広がるよね。ぶっちゃけベースとドラムだけじゃどんだけエフェクティブなサウンド出しても飽きるよ、音色的には。音楽的にはどうでも、ライブだとキツいかなー。中古UFOぐらいポンポンポンポン手品が飛び出すのが一番いい。足りない部分をどうするかっていう創意工夫が楽しめるのはむしろツーピースならではの魅力だよね。
 ツーピースって、バンド(複数編成の奏者って意味)として55%ぐらいのことが多いけど、中古UFOはれっきとしてバンドだった。しかも変てこでカッコいいバンドだった。また宝物を見つけてしまったか。シメシメ。(悪い顔)

 あとはドラムの人が好き。凄い打たれ弱そうだけど大丈夫なのかな。心配はしてませんけど。

 火暗し(京都)
 ぶっちゃけて云いますけど、Ghettoってヒップホップ用語的な部分もあるんで、そういう体裁が欲しくて呼んだ。ワハハ。勿論ライブやハートが好きじゃなかったら呼ばないよ。でもあえて選べば、って話ね。
 最初息巻くのはいいんだけど、実はビビリなところも、でもそこから逃げないところもひっくるめて好きだね。彼のことは。結構扱いが雑なのは後輩だと思ってないからです。戦友。
 Tha Blue Herb好きが彼にピンと来てるのも俺からすると「だしょー!? いいっしょー!?」って感じ。

 裏事情になるけど、もう一人俺が両国で出会って凄くいいなぁって思ったラッパー(これもポエトリー寄りのスタイルの子)とぶつけて火暗しと彼の掛け合いにする構想もあったんだけど、これは平日イベントの辛いところで実現が叶わなかった。でもどこかのタイミングで必ずやりたいね、絶対面白いよ。
 とはいえ結果的に15分二回の彼の2ステージっていう編成は、進行の中でかなり効果的だったね。彼の力量があって成り立つことだけど、結構スッと来たでしょ? 大河内からarahabakiまでの流れは一つのミラクルだと思ってますよ。

 中古UFOと火暗しは両国初出演ながら、店長の池さんも気に入ってもらえたようで本当に嬉しい。火暗しに至っては次の両国の出演日程決めて帰ってることにウケた。
 皆の魅力が最大限伝わる形にしたかった。両国でやる意義も意味も必要だった。でないと呼んだ意味が無いし、共同ってことにもならないし、企画出たくなくなるでしょ? それは困る。どれが欠けても困る(笑)
 彼の残した悪戯にはニヤニヤさせられたな。
 あ、あと立川で帰れなくなったら四の五の言わずにウチに来い。帰れるときでもウチに来るといい。

 arahabaki
 なんというか、クラスだと属してるグループが違う顔見知り、みたいなもどかしさは有るんだけど、俺は彼らのこと凄く好き。読んでる本とか気になってちょっかいかけてそう。もっと仲良くもなれると思うんだけど、お互いまだ仲良くなり方が分かってない。あ、でもこの日の終盤はなんかちょっと掴んだかも。気のせい?
 他のメンツがGhettoへの敵意剥き出しなのに対して、arahabakiもそれにふわーっと乗っかる感じだったけど、実のところ同じくらい気持ちは熱かったんじゃないか、という。どうだろ。ま、俺はそう受け取ってます。

 ただね、「今日集まってるヤンキーたちに対して僕ら優等生的な感じで~」って云ってたけど、彼らみたいな長尺の曲が多いバンドこそオーガナイズ的には不良そのものだからな! 扱いが難しいったら無い!!
 曲調が叙情的になればなるほど、実はライブを一日としてみると大冒険になりがち。まぁ好きだから関係無いけどね。
 サウンドは分かりやすく云えばenvy基調のポストハードコアに北欧的ポストロックだけど、もっとマスに、でもホットになったら面白いと思うんだよな。Ghost and VodkaやTTNGみたいのが混ざっても面白いかもしれない。瞬間的にはあるんですよ、情熱と刃が嚙み合うところが。あれが30分間の中で突き抜けた渦になったら、arahabakiもっと化けるなぁ。見てみたい。
 総エネルギーとしてはやはりmizuirono_inuとの越谷イージーゴーイングスの時より平和だったかな、と俺も思う。まぁそれはいいんですよ。生命力というか、強かさは着実に身に着けてきてると感じたから。

 何目線か自分でも分からないけど、どう育っていくのかが気になるバンド。あのサウンドであの人間くささが本当にどーにも面白い。一線を画す何かが絶対眠ってるはず。
 そりゃあ意気投合は大好きだけど、謎の共感それ一個を頼りに歩み寄っていく、そういうのドキドキするでしょ。そんな感じ。また遊びましょうね。これは根深いですよ(笑)
 余談ですけど、彼らを観にmizuirono_inuのRAINさんが来てたのは「オッ!」って思いましたね。だよな!ってのもあるけど。ここに関しては多くは語るまい。

 で。
 本来はここでもプロジェクターにDVDを流す予定だったが、演者都合でBGMだけ。そういえば、そういうの確認取ってなかったな。アカンな。アカンかったわ。
 ただまぁ程よい談笑タイム、休憩タイムにはなってて、コレはコレでいいかと思った。このスパン無しでこれ以降の流れは、疲労困憊になったと思うヨ。十何組も出るイベントはよくあるけど、休憩は大事です。休憩は大事です。休憩は休憩はきゅうきゅうきゅうけいけいきゅう休憩は大事です。
 お酒(ソフトドリンク)、美味しく飲めました? それなら何よりです。

 小倉"モッフィー"北斗
 ホッと束の間、後半戦の空気に狙い通り切り替えてくれましたね。両国らしさとライブハウスらしさ、あと行儀の悪さが嚙み合ってくる程よいスリルでした。
 アレッ、あんまり云う事が無い。イベンターとしては本当、120点ぐらいの仕事してくれましたよ。完璧。
 結果的には、往年のバント職人というか、アウトコースの弾もキッチリ処理してくれるというか、そういういぶし銀みたいな渋さだったな……。
 ライブ終わりの突如、謎の愚痴吐き捨てが個人的にツボった。「最近クソみたいな対バンばっかやけど今日は最高や!クソみてえなライブする奴全員死ね!死ん(略)」あれ会うたんびに毎回俺に言ってくるんだけど、ついに全員の前で言いなすった。ワハハ。
 何のベクトルか分かんないですけど、帰り際死にたい死にたい俺はもういい、みたいにブツブツ言ってたので、とりあえず死なないで下さい。

 ここまで全員音がデカい。もー、とにかく音がデカい。
 PUNiK
 音がデカい。
 音がデカい。
 フルテンって都市伝説じゃねーのかよ。まぁそれはいいや。
 最近はもうPUNiKのライブ観るときは全部どうでもよくなってくるというか、実際どうでもよくはなってるんだけど、意外と終わりを回収してくれる親切さもあるのがPUNiKのいいところ。
 ドラムが変わってから、演奏どんどん良くなってるなぁ。この日にしたって、この間ワンマンやったばかりって熱量じゃないでしょうコレ。もう生態系が分かんない。俺多分PUNiKのことは、檻の中のライオンを見てるような気持ち。問題は檻がダンボール製だということ。

 Ghettoのために新曲書いてきました、って奴がまるっきり新曲に聞こえなかったのと、HELLOがむちゃくちゃ良かったのが印象的。HELLOもともと良い曲だなーとは思ってたけど、人によっては込み上げてくるような、そんなとこまで曲が成長してきてる。
 あとマコトさんの目が入りからずっとウツロで、大丈夫か……? と思ったら、この間ワンマンのあとのケンカで頭パックリ割って17針らしい。どうなってんだよ。どう見ても強いマコトさんが頭割るって、熊とでもケンカしたのか。目がウツロなのに、ライブ自体はちっとも変わってないのがスゲー怖かった。「そろそろ帰るわ」って言う人に「帰ってください」って言ったの初めてやと思う。

 両国でマコトさんと知り合って、Ghettoを初めて企画で誘って両国の外に連れ出してくれたのはPUNiKだったので、俺としてはなんとしても企画に呼び返したいって思いがあったのね。一回目は都合が合わなくてさ。だからようやくそれが叶って本当に嬉しい。かと思ったら来月誘い返されるという。ワハハ。1/11に三茶ヘブンスです。ご臨終。
 あとGhettoとPUNiKの間柄で「そこ繋がってんの?」って思われがちなのが個人的に凄く面白い。言いたいことは分かるんだけど、逆にそういうところが俺ららしさや彼ららしさだったりもするよね。奇妙で独自なシーンでしょ。
 お互い回りくどいのがめちゃくちゃ嫌いで、だからこそ本音でバカスカ楽しめる、人によっては遠巻きに煙たがる一種の楽園だわな。皮素材の。本当にいい人たちに知り合えたなぁ。これも両国ならではです。

(休憩)

 Garrett
 バンドとしてはベースのリドさんの誕生日企画で初めて見たんだけど、まさかこんなことになるとはなぁ……って感じ。今年の四月だったかな。や、ホント、俺誘われても平気で無視するタイプなんで(自分のメンテナンスに忙しいし)、全然ライブは観に行かないんだけど。
 何でアレは行く気になったんだろう。知り合い作りたい、仲良くなりたい、みたいな目的でライブに行くのは俺の中でありえない部類の行動なので、間違いなくそれではない。きっと嗅覚だろうな。幾つかの偶然が重なって、自然に足を運んだのがこういう結果になっただけ。
 今回唯一、前回から企画に継続しての出演。ツイッターにも書いたけど、俺の性格として「一回呼んだし、もうよくね?」ってなるんですけど、Garrettは不思議と「よくね?」ってならなかったんですよね。これも不思議やけんど。今回にも他におるけどね。
 Garrett側はこの縁を復活一周年だの怪我からの復活だのを節目や運命だの色々言ってますが、もう運命でいいよ。両思いだよ。

 ホントふつーに曲が好きで、ライブも好き人柄も好きっていうのは俺からするとスゲー稀有。フィーリングで会話が成立するのも。特に、結構曲の品質に関しては俺は五月蝿いからね。
 隼人さんが「リドはパッケージングパッケージングってうるせえ」って言ってたけど、俺もそこ無視した人は絶対音楽としてアウトだと思う。お元気なガールズバンドとか、音楽的には全く使い物にならない一過性のクソやと思ってるよ。元気具合はPUNiKいるから他はもう要らねえ。

 ただ出順はやっぱりただの成り行きでして(薄情)、出演が決まってから隼人さんがバイク事故で大怪我したときは「何してんねん」っていうのが率直な感想だったけど、結果的にはドラマが生まれて「おー、転がるもんだね。二つの意味で」と思ったもんです。
 なんにせよ物事続けるためにはドラマっていうのが必ず必要だと俺は思うんだけど、それが月凍リ仕舞に、2回目にして早くも生じてきたことは奇跡だね。
 演奏もバキバキにレベルアップしてて、arahabakiにせよ火暗しにせよ「いい企画は演者を育てるなぁ」と我ながら鼻が高い。
 お互いようやく見つけたライバル。強敵と書いて”とも”と読む。Garrettは本当に、奇妙な偶然というか、Ghettoと同じぐらいなんだよね、色んなものが。だから負けたくねえやって思うし、何度もやりあいてえって思う。
 抱き合ったり握手したりハイタッチしたり乾杯したり言葉を交わしたりあるけど、何より俺たちは愛し合うかわりに殴り合うんだよ。音で。

 Ghetto
 冒頭で書いてるけど、もう少しだけ。音としては結構キツかったなぁ、と思う。これは反省点。自分のコンディションも危なかった。この日の両国のサウンドはマジで重かったのもあるな……。まぁダメな点を挙げたらキリがないから辞めておこうか。次気をつける。それだけ。
 でも俺はね、出演者のライブ全部見たかった。企画者だからとか、演者のモチベを上げるとか、勿論そういうのもあるけど、一人の音楽好きとして、美しいものに単に身近で触れたかったんよ。
 おかげでいいものが見れたよ。あの日は俺自身が見たいと思うライブが沢山見れた。子供の俺だったら狂喜して飛び跳ねてたよ。
 あーでもね、マジかよ信じらんねえって意味でブルってたとこもあって。皆、例えばブッキングでライブしてたらずば抜けて光る部分があって誰もがトリを張れる弾やと思うんだけど、それでも場がアガりきらんのねー!
 アレは俺からすると恐ろしい現象だったからね! お前らはリップサービスとかじゃなくて本気でGhetto潰しに来てたのかと! まぁそれだけ期待されるってのは単純に嬉しいことです。

 最近何度も書いてるけど、それだけ痛感してるってことに、企画の進行って意味でも演奏って意味でも乖離。と川サキの二人には助けられっぱなしで、すげー恵まれてるなって思う。幸せもん。Ghetto自体のドラマも少しずつ、ゆっくりでマイペースだけど三人でしか出来ないものが降り積もってきてるのを実感として感じる。
 ケンカしたり笑ったり協力したり、そういうのが出来る仲でよかった。
 俺らは三人ともお世辞がヘタクソでへそ曲がりで意地っ張りで人よりカッコいいことがしたくて我侭で、好きなものにはちょっとだけ強引で、そういう感じでいいよ。そういう感じがいいよ。
 今時珍しい、普通でスペシャルなロックバンド、Ghettoを今後ともヨロシク。ありがとう。

 そして両国SUNRIZE、様々な面でサポートしてくれて、面白いことやろうって背中を押してくれたのはこの箱でした。
 共同企画といいながらもう、実態は俺のちゃらんぽらんなワガママ放題好き放題を適切なアドバイスと華麗な手腕でいい感じにまとめてくれました。
 そこには、どれも決してビジネスだけでは成立しない細かい気遣いや思いやりが沢山沢山ありました。
 少しだけでも借りを返すつもりが、もっと大きな借りになってしまったな。
 まぁ、いいでしょ。今後とも付き合ってください。東東京最強のライブハウスっていうのを証明していきましょう。そういう野望がある。
 このごくありふれた最高の一日で君をいっぱいにしたい。
 ありがとう。愛を込めて。

 12/14フライヤー表
12/14フライヤー裏
12/14看板

アスカトタケシ、レコ発企画【1.6m】

 よーーーーやくSUNRIZEとの共同企画が終わって肩の荷が下りた気分。これで安心して色々振り返れるってもんよ。
 よく分からんクソみたいな記事で企画前の更新が止まるという、「お前頭おかしいの?」節が炸裂してるこのクソブログですが、あれは一言で云えばマリッジブルーだった。マジで。それか生理が来たのかと思った。
 くだらんオトボケはさて置き、まずはアスカトタケシの企画を記しておくよ。

 2017/12/05
 両国SUNRIZE
 アスカトタケシ/レコ発【1.6m】

 Ghetto Chapter74
 「あなたを掴んでいたのに」
 1.RUST
 2.SOIL
 3.MADARA
 4.OIL
 5.DAWN

 まず一番手の滑稽のドアに笑ったよ。内容じゃなくて、そこが来たかー!っていう。
 滑稽のドアとは実は面識が長くて、新潟GOLDEN PIGSに遠征で来た時に対バンした。そのときは俺と乖離。も上京を心に決めてて、東京からのバンドかーと思ってよく見てました。
 結果さすが東京から来るだけあって狂ったバンドだなぁと思ったものです。ライブ中にステージに下りてきて、ペリカンニューゲートのマサタケさんのビールを飲み干すという、新潟ではあまりお目にかかれない荒業にビックリしたもんです。今は別になんとも……。
 今でこそヘブンスドアに出入りさせてもらってるけど、ヘブンスの名前を知ったのもミケラさんと箱打ちでダベってるときだったね。
 まさかこんなに演ることになるとは。人生って分かんないもんだね。

 Ghettoのこの日のセットリストは、アスカに当てられてしまったけど、アスタケへの手向けになるような曲を揃えつつ、出順的にGhettoらしさやイベントへ貢献できる形を意識しました。俺結構そういうの気遣うんですよ。オシャレなので。
 だからイベンターはGhettoを呼べ。100%バックで呼べ。アスタケ含む友達は勿論別です。一緒に腹を切ろう。
 裏事情をたまには吐露すると、本当は付き合いの深く長い川サキに考えてもらおうかと思ってたんだけど、思ってただけで迂闊に前日になってしまったので、慌てて「これでどうでしょう」と提示した……こういうとこがイケない子なんだよなぁ俺は。
 結果的にはリハの段階からギターの音が出なくなるわ、本番中ストラップピンがぶっこ抜けるわでテンヤワンヤだったけど、そういうとき恒例、Ghettoリズム隊鬼神化現象で乗り切った。困ったことに割とよく見れる。
 まぁ、おかげで俺も神がかり的なアドリブを何発かかましたけど、それはそれとして……。

 アスカトタケシ with Bに関してはもう、蕾が花開く瞬間を見たというか、本当に決定的なものが突き刺さってきて、久々に他人のライブ見てて胸打たれたなぁ。涙腺も緩くなるんだけど、泣くのとは違う、奥歯が震えるタイプの感動。
 特に、いつものアスカの日向ぼっこみてぇなMCからの「生きる力」は、タイトル通り生命力の奔流を感じたもんです。
 アスカのフロントマンとして堂々たる振る舞いと、タケシのまるでギターの妖精みたいに天真爛漫で、かつキレた演奏。セクシーだったよ。マジで。
 with B(この日のリズム隊)はともかく、例えばアスカトタケシトケンジトダイゴ、みたいなバンド編成(壊滅的センス)は本当に視野に入れておいてもいいんじゃないかと思う。一音楽好きとしては。
 自分目線で申し訳ないけど、企画前の演奏がこの日で本当に良かったなと後日思ったし、企画が終わった今も強く思う。

 もしこれを読んでる新潟の俺の友達がいたら、2018年の2月4日の日曜日、この素敵な二人が新潟GOLDEN PIGS RED STAGEでライブするので、良かったら観に行ってやって下さい。対バンもいいでしょう。話すのもいいでしょう。
 とてもいいものが観れます。
 本当です。

 話は変わって、12/11は両国へ言葉翔を見に行った。
 詳細は全部すっ飛ばすけど、ライブめちゃんこ良かった。でもなんか、疲れてるなっていうのも感じたワ。明らかにハードワークだもんなぁ。
 また自分目線で申し訳ないけど、企画前に最後に観たライブが言葉翔で良かったなー、と思ったワ。
 さて、酒が美味しくなってきたな……。

生きていたって、仕方が無い。

 彼という人間はとても愚かで、人の神経を逆撫ですることにばかり長けていて、誰かの一瞬ばかりの笑顔を作りたいがばかりに、とても膨大なものを失う。
 それは別の誰かの笑顔。
 あの人がなんとなくコロッと手に入れる、容易に指先に転がり落ちてくる宝石を、彼は泥水をすすりながら、白い目を浴びながら、嘲笑を浴びながら手に入れて、なのに汚い爪で砕いてようやく得るもの、一瞬の笑い。
 彼は黒い涙を流すのだ、これは目の周りに塗った泥、塵芥が流れているのだ、彼は決して泣いたりはしないのだ、泣くのは人が人を失格した豚のすることだから……。
 それはかけがえの無い物、キラキラ眩しいもの、汗水垂らして得たもの、ただなんとなく潜り抜けて、掌にポツンと残ったもの。
 あなたにとって彼はとても器用か、寵愛を得ることに手馴れた愛想の良い青年に見えるかもしれないね。本当にそう。
 ……。
 とても危うい綱渡りを続けていて、実際のところそれは、少しでも裏返せば「面倒くさい」「また始まった」「調子の良い」「それらしい言葉」「体のいい罵倒」「その全てが自己防衛のため」「ネチネチして」「陰気で」「泥臭くて」「まどろっこしくて」「チンタラしてて」「気持ちが悪い」「気味が悪い」「矮小で都合がいい」「隅っこにいればいい」「存在すら鬱陶しい」「チンケなプライドを守るために必死なのが見苦しい」「意地汚くて」「欲張りで」「一口ちょうだいのその一言も言えやしない」「卑しくみじめで哀れで無様なケダモノ」、そんなところだ。
 彼は厚顔無恥で嫌らしい軽薄な男を演じているのだ。どうせ女には分からない。人権派とやらのフェミニスト風情にも。でもそれがいいのだろう。
 そそて秒針が何週かするうちに、時計は彼を嘲笑うようになって、彼も彼自身と時計を嘲笑うようになって、全世界は彼を笑っていて、確かに笑い声は聞こえるのにそんなはずは無くて、だから彼も釣られて笑うんだ。
 はは、あはは、ははは、これは発作だから、別に辛くはないんだ。

 他人から見ればチンタラしてぼーっとして、まるで木偶の坊は「もうここまで」以上のものを捧げて、所詮人並みのものを手に入れて皆が笑っているのを見て満足するのだ。
 この身体がキチガイどもに隅々まで串刺しにされて、ドブのような血を流しながら、口の端から脳漿を垂れ流しても別にいいのだ。どうせそうでもしないと得られはしないのだから。
 誰もがそうしていることだから。
 でもこの有様を見ればきっと笑いは止まってしまうだろう、だから上手くボールに乗れたら、上手くロープを渡れたら、そして上手く舞台袖に隠れたら、あとは木の根の地に埋まって薄い蒸気を吐くんだ。
 それでいいんだ。
 それ以外は嫌なんだ。
 自分自身を見捨てて、それがいい。これで終わり、この命が終わったら、この鎖はここでお仕舞。

 子供の笑顔を守りたいな。
 子供を嗤う奴はぶっ殺してやる。腸を引きずり出して自前のネックレスにしてやる。でもそんな奴に限ってさっさと引っ込む。
 おまけにそいつは、子供の頃嗤われてた奴さ。低俗なジョークだ。
 俺は子供と一緒に笑いたいな。
 嘘みてえだろ、仕方が無いんだ。他に。
 嗤っちまうよ。

美貌録(昨日まで)

2017/11/05
三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
【TIME of RUDE BOYZ】
Ghetto Chapter71
「TIME of RUDE BOYZ」
1.MADARA
2.SOIL
3.RUST
4.MOON
5.OIL
6.RIVER'S EDGE

 この日は乖離。がメインボーカルを取る新曲の初お披露目。
 変拍子って変拍子であることが一番の特徴になりがちだけど、必要だから変拍子になっただけで、重要なのはクールであることっていう、ごく当たり前のこと。
 何が言いたいかというとカッコいい曲がまた出来た、たまたま五拍子だ。
 そんでランキンタクシーっていう、日本に初めてレゲエを持ち込んだオジサンと三茶のハードコア番長SLANG BOOGIEとの対バン。
 フライヤーのデザインからモロ、ガンジャ万歳って雰囲気丸出しで笑った。
 色々とユニークな日だったけど、印象的だったのはランキンオジサンの哀愁かな……。
 実際はどうだか知らないけど、こういった手合いはたまに見る。まぁハッキリ言うと実力とかじゃなくて、”時代”でメジャーに行った人、業界に入った人。
 こういう人は神輿みたいなもので(特に年季があると顕著)祭りが終われば即お蔵入り、みたいな少し寂しい扱われ方をよく目にする気がするよ。
 多分本当にラブ&ピースでレゲエの精神をピュアに受け止めてて、傲慢になったり尊大になったりのぼせ上がったり、そういうのは一切無いままにやってるんだと思う。
 なんなら、別に歌が上手いわけでも楽器が弾けるわけでもない(知らんけど)ことに引け目感じてるんじゃないかって思った。
 というのもまぁ、仔細は省くけど「場違いでゴメンね」なんてわざわざライブ終わった後声かけてきて、とかあってさ。どっちかというと場違いだったのは俺らの方だゾ。
 ライブ中はあんなに皆ゲラゲラ盛り上がってたのに、終わってみれば時々輪から外れてポツンとしてるそのオジサンの姿に、俺はなんだか切なくなってしまったな。
 場違いなんて無いんだよ、ライブハウスに。本当はね。
 歌詞は下品だったけど、きっととても純粋な人だよ。本当に音楽が、レゲエが好きな普通のオジサンだよ。業界入って長い人とか有名な人って、驚くほどスレてないしさ。
 楽しい音楽のはずなのに、どうしてそうなってしまうんだろう。とても哀しい、大きくて下らない仕組みがあるように感じたよ。

2017/11/07
池袋ADM
Ghetto Chapter72
「地下室の遊び方」
1.ORPHAN
2.RIVER'S EDGE
3.DAWN
4.OIL
5.BLACK
6.SOIL(新曲)

 対バンは……アダムらしいメンツにぶち込みますね! と言われていて、ほう、成る程……といった感じ。
 俺、青春パンクはよく分かんねぇな。そもそも”青春”が分からん。パンクとかロックとかって、それだけで既に包括的な青春だと思うんだけど。なんかトートロジーを感じるジャンル名だ。
 あと青春も甘酸っぱいのから邪悪のから虚しいのから怖いのから一杯あると思うんだけど、青春パンクで語られる青春って一種類しか無い気がする。
 それを「これが青春だ!」って言われても、「ほほう、学が無いですな……」みたいな感想しか出てこないというか。誰このジジイ。ほほうジジイ。
 とはいえ、そういうレッテルなだけで青春パンク全部を否定するわけじゃない。俺もゴイステや銀杏BOYZにはやられたクチだし。175Rとかロードオブメジャーとかモンパチも青パンで合ってる? だったら全然嫌いじゃない。
 「青パンって言われるけど、周りがそう言ってるだけで俺らは好きなことをカッコよくやってるだけ」っていうなら、すっげー分かる。俺もGhettoがサイケとかハードコアとか言われるの全然ピンと来てないけど、別にそこはこっちが指図することじゃない。されたくもない。
 この日もまぁ、良し悪し分かれたのはそういうとこ腹括ってるかどうかでしょうね。

 僕はビッグマウスだから他人のビッグマウスも全然楽しめるんだけど、大言壮語はある種の悲壮感があるから深みが出るわけで、勢いだけで吐くそれはただの”イキり”になっちゃうんだよね。
 青パンとかは関係なく多いよな、こういうイキりは。若いよ。若い。ダイレクトに言うとバカだよ。可愛いけど。
 大きいことが言いたいなら、その裏にある沢山の苦痛や悲劇もちゃんと受け止めないと駄目。
 ビッグマウスのベテランはそう思いましたね。はい。

 一旦ここでGhettoは落ち着いて、11月9日は久々にお客さんでライブハウスに足を運んだ。とうとうたらりの両国企画。
 殆どTEN-SIN目当てだったけど、どうにも殻を割れない藤戸の晴れ舞台を見に行った。
 一番手のE-STONEは去年の四谷のブンさんの誕生日企画で対バンした。スリーピースだと思ってたけど、スタートぐらいの時間に着いたらドラムとベースしかいなくて「え?」ってなった。
 そしたらライブ終わるまでギターは来なかった。立川で酔い潰れてたらしい。クソかよ! クソ過ぎる! 更にクソなのがフロントの兄弟二人新潟出身なんだよな! 本当にクソ! 人の企画なんだと思ってるの!! 面白かったけど!!
 冒頭からそんなヤラカシが発生して「ヤバい日に来てしまった」と後悔したが、TEN-SINのコーヘイさんにターゲットされた俺は二人で延々と飲んではしゃいでたから楽しかったです。飲みに行ったのか、僕は……??
 そうして酔っ払ったコーヘイさん(本当にクソ!)のTEN-SINライブを楽しんで、トリのとうとうたらり。
 内容は、まぁ、いいか……見てるこっちがハラハラした。
 頑張れ藤戸。へなちょこばかりが溢れてる中で、お前は立派にバンドマンだぞ。性格が終わってるけど。頑張ってるぞ。報われてないけど。分かってる人は分かってるぞ。
 そして僕は何故か気がついたら打ち上げに参加してて、何故か主催の藤戸までいつの間にか帰ってる中朝まで楽しく過ごして、一睡もせずに泥酔したまま顔真っ青でバイトしましたとさ。久々に徹夜した……。

2017/11/12
長岡音楽食堂ZERO
「Perfect Day Vol.3」
セットリスト:
1.セミナー
2.フィロソフィー
3.MOON
4.BLACK

 久々の弾き語りは梅さんのお誘いで、まさかの地元へ遠征。
 Vol.1はひょんなことから見に行ってて、「長岡がこんなにおかしなことになっているとは……」と色んな衝撃を受けたものですが。
 自分でやると尚のこと痛感したな。俺の知ってる地元じゃない……。
 元々長岡は音楽のシーンなんて素粒子レベルで存在しない、まったくの焼け野原だったんだけど、今確かに芽が出てきていることを肌で感じた。面白いことになるんだろうなぁ。
 ただ中心がオッサンばっかだから、多少若い人間も関わらないと確実に萎れますね。でも、この芽を絶やすわけにはいかないだろうよ。(他人事)

 イベントの内容は、とにかく木造木造さんが良くて。あと斎藤忠義さん、そして勿論HIROSHI ASAKUSA。凄さのベクトルは皆違うけど、ヒリヒリするようなライブをぶちかますっていう点では共通してる。
 木造さんは前にもライブ何度か見たけど、それよりもずっとずーーーっと進化してて、「こんなん新潟の弾き語りでトップクラスやん」って正直思いましたね。他にトップクラスなのは、俺の知る限り遠征先の言葉翔さんね。
 何がどう凄いとか、そういうのはもう語るのも面倒くせーや。人が音に感動したり興奮したり、飛び上がったり踊ったりするのってなんでだろう? 頭は全然わかんないけど身体は知ってる。この人たちのライブはそこにスンナリ刺さってきたよ!
 以前と比べると多分オモシロ色は少しナリを潜めてきてるけど、代わりにギラギラした本気の対決度が増してきてる気がしますよ、この企画。メンツとかじゃなくて、毎回見に行く価値があると思う。
 あと企画打つ側としては、イベントとはこういうものさ、という姿勢が凄く勉強になった。このタイミングで出演出来て本当に良かったよ。
 人を楽しませるって楽じゃないけど、やっぱりそれ自体が凄く楽しいことなんだよね。先輩めちゃくちゃカッコ良かったです。絶対面と向かっては言いません。

 後日談では梅さんに「鳩君いつ東京帰るの?」って言われて「明日の昼ですねー」って答えたら「そしたら海見に行こうよ」って言われて、本当に柏崎まで男二人でドライブ行きました。
 いやぁまさか梅さんとデートする日が来るとはな……珍しく雲ひとつない快晴で、波も穏やかでエメラルドに澄んでいて、異常なほど健やかなお土産をハートにしたためたよ。
 心が綺麗になり過ぎて、帰りの道中は「このまま帰ったら現実にペチャンコにされる」と思って、必死で荒んだ感情を取り戻しながら帰った。難儀な性格だ。
 唯一の心残りは、まーくん(吉田雅志)とドライブする予定だったんだけど、僕が新潟向かうときにトチってお流れになってしまったこと。ああああ、今思い出しても悔しい……。

2017/11/21
両国SUNRIZE
【両国無法地帯】

 弾き語り二本目。久々の弾き語りが大勝負で入ったかと思ったら、まさかの3連発になるんだから世の中は面白いですね。
 12/14のGhetto共同企画より一足先に、モッフィーさんと再び対バン。なんか僕とセットみたいな感じになってきたけど、僕はそれでとても良いです。
 池さんに「トリやばいよ、キレちゅう」って言われて「なんだなんだ!?」と思ってたんですけど、それで出てきたのがネパールから出稼ぎに来たぼんど餅 フン太朗さん。
 いや久々にあんなに腹抱えて笑ったわ。ミラクル連発の強烈なライブだった。面白かったなぁー。こういうパンチしかない人がいるのが両国らしさだな、と思うときもある。
 突き抜けた個性が見れてホクホクでした。
 あとこの日は体調不良で当日キャンセルになってしまったSARAMIってユニットのカホンの子が、「申し訳ないから」と顔合わせからいて。分かってる奴だなぁと思ったら、なんと長岡出身だった。どうなってんだ??? 僕はいつ長岡の呪縛から解き放たれるんだ???

 因みにこの週末は、外国の親戚が実家に来てたので、また長岡にとんぼ帰りさせられた。マジどうなってんだよ。

2017.11.30
両国SUNRIZE
【両国SUNRIZE 8周年 最終日!】

 波乱の一ヶ月もようやく最後を迎えましたね。この日は、やっぱりTEN-SINのユーイチさんと飲んだくれてました。僕ライブしに行ったのかな……飲みに行ったのかな……? 飲みに行きました。
 12/5にアスカトタケシのレコ発企画にGhettoで誘ってもらってるんだけど、この日にアスタケとも先んじて対バン出来たのは僥倖だったね。片思いな気がするけどメチャンコ意気投合した。もっと早くに話しかけときゃよかったなーって近頃思うけど、多分このタイミングだから色々スンナリいってるとも思う。
 あと両国のお客さんで有名な「ゆかりんか」っていう、あー、グラマラスなお姉さまがいるんですけど。そうだな、蛸壺に似てるかな……当然面識はずっとあったんだけど、遂に対バンしてしまった。もう駄目だ。意外とライブ楽しんじゃったし。

 人間の駄目さ加減と、本気でしょうがないんだけど暖かい下町情緒みたいなんが流れてる、これまた非常に両国らしい日でした。
 やっぱ、ライブハウスに場違いとか無いな。無い無い。勝手に作ってる奴がいるだけ。ぶっ壊すのもまた自由だし。
 癒しが欲しけりゃ動物園にでも行けばいいさ、刺激が欲しけりゃライブハウスだぜ。マンネリした箱は潰れちまえ。くだらねえマナーなんか知ったことか。
 理屈より常識より法律より圧倒的に強いルールが、此の世には歴然と有るんだってことを分からせてやろうじゃないの。

2017/12/01
三軒茶屋HEAVEN'S DOOR
【Run Over Dogs Japan Tour】
Ghetto Chapter73
「BOYZ ON THE RUN」
1.ORPHAN
2.MADARA
3.RIVER'S EDGE
4.OIL
5.悪童の乖
6.SOIL

 タハー! ようやく昨日に追いついた。俺もマメだな。この日は一組目二組目インストバンド、中盤Ghetto、四組目歌ものギターロック、五組目外タレ、とバラエティに富んだ、というか飛び道具しかないような日だった。
 あ、Ghettoは王道だから飛び道具ではないですけど。
 POROROCKSは多分前も対バンしたよな……? ああ、したした。バグパイプがいる外タレが来てたときだ。よく覚えてるなー俺。敵に回したくねえよ、ねちっこくて。(←本当にクソ) なんとこのバンドのギターも長岡でラーメン屋やりながらコッチでライブしてるらしい!!もういいよ!勘弁してくれ!もう長岡の名前はしばらく聞きたくねえよ!
 黒猫財閥は、弾き語りでボーカルのミケさんと一年ぐらい前だかに対バンしてたから、アレをバンドにしたような感じかなぁと思ったら、割と当たってた。なんか久々にこういうストレートな曲聞いた気がする。ジャンプしながらタオルを振り回すくだりがある、とか事前に言われて絶対嘘じゃんって思ってたら、本当に飛び跳ねながら振り回してた。ビックリしたなぁ。
 トリのRun Over Dogsは、今までの外国バンドの中では一番サウンドがゴリゴリしてて結構好みだった。でも見た目の割に演奏は大人しいかもーって思った、思ったんだけど、三茶で狂ったバンドを見過ぎて麻痺してるかもしんない。多分麻痺してるわ。

 この日のGhettoは、多分だけど俺がOILで「FXXK ○○」を連発して、それでハンガリアンどもにウケた気がしないでもない。ふぁっくあべ、ふぁっくとらんぷ、ふぁっくうぉー、ふぁっくそさえてぃ、ふぁっくえびばで、ふぁっけもーるって確か叫びました。要は全員ファックってことだ。
 それか単純に俺らのスタイルや演奏が好みだったのだろうか? とにかく戦友のように握手や笑顔を交わしてすげえスカッとした気分でしたね。
 ハンガリーで見たい! ハンガリー来なよ! 国がお金出してくれるよ! みたいなことを言われてたって後で聞いて、「へぇ、国が音楽に助成金出してんのかよ……いいなぁ……」と違うところに関心してしまった。
 他にも雑誌ライター? の人に海外のインディーフェスなんかにエントリーする気はないのか? 海外でウケますよ、みたいなことも言われてたらしいんだけど、わざわざ留学してまで外国で引き篭もってた人間にはさすがに敷居が高すぎる。日本じゃないのは散々言われてるからもう分かってんねん。僕の愛の大きさはワールドワイドやねん。
 いやまぁ、実際そう身構えなくても、うりゃあ!行くぞ!!ぐらいの感じで全然なんとかなるのは、体感的に分かってるんだけどね。
 全部誰かお膳立てしてくれたら行くんだけどなー! パスポート代ぐらいは頑張って捻出するから! あー誰か段取りなんとかしてくんねーかなー!アスタケが台湾行きたい、挑戦したいって言ってたからそのままGhettoも連れてってくれ。(←本当にクソ)